■( ;ω;)お題を300こもらったけど短編に収まらなかたようです
└本編Final
└レス有り レス無し
- 196 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:15:33 ID:rv27Nllk0
('A`)
( ω )
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「いた」
今なら、出来る。
全てを乗せて。
この世界の外側の、皆も乗せて。
- 197 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:18:13 ID:rv27Nllk0
( ^ω^)「【気分次第≪アンカーテイク≫】!!」
- 204 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:20:52 ID:rv27Nllk0
- 【気分次第】説明、安価先の能力をブーンが使える。
『〜能力』となるようにお願いします
( ^ω^)「よっしゃ久々にアンカーテイクすっか!!お前ら久々で甘ったれてねぇかお?そんな安価で大丈夫か?」
+('A`)キラーン「一番いい安価を頼む」
( ^ω^)「僕達をハッピーエンドに導くのは、君達の力だお!じゃあいくお!!指定アンカーは――――――」
―――――――――>>215!!
- 215 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 00:22:22 ID:oy5SQR3g0
- 好きなだけラッパをふける能力
- 234 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:26:08 ID:rv27Nllk0
- 『能力が決定しました。』
>>215 好きなだけラッパを吹ける能力
( ^ω^)
( ^ω^)「久々に、やってくれたなお前ら……」
- 248 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:32:01 ID:rv27Nllk0
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
(;'A`)「おい、ブー……ン?どうだったんだよ?お前、能力、決まったんだろ?」
( ^ω^)「……」
ブーンに、言葉は無かった。
代わりに、あるのは……手のひらに光輝く、金管楽器。
ラッパだ。
- 255 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:36:30 ID:rv27Nllk0
- (;'A`)「お……おい!こんな時に何やってんだよブーン!?」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
tanasinnは、動き出す。
手を前に。
目の前の男が吹奏楽部の新人のような風貌に変わってしまったことで、彼も何かを察知したのだろうか。
追い詰める。その男を。
( ^ω^)「……じゃ」
「吹くお」
(;'A`)
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「こっちに……おいで」
- 256 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:37:21 ID:rv27Nllk0
プォ〜。
- 263 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:47:05 ID:rv27Nllk0
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「……あれ」
(;'A`)「え……?」
ドクオはまさに今、tanasinnにブーンが触れられるところを見ていた。
しかし、tanasinnの腕は、ブーンの目の前で壁につくように止まっている。
(;'A`)「……結界?」
その表現が一番的を得ているように思えた。
ブーンは以前として、ラッパを吹き続けている。
( ^ω^)「プォ〜パパパ。パププープォ〜(ドクオ。遅ればせながら、僕がもらった能力を教えるお)」
( ^ω^)「ペッペペプ〜パパ〜。パパーパポープォ〜(【好きなだけラッパを吹ける能力】。この能力が発動している限り、僕の演奏は侵害されない)」
( ^ω^)「パヒパヒポォ〜ププパパー。ポォ〜プォ〜(僕はいまの間だけ、こいつらから干渉されないんだお)」
(;'A`)「え?あ、お、おう……なんていってるのかだいたい伝わるから、おう……」
( ^ω^)「パパー(そうか……じゃあ)」
( ^ω^)「プォオオオオオオオオ!!!!(お願いがある)」
(;'A`)「えっ……お願い?」
- 271 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 00:54:47 ID:rv27Nllk0
( ^ω^)「プォオオオオオオオオオ!!(実はいま、僕が吹いてるラッパ。これは、ただのラッパじゃない)」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「……くそ」
(;'A`)「なんか……特別なのか?」
( ^ω^)「プォオオオオオオオオオ!!(『ガブリエルのラッパ』ってしってるか?)」
(;'A`)「……なんだそれ。しらねぇよ」
( ^ω^)「プォオオオオオオオオオ!!
(ガブリエルのラッパ。神道の中の神具の一つでな、聖書によると、最期の審判の始まりを告げるためのラッパなんだ)」
( ^ω^)「プォオオオオオオオオオッホォオオオオゥ!!
(この音を聞いた死者は蘇り、そして審判を受ける。自らの罪を受け止め、天国か地獄かのどちらか行きが決まるんだ)」
( ^ω^)「ぽ(僕はそれを、この世界風に扱ってみる)」
(;'A`)「……ど、どういうことなんだよ?」
- 279 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:02:04 ID:rv27Nllk0
( ^ω^)「ぷふ(解釈しだいだお、ドクオ。ここでいう死者ってのは……自我を失ったもの。それすなわちこの世界でtanasinnに壊された人々の心)」
( ^ω^)「ぺちょ(審判ってのは、スターシステムの円の中で生きる覚悟。自らが乗り越えてきたtanasinnというバケモノ自身も、そうだ)」
( ^ω^)「エンッ!(みんなの剥き出しになった心を、今からここに呼ぶ。ドクオはそいつらを説得して欲しい)」
(;'A`)「お…おれが?」
( ^ω^)「プ…」
( ^ω^) すぅぅぅうう〜……
( ^ω^)
( ^ω^)「プォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
(それしか道はないんだ。AA達をちゃんと説得できたら、彼らは肉体と基本設定を取り戻し、僕らはまたスターシステムを作り上げ、元の世界へ戻れる)」
( ^ω^)「オオオオオオオオオオオオオ!!(任せて、いいかお?)」
- 285 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:05:43 ID:rv27Nllk0
(;'A`)
('A`)「……ああ!!」
( ^ω^)
プォ〜。
- 290 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:10:36 ID:rv27Nllk0
――――――
―――
―
ξ゚听)ξ「別に、最初のキャラが大好きってわけではないの」
ξ゚听)ξ「ただ、いろんな作者にないがしろにされてく私の個性……どうしても私は悲しくて」
ξ゚听)ξ「ならばいっそこんな名前も、素直になれない性格もいらない。……消えたいって思ったの」
( ^ω^)「プォッホオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
('A`)「なに女々しい事言ってんだてめぇはよぉおおおおおおお!!!!女の子か貴様は!!」
ξ;゚听)ξ「!!!!!??? ブーンがラッパ吹きながら飛び込んできたああああ!!?」
ξ;゚听)ξ「あとあたしゃ女の子ですけど!!?」
- 295 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:15:03 ID:rv27Nllk0
- ('A`)「あのな!お前がそんな下の毛生えたての女の子みたいな思考してても!作者は使ってくれんだよ!なんでかわかるか!?」
ξ;゚听)ξ「だから女の子です!え、なに?」
('A`)「それはなぁ!お前が( ^ω^)「プォオオオオオオオオ!!」からだよ!!」
ξ;゚听)ξ「聞こえなかったあああああ!!一番大事っぽいとこが聞こえなかったあああああ!!」
('A`)
('A`)「それはお前の本質が好きだからなんだよおおおおおお!!!!」
ξ;゚听)ξ「テイク2!!?なんか今日のドクオ、たくましい!!」
- 299 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:18:43 ID:rv27Nllk0
- ('A`)「恋人が太っただけで嫌いになる人間がいるか!?いたとしたら、それはそいつを上辺しか愛してなかっただけのこと!!」
ξ;゚听)ξ「あ……うう」
('A`)「お前が!!ツンデレというAAのお前がここまで長年作者に愛されてんのは!!そんなテンプレじみた性格ではなく!お前の存在だ!!」
('A`)「お前は、みんなに愛されてるんだよ!!」
ξ;゚听)ξ「……そう、なの……?こんな、汚れ役がほとんどの、いまの私を?」
('A`)「ああ!!」
- 303 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:24:01 ID:rv27Nllk0
- ('A`)「確かに変わったよ最近のお前は!!あまりツンツンしてない!!デレデレもしてない!!
普通だ!!もし今この場で見合った名前をつけたら、『普通』って名前になるくらいにな!!」
( ^ω^)「ポケモンの姓名判断師も『ふつう』って名前を問答無用でオススメしてくるレベル」
ξ;゚听)ξ「そこまで普通じゃないでしょ!?あとブーンなんでラッパ振り回してんの!?やだ、つば的な何かが飛んでる」
('A`)「しかし!お前の本質はなにもかわらない!お前という概念はなにも変わらない!また今度、思い出したようにツンケンしてりゃいいんだよ!!」
('A`)「設定なんて、そんなもんだ!!スターシステムなんて、そんなもんだ!!」
('A`)「だからブーン系は!面白いんだろうがあああああああああ!!!」
( ^ω^)「ぷぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおん」
ξ;゚听)ξ
- 309 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:33:29 ID:rv27Nllk0
( ・∀・)「……こんな、空き役があれば割り当てられるような、無駄に汎用性が高いだけの僕の個性なんて」
('A`)「社会で一番必要とされてる人材は器用貧乏なやつだぞ!!何かに特化してりゃいいってもんじゃねえんだ!胸はれ!!」
( ・∀・)
川 ゚ -゚)「私、もう最近は、素直クールというより馬鹿正直クールだよな」
('A`)「思ったことズバズバ言えるからどこにでてもクセがあっていいんだろお前は!バカとハサミとお前は使いようなの!」
川 ゚ -゚)
(,,゚Д゚)「ただの乱暴キャラで生きてる気がするな、俺……」
('A`)「まさか元はモララーと似たようなもんだとか言い出すんじゃねえだろな!?
フラッシュ時代優遇されてた栄光にいつまですがってんだよ!!あの頃の輝きとブーン系での輝きを、混同するなよ!!」
(,,゚Д゚)
(´・ω・`)「僕だって、昔はドクオと同じような立ち位置だったんだけどね。何時の間にかクール保護者、ギャグに出たらくそみそキャラ」
('A`)「うっせぇんだよお前が元キャラのままなのは顔文字で充分なんだよ!!女子高生にいっぱい使われてんだから満足しろよ!!」
(;´・ω・`)「!!?」
('A`)「あと作者がこの前お前の形したオナホール買って、それが家族にバレてすごい空気になって以来お前のこと嫌いっつってたぞ!!」
(;´・ω・`)「!!!!!????」
- 317 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:38:27 ID:rv27Nllk0
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
('A`)「……お前は……」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「辛かった」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「まともに使ってもらえないのが。くらいとこで、誰にも会えないのが。僕も、君たちのように」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「作品の中で、与えられた設定のままに、自由に暴れてやりたかった」
('A`)
('A`)「ばっ……」
('A`)
('A`)
('A`)
('A`)「…………………………かじゃねぇのおおおおおおおおおおおお!!!!!??」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「!?」
- 320 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:45:30 ID:CqsprhC60
('A`)「それは作者が悪い!!でもな!!超勝手な事をいうと!!作者のモチベーションをあげるような設定じゃないお前も悪い!!!」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「そんな理不尽な……」
('A`)「理不尽ではない!!とてもいい設定が浮かんだ作者は!即日!ながらでも!その話を作っちまうもんなんだよ!!その時点でお前は、使われているようなもんなんだ!!」
('A`)「それにな、作品もいいことばかりじゃない!!!面白くないと、作者でなく俺たちまで叩かれ被害をくらうんだ!!あの時の悲しい気持ちが、お前にわかるかよ!?」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
('A`)「それをなんだ!!お前はずいぶん勝手すぎないか!?井の中の蛙が海を知らないのはいい!!でもな、だからって井の中を海にしようとすんな!!」
('A`)「受け入れるとこから始めろ!!海水より淡水の方が美味しいだろ!!そういう差を見ろ!!一長一短は、どんな格差にもある!」
('A`)「だからっ…………」
- 322 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:47:56 ID:CqsprhC60
「みんな、個性なんて……『そんなもん』でいいだろう!?」
「だから俺たちは……『スター』なんだよ!!!」
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴(^)∴∴.(^)∴∵∴∵∴∵|
|∴∵∴∵∴∵∴
|∴∵
- 324 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:48:57 ID:CqsprhC60
―――――――――
――――――
―――
―
- 326 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:51:16 ID:CqsprhC60
――――――はい、カット!
- 333 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 01:56:53 ID:CqsprhC60
監督がそう言い、作品は終わる。
僕達は設定を脱ぎ捨て、普通のAAに戻るのだ。
(;^ω^)「どっひー!!疲れた……」
('A`)「いやー……まさかここでジョイナス君が味方するのか……ベタだけど、アツい展開だな……」
( 〈i〉ω〈i〉)「です日暮里!!」
結論から言うと、あのtanasinnの世界は、ほとんどのAAは覚えてすらいない。
夢という形で処理されたらしく、誰もあの惨劇を気に留める事もなく、いつものブーン系世界ぎ戻ってきた。
……でも。
ξ;゚听)ξ「もー……またアヘ顔ダブルピースになんなきゃいけないの?はぁ……」
('A`)「ははは。あれもおもしろいしな。なんだかんだ人気あるし」
ξ゚听)ξ「まーね……正直やだけど、やらなきゃ……ね」
みんな、吹っ切れたような顔をしている。
- 338 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 02:00:13 ID:CqsprhC60
( ^ω^)「よーし!お仕事も終わったし帰るおー!」
('A`)「そうだな。こんな日はのんびりするに限るぜ」
それ以外は、何も変わった事もなく……いや。
忘れてた。
('A`)「……あ」
- 339 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 02:02:25 ID:CqsprhC60
('A`)「おー、奇遇だな」
「……いえ、いま仕事を終えたとこです」
('A`)「ああー、スターシステム崩壊のようです、だっけ。なかなか好調みたいで」
「そんな……持ち上げないでください」
( ^ω^)「僕らもちょうど帰るとこだったんだお……一緒に帰るかお?」
「……」
- 340 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 02:03:10 ID:CqsprhC60
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「……はい。帰りましょう」
僕達には、仲間が一人増えた。
- 341 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/11/01(木) 02:04:08 ID:CqsprhC60
お題300こ使って短編を書くようです、作品
スターシステムブレイク!! 完結。
<<<本編10 ◆ あとがきとその後(読者レス有り)>>>
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