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1 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:13:53 ID:XBD8C0lI0
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※百物語2015’作品読み終えてること推奨かも※
※EXなので遅刻組の方も安心して投稿出来ます※
〜〜百物語終了後の八月十七日、夜〜〜
(( ^ω^)「いやぁー、今年も百物語大盛況だったお!」テクテク
(( 'A`)「ガチからギャグまで何でもあったな」テクテク
(( ^ω^)「驚いたのは本数だお!」テクテク
(( 'A`)「まさか去年と同じ本数になるとはなー」テクテク
( ^ω^)「……なあドクオ」ピタッ
('A` )「ん?どうかしたかブーン」ピタッ
( ^ω^)「今年は、ショボンも何も言わないおね?」
('A` )
('A`;)
.
-
2 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:18:12 ID:XBD8C0lI0
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('A`;)「当たり前だろ……去年挫折して奴は予告スレで死んだはずだぞ」
(;^ω^)「だ、だおね……ショボンが生きているはずが無いお……」
(;'A`)「さ、バカなこと言ってないで帰るぞ」
ドクオくーん!ブーンくうぅぅん! >
('A`)
( ^ω^)
.
-
3 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:19:02 ID:XBD8C0lI0
-
i .i .i i i .i
|_| |_| |_| |_| |_| |_|
i <(´^ω^`)> どくおくーん!ぶーんくーん!
|_| 三) )三 |_|
< ̄ ̄>
i .i .i i i .i
|_| |_| |_| |_| |_| |_|
('A`)
( ^ω^)
('A`)「なぁブーン、俺にはショボンが蝋燭に囲まれて腰振ってるように見えるんだが」
( ^ω^)「僕ハ分カラナイ、幻覚ジャアナイカナ」
('A`)「そ、そうか百物語終わったばかりだから疲れてるんだな、きっとそうだ」
.
-
4 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:20:09 ID:XBD8C0lI0
-
i .i .i i i .i
|_| |_| |_| |_| |_| |_|
i (´^ω^`) )) 構ってくれないとこのスレ
|_| (( ( つ 丶 |_|うっぜぇダンスだけで埋めちゃうぞー♪
〉とノ )))
(_ノ(_)
i .i i i .i .i
|_| |_| |_| |_| |_| |_|
(#'A`)「クソッ自分でウザイことを自覚してやがるッ!」
(#^ω^)「しょうがないから行こうかお……
ショボーン!!!そっち行ってやるから今すぐソレ止めろー!」
.
-
6 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:34:19 ID:XBD8C0lI0
-
(´^ω^`)「やあ〜〜〜〜〜ようやく来てくれた!」
('A`)「お前生きてたのかよ」
(´・ω・`)「いやぁ去年四十物語投下失敗したジャン?
僕は危うく雑巾絞りでねじ切られそうになったんだけど」
――力が、欲しいか?
(´・ω・`)「って声が聞こえてさ、
――『はい!!吾郎さん!』――
って言ったら復活できた」
( ^ω^)「なんという超メタと喧嘩を売る姿勢」
(´・ω・`)「復活した対価として、
僕はもし今年も蝋燭が四十余ることがあったら今度こそ投下&完走しなきゃねじ切られる呪いに掛かった」
('A`)「えぇ……」
(´・ω・`)「ついでに連帯責任でブーンとドクオも完走させなきゃねじ切られるようにお願いした」
('A`)「マジかよとばっちりってレベルじゃねーぞ」
( ^ω^)「そのままねじ切られれば良かったのに」
.
-
7 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:42:54 ID:XBD8C0lI0
-
(´゚ω゚`)「ともかく!!やるぞ四十物語!!!!!!
ルールは分かってるな!?!?!?!?!?!??wwwww」
('A`)「俺たちは分かってるけど、これ見る奴らは初めてだから分かるわけねーだろ」
( ^ω^)「そもそも去年はスレすら立てて無いんだから、分かってて当然みたいに喋るなお」
(´^ω^`)「いっけね☆ごめんな皆!親切丁寧誠心誠意をもって説明します!!!!!!」
( ^ω^)「首くらいなら僕でもねじ切れるかなぁ」
('A`)「止めとけブーン、ねじ切るなら俺がする」
.
-
8 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 19:59:30 ID:XBD8C0lI0
-
(´。ω゚`) ←二人に首をねじられた
( ^ω^)「これでしばらくは大人しくなるお」
('A`)「じゃ、まず俺から説明していくわ」
('A`)「四十も短編を思いつくわけも無い俺たちは、とりあえず蝋燭に火をつけてから50音順、
例えば『あ』から始まる物語を思いついたやつから三行または一レスで消化する」
('A`)「消化して蝋燭の火を消したら新しい蝋燭を用意して次は『い』から始める。
これを順に繰り返して『や行』『わ行』を抜いた四十音で物語を紡ぐってわけだ」
( ^ω^)「もちろん百物語だから『こわい話』じゃないとルール違反になるお。
百物語なのに敢えて九十九で止めるのは、ショボンがチキって」
( ´^ω^)『だって僕が百取ったら四十ものツケみたいなのが回ってきそうでいやだもぉ〜〜〜ん!!』
( ^ω^)「と言うことからだそうだお」
('A`)「お前ショボンの声色上手いな」
( ^ω^)「今一番不名誉な褒められ方されちゃったお……」
.
-
9 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:11:40 ID:XBD8C0lI0
-
(´・ω・`)b「幸い今年は62ものお題がある、
50音順で詰まった時にはそこから消化しても構わないぜ!!!」
('A`)「ショボン……!生きていたのか……」
(´゚ω゚`)「残念だったなァ……ト リ ッ ク だ よ 」
( ^ω^)「はいはいワロスワロス、さっさと始めようお」
奇蹟……いや恐怖のカーニバル
開 幕 だ
n: ___ n:
|| / __ \ .||
|| | ´(゚) (゚)` | ||
f「| |^ト ヽ  ̄ω ̄ / 「| |^|`|
|: :: ! ]  ̄□ ̄ | ! : ::]
ヽ ,イ / ̄ ̄ハ ̄ ̄\ ヽ イ
('A`)
('A`)「誰こいつ」
( ^ω^)「ショボンだお」
('A`)「マジかよもう怖いんだけど」
-
10 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:22:47 ID:XBD8C0lI0
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※ 注意 ※
・ながらです。全4日編成で開催します。投下時間は夜時々朝です。
(一日目『ア行』『カ行』、 二日目『サ行』『タ行』、 三日目『ナ行』『ハ行』、 四日目『マ行』『ラ行』、 。)
・筆のノリにより開催期間が短縮して早いうちに完結することがあるかもしれません。
あらかじめご了承ください。(期間の延長は基本的に無いよう努力します)
・AAによってどんなジャンルの『こわい』をするかは一応決めてあります。
お好きなAAの話をお楽しみください。
※ 注意 ※
-
12 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:34:35 ID:XBD8C0lI0
-
一日目
〜〜『ア行』『カ行』〜〜
(´^ω^`)「吉幾三!!まずは先手、このショボン様が頂いた!!」蝋燭バッシーン!!!
('A`)「え、もう思いついたのかよはえーな……」
( ^ω^)「主催者だし、前々から考えているネタがあったんじゃないかお?」
('A`)「そりゃそうか、でもさぁこんな調子のショボンがこわいネタを話せるわけ無い……」
(´^ω^`)
(´・ω・`)「それじゃあ行くよ……
【 あ 】 か ら 始 ま る こ わ い 話 を ね ・・・・・・。」フッ……
::(;'A`);^ω^):: ビクッ!!!
(;'A`)(ショボンの雰囲気が変わった!!これは……ヤバいのが来る!)
.
-
13 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:39:49 ID:XBD8C0lI0
-
【あ】:(´・ω・`)
.,、
(i,)
|_|
アナルプラグを
幽霊に
ぶっ差されたことがある
(
)
i フッ
|_|
-
15 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:48:24 ID:XBD8C0lI0
-
(´・ω・`)
( ^ω^)
('A`)
( ^ω^)「あ、はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
あぁあ〜〜〜アナルプラグね!!!ハァ〜〜〜〜帰るわお休みお」
(´゚ω゚`)「んあああああああああん帰らないでええええええええ!!!!
夜はまだ始まったばっかりやでええええええBOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!!」
( ^ω^)「うるせぇ死ね下ネタしか言えねぇのか死ね今すぐ死ね」グキリッ
(´。ω゚`)「たわばっ!!」
('A`)「うわなんかブーンがニュっくんみたいになった、そして華麗な首ひねり」
( ^ω^)「まぁ冷静になってみてみると幽霊にってところがちょっとこわいポイントだおね」
('A`)「アナルプラグなんて変なもの何でショボンが持ってるんだと……
あぁショボンだからこそ持ってるのかこえーなおい」
-
18 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:58:11 ID:XBD8C0lI0
-
( ^ω^)「もう……なんかショボンの首ひねってスッキリしたら思いついちゃったじゃないかお」蝋燭パシーッ
('A`)「あ、俺も思いついたんだけど先に取られたな、
すげーなショボンお前の首ひねればアイデア出るぞ」
(´・ω゚`)「賢者タイムェ……」
( ^ω^)「ショボンちょっと黙ってて、真面目にこわい話思いついたんだから」
(´・ω゚`)「あ、あんまりだァ……」
('A`)「先手切って雰囲気ぶち壊してるんだから言われて当然だと思う」
( -ω-)スー……ハー……
( ^ω^)「よし、行けるお」
.
-
19 名前:>>17 とりあえず全部自分が。行き詰ったらお願いするかも[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 21:06:50 ID:XBD8C0lI0
-
【い】:( ^ω^)
.,、
(i,)
|_|
いつもの帰り道
僕しかいない夕焼けの空に伸びる
僕の手と繋がる頭の影
(
)
i フッ
|_|
.
-
20 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 21:16:18 ID:XBD8C0lI0
-
('A`)「うおぉ〜〜……」
(´・ω・`)「うわっ」
(*^ω^)「ど、どうかお?」
('A`)「良いんじゃないか?
自分の影に頭が繋がってちゃ気味悪くて仕方ないだろ」
(*^ω^)「そ、そうかお?そうだおね!ショボンもそう思うおね?」
(´・ω・`)「あー、僕の後だとインパクト薄くなるなって思った」
( ^ω^)「死ね」グキッ
(´。ω゚`)「あぎゃkhbvidhだscぁい;f」
('A`)「お前自分に素直すぎだろ」
.
-
21 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 21:32:01 ID:XBD8C0lI0
-
('A`)「おっしゃ、次は俺の番だな」蝋燭ファサーッ
(´^ω^`)「ドクオはどんな話をしてくれるのかなッ!?」
( ^ω^)∩スッ……
(´・ω・`)「分かりました静かにしますこういうのは雰囲気が大事なんですよね分かります
かくして私もそこまで空気を読めない人間じゃないんですよ分かってますとも
ブーン君の静かにしておけオーラもドクオの俺そろそろ話していいのかなって
雰囲気も、いえふいんき(何故か変換できない)も十分に存分に感じております
そもそも私が四十物語を始めたきっかけというのは毎年百物語で余ることのある
蝋燭がもったいないなぁ話にも参加出来ないまま終わるのは寂しいだろうなという
一種の情のようなものから始まりましtてべjzふぁldkl」ゴキッ
( ^ω^)
(´ω`)
('A`)「始めていい?」
( ^ω^)「いいお」
('A`)「おし、じゃあ話そうか、つっても【う】かぁ……」
('A`)
('A`)「これって怖いのかなぁ……」
.
-
22 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 21:39:24 ID:XBD8C0lI0
-
【う】:('A`)
.,、
(i,)
|_|
うっかりボールを車にぶつけてしまった
高そうなベンツの車
車から出てきたのはヤクザの組長
(
)
i フッ
|_|
.
-
24 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 21:43:45 ID:XBD8C0lI0
-
(´・ω・`)
( ^ω^)
('A`)「こわい?」
(´・ω・`)「生々しい怖さ」
( ^ω^)「その後何が起こるか容易に想像できるお」
('A`)「そのことカーチャンに話したら今のこの町に引っ越すことが出来た
お前らに会えて本当によかったと思うよ」
(´・ω・`)「しかも体験談かよ」
.
-
25 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 21:55:31 ID:XBD8C0lI0
-
:( ^ω^):「うー、何かドクオの話でブルってトイレに行きたくなったお……」ブルッ
(´・ω・`)「あ、トイレは玄関前だから」
:( ^ω^):「オッケーだお、うートイレトイレ」ドタドタ……
('A`)「え!?ここショボンのアパートだったの!?」
(´・ω・`)「え?今まで何処にいるか分からなかったの?」
(;'A`)「分からねーよ!話の流れだとショボンの蝋燭踊り場所でやってることになってるよ!」
(´・ω・`)「あ、いっけね☆場所書くの忘れてた!」
11 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:23:54 IDharihh00o0 [1/2]
たのしみにしてるハリッホハリッホ
12 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 20:34:35 ID:XBD8C0lI0 [10/18]
一日目【ショボンのアパート】
〜〜『ア行』『カ行』〜〜
(´^ω^`)「吉幾三!!まずは先手、このショボン様が頂いた!!」蝋燭バッシーン!!!
∩(´・ω・`)∩「賢いみんなは一日目の横にショボンのアパートって文字が見えてたよね!!??」
(;'A`)「見えてもいいけど居ちゃいけないのが追加されてるぞ!!!!!!」
.
-
27 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 22:10:24 ID:XBD8C0lI0
-
( ^ω^)ジョロロォォ……
【え】:ξ )ξ )
.,、
(i,)
|_|
獲物はどうやら用を足しているようだ。
私たちはそっと獲物がいるトイレの前へと歩み寄る。
「ふふふ……驚いて出し切ったモノもまた漏れ出るかもね」
私は音を立てないように作業をしながら、『もうひとり』に話しかける。
『もうひとり』は怪しい笑みを浮かべて、動かない。
その笑みは私に向けてか、向こう側の獲物に向けてか。
私は作業が終わった後に、『もうひとり』に話しかける。
「ここは任せたわ。
私は先に行くわね、 シ ョ ボ ン の も と へ 。」
二つの悲鳴が奏でられることを思うと、私も怪しい笑みが零れた。
.
-
28 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 22:15:27 ID:XBD8C0lI0
-
( ^ω^)「ふい〜〜っ、スッキリ爽快だお〜〜♪」ジャバジャバ
( ^ω^)「さてと、まだまだ先は長いお、今度こそ飛び切り怖い話を……」ガチャ
( ^ω^)
( ^ω^)ガチャガチャ
(;^ω^)
(;゚ω゚)「と、トイレの扉が開かないお!!!!」ガチャガチャガチャガチャ
.
-
30 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 22:21:33 ID:XBD8C0lI0
-
(´・ω・`)「ブーンのやつ、ウンコ長いなぁ」
('A`)「ずいぶん待ってるよな俺たち」
(´・ω・`)「しょうがない、ちょっと見に行くよ」スッ
('A`)「えぇ?そんなことしなくても直に帰ってくるよ」
ギシッ
ギシッ…
('A`)「ほら、帰ってきたじゃないk」
(´・ω・`)「待て、何か変だ」
.
-
31 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 22:36:51 ID:XBD8C0lI0
-
【お】:(;゚ω゚)
.,、
(i,)
|_|
おかしいお!!さっきまでこのトイレのドアは簡単に開け閉め出来ていたのに!!
まるで何かに抑えつけられたかのようにビクともしないお!!
まだ百まで話をしてないのに!!ショボンめ、悪戯しやがったな!!!
「ショボン!ふざけてないでここから出すお!!」
僕は大きな声で叫んで、トイレのドアを強く叩き続ける。
「「あぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」」
と、すぐに僕以外の誰かの叫び声が響く。
この声は……ショボンとドクオの声だ……!
「……ショボン?ドクオ!?どうしたお!!何があったんだお!!!」
僕は不安になって、より一層強くドアをたたき始める。
悪戯をする張本人が、あんな情けない声を出すわけがない。
じゃあ、 こ れ は 一 体 誰 の 仕 業 な ん だ お ・・・?
ふっ
とトイレのドアが軽くなり、僕は倒れるようにトイレを出る。
床にぶつかる!と思ったが、僕は何かにもたれ掛る。
ふと顔をあげるとそこには
-
32 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 22:40:33 ID:XBD8C0lI0
-
――、
/(゚)丶_ 丶
/ (● (゚)|
| (入_ノ ミ
| (_/ ノ
\___ノ゙
( ゚ω゚)
「「「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」」」
( (
) )
i フッ i フッ
|_| |_|
-
33 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 22:45:49 ID:XBD8C0lI0
-
ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)
(´・ω・`)
('A`)
( ^ω^)
( ^ω^)「何か言うことあるよね、二人とも」
ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)
ξ゚听)ξ「あっブーンったら、楽しそうなことしてるじゃない!
私も混ざりt( ^ω^)「そういうことじゃねーよ他に言うことあるだろ」
.
-
34 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 23:06:18 ID:XBD8C0lI0
-
川 ゚ -゚)「なぁにハリッホの着ぐるみが百物語の会場にまだあってな、
冷やかしついでにビビらせに行こうってなって」
::( ^ω^)::「ビビるどころの話じゃないお、見ろおこれ立つと足ガッタガタやぞ」ガタガtガタガタガt
ξ゚听)ξ「ちなみに私はショボンたちに扇風機とクーラーの音のする物体を見せたわ」
(゚A`)「心臓が止まるかと思った、実際一瞬止まった、片方の目ん玉開いたまんまになったわ」
(´。ω゚`)「思わず勝手に首がねじれた」
ξ*゚听)ξ「そ れ よ り も !
面白そうなことやってるじゃない!私も混ぜなさいよ!」
川 ゚ -゚)「ツン、私を忘れちゃいけないぞ
私だってまだ語り足りないと思っていたところなんだ」
( ^ω^)「おー、参加に関しては大歓迎だお!
野郎三人じゃ絵的にも話のサイクル的にもキツイものがあるからね」
(´。ω゚`)「ちょ、それ僕の言うセリフdアガガ」
(゚A`)「ショボン落ち着いてその首を治せ、俺も落ち着く」
,
-
35 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 23:11:08 ID:XBD8C0lI0
-
(´・ω・`)「ふーやっと治ったよ……あれ?
【え】と【お】の蝋燭どこ行った?」
('A`)「無くしたのか?」
(´・ω・`)「そんなはずはないんだけど……
でもなんか話をした感じがするんだよなぁ」
ξ゚听)ξ「あ、なんか蝋燭が廊下に二本あったわ、危ないから消したけど
扇風機とクーラーの音のする物体で」
(゚A`)「ひぃ!!」
.
-
36 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 23:40:02 ID:XBD8C0lI0
-
『カ行』突入
〜〜ツン・クー参戦〜〜
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
∧ ∧
(´^ω^`)
ノ( )ヽ
< >
(´^ω^`)「早速で悪いが【か】は貰ったぜ!」蝋燭バギョォーーン
ξ;゚听)ξ「ぐっ、ショボン早すぎじゃないの!?」
川 ゚ -゚)「話によるとショボンは主催者らしいしな、ネタはたくさんあるんだろう」
ξ゚听)ξ「それもそうか、でもこんなふざけた態度でこわいネタなんか」
(´^ω^`)
(´・ω・`)「それじゃあ行くよ……
【 か 】 か ら 始 ま る こ わ い 話 を ね ・・・・・・。」フッ……
::ξ;゚听)ξ:: ビクッ!!!
( ^ω^)「ショボン」
(´・ω・`)
( ^ω^)「絶対変な話するなお」
(´・ω・`)
(´^ω^`)
.
-
37 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/17(月) 23:53:24 ID:XBD8C0lI0
-
【か】:(´・ω・`)
.,、
(i,)
|_|
空の缶ビールを
射精だけでフッ飛ばそうとしたら
ポルターガイストで缶が飛んだ
(
)
i フッ
|_|
-
38 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 00:15:51 ID:z3OK6K5g0
-
\ 変な話するなっつっただろうがァ――――ッ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ‐=≡ ∧_∧
/⌒! ‐=≡ (´。ω゚` ) ド
(_ ( ク ‐=≡(  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ⌒ヽ ガ
\ \ (# ^ω^) 、ヽ从 / ‐=≡  ̄ ̄ ̄ ̄ \ヾ イ
‐ \_ ̄ ̄7 `⌒ヽ ; . ‐=≡‐=≡; : ))) | | ァ
=  ̄ ̄| 八 ノノ′ . : , ‐=≡ / | |
. _ = | | .// W ヾ ‐=≡ / / /し丿 ッ
. _ = ._ 〜ヽ|__/ イ ‐=≡ / / /
__ = ( ̄ (______/Y ‐=≡ / / /
_ = | )ー―‐( 丿 ‐=≡ ( ̄ / /
、 、. | .| \っ \ `:ヽ ‐=≡  ̄(__/
( ヽ: _丿 ヘ. ` ; \ \ ⌒/ ヽ
(´ \.从(___) /`) (、へ(__⌒_)从人/ ;`)
 ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄
(´・ω゚`)「待った!ポルターガイストは悪かった!ありゃ嘘だ!」
('A`)「訂正しなきゃいけないのはそこじゃないだろ」
(´・ω゚`)「あぁ!実は缶ビールは3本置いてた!」
ξ゚听)ξ「ショボンの感覚がどこかズレてるのを今日一番学んだわ」
川 ゚ -゚)「ブーンも苦労人だなぁ」
.
-
40 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 00:30:15 ID:z3OK6K5g0
-
(#^ω^)「はぁ……はぁ……まぁ良いお、
おかげで飛び切り怖いのを思いついたお」
川 ゚ -゚)「私は今全力で暴威をふるうブーンが怖い」
('A`)「ショボンはガチャポンみたいだな、叩けばアイデアが出て来る機械みたいだ」
ξ゚听)ξ三つ「そうなの?フンッ」ボ グ ッ …
(´ω`)「」
(´ω`)チーン
ξ゚听)ξ「起きなくなったけど」
('A`)「ツンさんマジ空手三段ッス怖すぎッス」
( ^ω^)「今かなり鈍い音したお……」
川 ゚ -゚)「続けよう、今日は彼は二度と起き上がれない」
.
-
41 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 00:46:15 ID:z3OK6K5g0
-
( ^ω^)「じゃ、じゃあ続けるお」
【き】:( ^ω^)
.,、
(i,)
|_|
今日あった見知らぬ人と息が合った
見知らぬはずなのによく知ってる気がして違和感があった
僕らが分かれると関係を喰う化け物は違和感すらも余さず喰った
(
)
i フッ
|_|
-
42 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 01:00:25 ID:z3OK6K5g0
-
('A`)
ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)
( ^ω^)「どうだお!?」
('A`)「良いんじゃないか?」
ξ゚听)ξ「悪くないと思う」
川 ゚ -゚)「同じく」
( ´ω`)「おー、三行で怖い話は難しいおね……」
('A`)「良い線行ってるよ?ただなんか惜しいんだよなー」
川 ゚ -゚)「三行より多くで作ってみれば良いじゃないか」
( `ω´)「いや!僕は消化するまでになんとしても三行で怖い話を作るんだお!」
ξ゚听)ξ「ブーンはこういうことは頑固なのよねー」
( ^ω^)「おっおっお、今に見てろお皆をきっと震え上がらせてやるお」
.
-
43 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 01:06:08 ID:z3OK6K5g0
-
('A`)「おし、次は俺が貰うぜ
それじゃあ早速行くぞ……」
【く】:('A`)
.,、
(i,)
|_|
暗い部屋
点けっぱなしのパソコン
親のすすり泣く声
(
)
i フッ
|_|
-
44 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 01:15:29 ID:z3OK6K5g0
-
( ^ω^)「お、おう……」
川 ゚ -゚)「なるほど、シチュエーションだけなら間違いなくホラーだな」
ξ゚听)ξ「自分で状況に気が付いた時も違った意味で恐怖よね」
('A`)「短いニート生活だったけど戻ろうと思わなくなった、怖い」
( ^ω^)「えぐい怖さだお、主に実生活に支障をきたしそうなやつ」
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45 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 01:31:38 ID:z3OK6K5g0
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ξ゚听)ξ「【け】か……次はあたしが貰うわね」
( ^ω^)「おっ、何かこわい話を思いついたのかお?」
ξ゚听)ξ「まぁねー、
つっても私の場合はこわいの位置が違うかもだけど」
( ^ω^)「お?どういうことだお?」
ξ゚听)ξ「ま、聞けば分かることよ……クールはどうするの?」
川 ゚ -゚)「それじゃ私は残りの【こ】を貰うかな、まだ思いついてないんだが
ツンのを聞いてるうちになにか思いつくだろう」
ξ゚听)ξ「それじゃあ邪魔しない程度に動こうかしら」
川 ゚ -゚)「そうか動くのか……え、動く?」
ξ゚听)ξ「ドクオ、 こ っ ち に 来 な さ い 」
('A`)「え?」
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46 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 01:57:28 ID:z3OK6K5g0
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【け】:ξ゚听)ξ
.,、
(i,)
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今朝方、百物語の会場の後片付けと感想会設置準備に遅れちゃったのよ。
そう、ブーンやドクオ達もなんでだろう、って思ったでしょ。
あの時ね、会ってしまったのよ、くねくねに。
そうそう、理解したら発狂するっていうあれね。
まじまじと見て私分かっちゃって、くねくねの正体。でも平気だったの。
そしたらくねくねが怒っちゃって。こっちに物凄いスピードで迫ってきて。
でも近くで攻撃を受けると超遅くて、避けてから顎とこめかみに掌底当てて、
ふらついたときに喉元と鳩尾に同じように掌底ぶち当てて。そうそうこんな感じ。
幽霊にも攻撃効くんだーって思ったら感動しちゃって。
満面の笑みで頬を何度もビンタしていろいろ問いただしてやったわ。
そしたらくねくねしながら泣きっ面してるのよ。もう可笑しくって。
でも私は止めずにどんどん尋問。もう来ないでねって言って離したら一目散に逃げてったわ。
いやぁ、百物語の後ってあんなのが来るから面白いのよね。
(
)
i フッ
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48 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 02:07:36 ID:z3OK6K5g0
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(##)A(#ノ)「ツンさん、何も僕を殴りながら語らなくても良かったんじゃ」
ξ゚听)ξ「あぁごめんね?実際見せた方がはやいかな、って思って
実際はくねくねじゃなくて露出狂だったんだけどね、チンコに蹴りいれたりしてやった」
( ^ω^)「うわぁ……鬼畜……」
川 ゚ -゚)「その露出狂はたまったもんじゃないだろうな」
ξ゚听)ξ「そう思って敢えてくねくねで例えたのよ」
(##)A(#ノ)「別に例えなくても十分恐怖に感じるよ……」
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49 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 02:18:56 ID:z3OK6K5g0
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川 ゚ -゚)「今日のトリは私か、思いついたが大したやつじゃないなぁ」
(#'A(#ノ)「まーだ先は長いんだから、トリだからってあんま気張らなくても良いんだよ」
川 ゚ -゚)つ□「そうだな、ドクオもさっさとその傷冷やしとけよ、ホラ」ヒエピタッ
(#'A(ロロ)「ありがtぎゃああああああああああああ染みるううううううううううううううう!!!」
川 ゚ -゚)「やっぱり傷口にヒエピタはダメか」
( ^ω^)「ドクオ踏んだり蹴ったりだお」
ξ゚听)ξ「本当に踏んだり蹴ったりなのはそこに伸びてるショボンじゃないかしら……」
(´ω`)チーン
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50 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 02:42:25 ID:z3OK6K5g0
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【こ】:川 ゚ -゚)
.,、
(i,)
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ここ最近、何かを煮てるような音がアパートから聞こえるんだ。
決まった時間になると、コトコトと弱火で何かを煮る音がな。
不思議なのは、香りの場所が日ごとに規則的に移るんだ。
私の部屋は2階にある202号室なんだが、
隣にある201号室からはカレーの、同じく隣の203号室からはシチューの、
真下の102号室からはあれは何だろう、トマトの香りが。
それぞれ102、201、203の順番で香りが移る。
どの部屋も等しく同じ時間に、香りだけが日を跨ぐと変わるんだ。不思議だろう?
カレーはまだ分かるが、シチューやトマトの何かを毎日のように食べるのは無理がある。
同一人物が複数借りてるのかと部屋番号の書かれた駐車場をみるんだが、
全部違う車が止まってるところを見ると同一人物が借りてるようには思えないんだよなぁ。
(
)
i フッ
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51 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/18(火) 02:57:23 ID:z3OK6K5g0
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川 ゚ -゚)「ま、全部いい香りするからちょっと楽しんてるんだけどね
今度直接聞いてみようと思ってる」
ξ゚听)ξ「ブーンならどの部屋にいても同じものを食べていけそうね」
(;^ω^)「いくら僕でも一種類だけじゃ飽きるお」
('Aロロ)「どうせなら今度みんなでアパートの住人の真相つきとめてやろうぜ」
川 ゚ -゚)「そう言ってドクオは私のアパートに行きたいだけだろ」
('Aロロ;)ドキッ
川 ゚ -゚)「良いよ、今度皆で一緒に尋ねてみよう」
( ^ω^)「おっおっお、じゃあ予定会うとき行こうお
とりあえず今日は解散だおね」
< そういえばドクオ、そのヒエピタ剥がさないのかお?
< まだいいよ、クーが……何でもない
(´ω`)チーン
゚ -゚)「もちろんお前も来いよな、ショボン」
(´ω`)
(´ω`)チーン
i 一日目 〜了〜
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