■ノパ听)いんだくしょん・ひーとのようです
└第一話「Induction」
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1 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 21:57:42 ID:GoC9MQbw0
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ノパ听)「…」
(( [金属板] ))フワ〜
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ノハ;゚听)そ「うッ、浮いてるッッ!!!」
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2 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 21:59:03 ID:GoC9MQbw0
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ノパ听)いんだくしょん・ひーとのようです
ノパ听)「本スレは多大な磁力を帯びています。磁性体の方はご注意ください」
ノパ听)「また、本スレは大電圧・大電流を扱います。感電・漏電・短絡・地絡等の事故のないように十分注意してください」
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3 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:00:10 ID:GoC9MQbw0
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目の前で。
机の上で。
金属板が浮いている。
明らかに非現実的な光景だった。
そんなに高くは浮いていない。せいぜい机から10mm程度しか浮いていないだろう。
しかし、それはヒートを絶句させるには十分なインパクトがあった。
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4 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:02:04 ID:GoC9MQbw0
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从*゚∀从「どーよ!?今回はちゃんとマトモなものだろ!?」
このUFO(と呼んでも差し支えないだろう、単なる金属板だが)は近所の(自称)ムァッドサイエンティスト、ハインリッヒ高岡の新作発明らしい。
ハインは頭が良いのだが、変なものを「発明」する癖がある…。
またどうせいつものくだらない「発明」だろ…と思いながら見に来てみたら、想像を絶する光景…。
仲の良い友達にも声をかけたのだが、みんなハインの「発明」のことはよくわかっていたので、今回はヒート以外は誰も見に来ていなかった。
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6 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:03:38 ID:GoC9MQbw0
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それもそのはず。
ハインの「発明」は、だいたい今まではロクでもないものが多かった。
「三日ぐらい寝なくても全然疲れない粉」(市販ビタミン剤粉砕)
「嗅ぐだけで絶頂に達するお香」(単なるアロマグッズ)
など、そもそも怪しげで効果のないものばかり。
中には「コンドームの使い道がない童貞専用!コンドームサイリウム!」なるものもあった。
この発明発表の時はドクオが
(;A;)「ばかにしやがって!ばかにしやがって!!!」
と大号泣していた。
そのくらいロクでもない「発明」しかしなかったハインが、謎の超技術で金属板を浮かせている。
これは空から矢でも降らん勢いで「えらいこっちゃ」であった。
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7 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:04:40 ID:GoC9MQbw0
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从*゚∀从「オレもやるときゃやるのさ〜!」
ハインがそう言った瞬間だった。
バ チ ィ ッ ! !
ヒートの視界を閃光が遮り―。
バ ツ ン 。
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8 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:05:51 ID:GoC9MQbw0
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[金属板] カラーン
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ノハ;゚听) そ
从;゚∀从 そ
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9 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:07:22 ID:GoC9MQbw0
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ノハ;゚听)「ハ、ハイン」
从;゚∀从「お、おう」
ノハ;;゚听)「い、いま、ばちぃって言ったぞぉ…」
从;;゚∀从「お、おう」
目の前には動かなくなった金属板。
黒く変色した机…。
…どうみても故障です、本当にありがとうございました。
从;;゚∀从「…っべー…電流がデカすぎたのかなぁ…」
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10 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:08:48 ID:GoC9MQbw0
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どうやらさっきの金属板を浮かせるには電気の力が必要なようで。
風を送って浮かせるというような感じではなかったので、多分磁石の力だ。
ノパ听)「ははあ、なんとなくわかったぞぉ」
ノパ听)「金属板の裏に磁石がくっついているんだな!?」
ノパ听)「机には電磁石が仕込んであって、それを反発させていた!」
ノパ听)m9「だからショートで落ちたし、浮いていたんだ!そうだろっ!」
从 ゚∀从「いや磁石なんて貼ってねーけど」
从 ゚∀从つ[ ] ホラ
ノハ*゚听)m9「…」
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11 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:10:40 ID:GoC9MQbw0
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( ・∀・)「ちょっとここで中学校くらいまでに勉強した内容のおさらいだよ」
( ・∀・)「電磁石がわかってる人は読み飛ばしていいよ」
( ・∀・)「エナメル線を鉄釘とかにぐるぐるいっぱい巻きつけて、電池につなぐと、鉄釘にクリップとか鉄で出来たものがくっつくようになる」
( ・∀・)「これを電磁石と言うよ」
( ・∀・)「くっつく金属も限られていて、くっつきやすいのは鉄とかニッケルくらいなんだ」
( ・∀・)「金属だったら何でもくっつくわけじゃないってのに注意ね」
( ・∀・)「さて、磁石にはN極とS極があるってのはいいかな?」
( ・∀・)「N極とS極を近づけるとくっつく」
( ・∀・)「N極とN極、またはS極とS極どうしを近づけると反発する」
( ・∀・)「これが磁石の極性」
( ・∀・)「当然、電磁石にも極性が存在するよ」
( ・∀・)「電磁石になった鉄釘の先っぽに方位磁針を近づけると、NかSのどっちかが引きつけられる」
( ・∀・)「引き寄せられる方位磁針のNとSは、線を巻く方向を変えるか、つないだ電池の+か−を入れ替えることで変えられるよ」
( ・∀・)「これが電磁石の極性」
( ・∀・)「電磁石は、自由に極性を変えることが出来るんだね」
( ・∀・)「この知識はあとで必要になってくるよ!」
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12 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:12:06 ID:GoC9MQbw0
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从 ゚∀从「正真正銘単なるアルミの板だ、ホレ」
ノハ;*゚听) (おおう…今のめっちゃ恥ずかしいぞぉ…)
確かに、板には何も貼っていない。
加工したような痕跡もない。
「正真正銘単なるアルミの板」だった。
从 ゚∀从「でも、まー」
从 ゚∀从「机の方の推理は間違っちゃいないな」
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13 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:14:14 ID:GoC9MQbw0
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ノパ听)「と、言うことは…」
私の推測通り、机の方には間違いなく電磁石が仕込まれているのだ。
さっきの閃光は何らかの原因で電磁石が故障し、その際に火花が散ったのだろう。
しかし、それだけでは説明がつかない。
アルミニウムは、磁石には反応しないはずなのだ。
磁石とアルミニウムをお手元にお持ちの方はやってみるといい。
それこそ裏に磁石でも仕込んでいないと浮くわけがない。
私がそんなことを考えていると、ハインがニヤニヤしているのがわかった。
从*゚∀从「なーヒントほしい?ヒントほしい??」ニヤニヤ
ドゴォ!!
ウルセェッ!! ノハ#゚听)≡○)∀从・;'.、 アベシ!!!
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14 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:15:33 ID:GoC9MQbw0
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思わず殴ってしまったが、ヒントがなければ先に進めないのも事実。
とりあえず謝って、ヒントを聞き出すことに成功した。
从 ゚∀从「ヒントは、IHクッキングヒータだ」
ドゴォッ!!!!
フザケテンノカッ!! ノハ#゚听)≡○)∀从・;'.、 ヒデブッ!!!
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15 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:17:22 ID:GoC9MQbw0
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从(#)∀从「ふ、ふざけてなんかいねえ…マジでヒントはIHクッキングヒータなんだ…」
ノハ#゚听)「ふざけてるようにしか聞こえんわ!他になんかないのかぁ!!」
从 ゚∀从「他…」
从 ゚∀从 ピコーン!
从 ゚∀从b「オールメタル対応」
ノハ#゚听)
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16 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:18:30 ID:GoC9MQbw0
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結局その日は
::从(#)∀从::「装置と体なおすからカエレ」
と言われてしまったので素直に帰った。
ハインに貰ったヒントは「IHクッキングヒーター」と「オールメタル対応」の2つ。
要するに、IHクッキングヒーターしかヒントがない。
大体、IHクッキングヒーターは調理器具だ。
ものを浮かせる装置じゃない。
ノパ听)「…」
ノパ听)「うちのキッチンってIHだったっけ…」
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17 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:21:20 ID:GoC9MQbw0
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―わからなかったら、人に訊く。
川 ゚ -゚)「いかにもうちのキッチンはIHだが」
川#゚ -゚)「ていうかお前、普通は自分の家のキッチンくらいわかっていて欲しいのだが…」
一番上の姉、クーは全然キッチンに立たない末妹に少しご立腹の様子であった。
lw´‐ _‐ノv「ち・な・み・に」
lw´‐ _‐ノv「我が家は炊飯器もIH」
lw´*‐ _‐ノv フフフ
次女シューは何故か炊飯器を大切そうに抱え込んで頬ずりをしている。
ノハ;゚听)「なんと都合よく身近なIHッ!我が家はハイテク最先端だったのか!!」
川 ゚ -゚)「お前はいつの人間だ…IHなんてお前が生まれる前からあるじゃないか」
ノハ;゚听)「えっ、意外と古いの?」
※IHクッキングヒーター自体は1970年台くらいからあります
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18 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:23:19 ID:GoC9MQbw0
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クーとシューに「原始人」「田舎者」となじられながら、ヒートは引っ越してきてから殆ど開かれていないであろうIHクッキングヒーターの説明書を掘り出す。
あまりにも2人の姉がやかましいので、自室まで説明書を持ってきてしまった。
ノパ听)「…」
書いてあるのはあまりにも平々凡々な内容。
調理の仕方や使用上の注意…。
へー…。焼くのも炒めるのもベストな温度から…。
ノハ--)「zzz…」
ノハ;゚听) ハッ
ノハ;゚听)「イカン寝てる場合じゃない」
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19 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:26:30 ID:GoC9MQbw0
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ノパ听)「んー。ノーヒントだぞぉ…。」
改めて説明書を読み直していくと、ヒントっぽいものは幾つか見つかった。
まず、オールメタル対応であるため、ヒント2のナゾも掴めるかもしれない。
使える鍋、使えない鍋…土鍋は使えないようだ…。
改造・分解・修理はしない…自分でやるなと…。
空焚きしない…鍋が滑るおそれがある…。
本製品の動作がペースメーカーに影響をあたえる場合がある…。
使用中は磁力線が出ているため、磁力に弱いものは近づけない…。
いやいやちょっと待て。
「鍋が滑る」ってなんだ。
ていうかその次。
「使用中は磁力線が出ている」
ノハ;゚听)そ「こいつ磁石なのッ!?」
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20 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:28:07 ID:GoC9MQbw0
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ハインの言っていたことに確実に近づいている気がする。
磁力線が出ているから金属板が浮く。
しかし、やはりアルミの板は磁力を持たないという謎は解けていない。
そもそも、なんでIHクッキングヒーターは加熱装置なのに磁力を出す必要がある?
―わからなかったら人に訊く。
ノパ听)「ねーちゃん」
川 ゚ -゚)「なんだ」
ノパ听)「IHクッキングヒーターってなんであったかくなんの」
川 ゚ -゚)「しらん」
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21 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:29:31 ID:GoC9MQbw0
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川 ゚ -゚)「しらん、けど」
川 ゚ -゚)「IHってなんだろうな」
川 ゚ -゚)「なんかの略なんだろうな。そこにヒントがあるんじゃないか?」
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22 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:31:07 ID:GoC9MQbw0
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言われてみると、名前がヒントになっている可能性は多いにある。
「IHクッキングヒーター」は「IHクッキングヒーター」という名前のもの。
…なんだと思って「IH」に対してなんの疑問も抱かなかった。
ノパ听)「IHってなんだろうなー」
ノパ听)「(I)いらない・(H)火」
ノハ*゚听)「いらない火クッキングヒーター!!!!!!!!!」
ノパ听)「むなしい」
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23 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:32:44 ID:GoC9MQbw0
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ノパ听)「ネットで調べればいいんだよ。なんで最初からそうしなかったんだろう」
「IH 略」でちょこっと検索すれば出てきそうなものだ。
あまりネットを使わないヒートからすると、スマホで調べ物をしていること自体が珍しかった。
彼女の残念なところは、「IH」がなんの略かが気になりすぎるあまり、IHクッキングヒーターの動作原理自体をネットで調べようという発想に至らなかったことである。
ノパ听)「 IH 」
ノパ听)「 Induction Heating 」
ノパ听)「 いんだくしょん・ひーてぃんぐ 」
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24 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:33:28 ID:GoC9MQbw0
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ノパ听)「誘導、加熱…」
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25 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 22:37:54 ID:GoC9MQbw0
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一話「Induction」 終
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