2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` )
  おまけ劇場 その7



852 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:33:23 ID:yZraviHw0


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「今、帰ったよ」



::l从・д・illノ!リ人:: ガタガタガタ


∬´_ゝ`)「おかえり、母者。時に母者に報告したいことがあるんだけど……」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「ただいま。妹者、挨拶は?」


::l从・∀・illノ!リ人::「おおおおかえりなのじゃ!」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「ただいま、妹者。
       で、姉者。報告したいって言うのは何だい?」


.

853 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:34:47 ID:yZraviHw0





おまけ劇場   l从・∀・ノ!リ人 でざーと×しすたーのようです


.

854 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:36:58 ID:yZraviHw0

      て
 @@@ そ
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「一体、どういう事なんだい!!!」


::l从 д illノ!リ人:: アワワワ

∬´_ゝ`)「どういう事なんだいも何も、話した通りよ。
      他ならない父者本人がそう言ったんだし、私だって確認してる。母者も見てきたら?」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「あの中庭をダーリンがどれだけ大事にしてたか」

∬ ゚_ゝ゚)゛「……ブッ」

 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「どうしたんだい、姉者。風邪ならさっさと治しな」


∬;´_ゝ`)「いえ、何でもありません……」


.

855 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:38:15 ID:yZraviHw0

 @@@
@ _、_@ 
 (  ノ`) 「まぁ、いい。それで続きだけど」


∬´_ゝ`).。oO(今、ダーリンって呼んだ。ダーリンって……)


 @@@
@ _、_@ 
 (  ノ`) 「原因は何かわかっているのかい?」

∬´_ゝ`)「それがさっぱり、父者は侵入者を疑っていたけどその線は無いわね」


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「ダーリンかわいそうに……」

プルプル::.∬; _ゝ )::.。oO(だから、ダーリンって……)


l从・∀・;ノ!リ人 アワワ


.

856 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:40:17 ID:yZraviHw0


∬;´_ゝ`)q コホン


∬´_ゝ`)「――で、最後に中庭に入ったのは、妹者というわけなの。
      中庭の立ち入りの件についてはさっき話した通りだから、怒らないであげて」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「花を踏んだのは妹者かい?」

l从・∀・;ノ!リ人「ちがうのじゃ! ちゃんと気をつけてお水くんだのじゃ!」

∬#´_ゝ`)「妹者、嘘は」

 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「姉者は黙ってな」


∬;´_ゝ`)「……、はい」


.

857 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:41:45 ID:yZraviHw0


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「妹者。花を踏んだのがアンタじゃないってことは、他に犯人なり原因なりがあるはずだ。
       アンタは何か心当たりがあるかい? 気づいたことは?」

l从・−・;ノ!リ人「……」


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「妹者、返事は」


Σl从・ 0・;ノ!リ人 ビクッ


:: @@@ :::::
:::@#_、_@ ::::
::: (  ノ`) 「妹者?」

l从・−・;ノ!リ人「……」



.

858 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:42:32 ID:yZraviHw0


l从・〜・;ノ!リ人「それは……、のじゃ」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「返事は大きな声で」

l从>д<;ノ!リ人「……し、し、知らないっ、の じゃっ!」

 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「知らない? 本当に?」


l从・∀・;ノ!リ人「ほ、ほんとなのじゃ!! 妹者はなんにも知らない、のじゃ!」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「今の言葉は、本当だね」

l从・−・iiiノ!リ人.。oO(ほんとじゃないのじゃ)


.

859 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:43:27 ID:yZraviHw0


l从・д・iiiノ!リ人.。oO(ウソっこはいけないのじゃ。母者はウソは怒るのじゃ)

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「妹者、ちゃんと返事をしな。
      妹者が返事をしないのなら、こちらも妹者が犯人と思うよ」

l从・−・iiiノ!リ人「……」


l从- -;ノ!リ人「……ぃ」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`)m グッ


l从・д・iiiノ!リ人「言わないのじゃっ!! ゲンコツしてもムダなのじゃ!!」


.

860 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:44:20 ID:yZraviHw0

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`)m 「分かった。そう言うならゲンコツだね」


l从;д;ノ!リ人 グスッ


l从>д<;ノ!リ人「いもじゃは、お花さんをふんだのはダレかなんて、
          ぜったいのぜったいに、しらないのじゃ!!」


l从;∀;ノ!リ人「いもじゃはっ、やくそくしたからっ!
         ぜったい、ぜったいに言わないのじゃ!!!」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`)m 「……妹者っ!!!」


l从;∀∩ノ!リ人 グシッ


l从・−∩ノ!リ人「いもじゃは、ぼーりょくには、くっしないのじゃ!」


.

861 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:45:23 ID:yZraviHw0


∬;´_ゝ`)「……約束したって、それほとんど話したも同然じゃない」


l从・дqノ!リ人「……?」


∬´_ゝ`)「約束って自分で言ってる。
      ……妹者のことだから、そんなことだろうとは思ってたけど」


l从・д・;ノ!リ人「なななんで約束したって知ってるのじゃ!?」


∬;´_ゝ`)「何でって、ねぇ……」


 @@@
@  、_@ 
 (   ノ ) 「……」

∬´_ゝ`)「母者?」


.

862 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:47:01 ID:yZraviHw0


::l从・−・;ノ!リ人:: ビクッ


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「妹者、嘘っていうのは必ずしも悪いとは限らない。
      生きているならどうしたって、嘘が必要になることだってある」

l从・∀・;ノ!リ人「……?」

 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「だけど嘘っていうのはね、使うのがとても難しいもんだ」


l从・〜・;ノ!リ人「……よく、わかんないのじゃ」

 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「今はそれでいいんだよ。アンタはまだ小さいからね。
       でも、母さんはいつも言ってるはずだよ。嘘の重みがわかる大人になるまでは、絶対に嘘をつくなって」

l从・д・;ノ!リ人「う、うん」



.

863 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:47:58 ID:yZraviHw0


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「妹者、アンタは嘘をついたね。
       約束したってことは、妹者はちゃんと知っているんだろ?」


l从・−・;ノ!リ人「……」


l从-д-;ノ!リ人「ごめんなさいなのじゃ」


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「妹者は嘘をついた。
       アタシは妹者を叱らなければいけない。わかるね?」


(( l从・−・ノ!リ人 コクン


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「じゃあ、これがおしおきだ」


.

864 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:49:58 ID:yZraviHw0


 @@@
@#_、_@ ペチン
 (  ノ`)σl从>д<;ノ!リ人 イタッ

ヒリヒリ
  l从;∀;ノ!リ人「いたいのじゃー」


∬´_ゝ`)「このくらいで済んでよかったじゃない。
      母者のことだから、鉄拳の1つや2つくらい来るかと」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`) 「姉者、アンタも一言多い!」


 @@@
@#_、_@ ペチン
 (  ノ`)σ(´く_`;∬


( く_ ;∬「――痛っ」


.

865 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:51:00 ID:yZraviHw0


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「まぁ、こうして妹者を叱ったわけだけど」

∬;´_ゝ`).。oO(私は完全にとばっちりだったわ)


 @@@
@ _、_@ 
 (   ノ`) 「アタシがあれだけ怒ったのに、妹者は約束の内容を話さなかった。
       何事にも信頼は大切だ。ちゃんと約束を守ったのは、褒めてやろう」


l从・∀・;ノ!リ人


 @@@
@ _、_@ 
 (* ノ`) 「よくやったよ、妹者。流石はアタシの娘!」

∬´_ゝ`)「確かに、あの状態の母者に立ち向かったのはすごい度胸よね」ワタシハムリ


l从・∀・*ノ!リ人 !


l从>∀<*ノ!リ人「ほめられたのじゃ!母者、だいすきなのじゃー!!」


.

866 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:51:42 ID:yZraviHw0


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「ただし、今度からは、していい約束なのかどうか、はじめにちゃんと考えるんだよ。
       悪い約束は、はじめっからしない事。いいね」

(( l从・∀・*ノ!リ人「わかったのじゃ!!」


∬´_ゝ`)「よかったわね、妹者」


 @@@
@# 、_@ 
 (  ノ ) 「……だけど、元凶には拳でちゃんとお話しないとねぇ」



l从・∀・*ノ!リ人「え?」


.

867 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:52:41 ID:yZraviHw0


「ついたぞぉぉぉ!!!」

                     ヤッタオー

「なんとか、帰れたな」

                      オレモカエル…



l从・∀・*ノ!リ人"「あ、兄者たちの声なのじゃ!!」


∬´_ゝ`)「さて、噂をすれば、お帰り見たいね」


 @@@
@ _、_@ 
 (  ノ`) 「そうだねぇ、二人にはちょっと話を聞かなきゃいけないね」

∬´_ゝ`)「遺跡とか、精霊がどうとか……すごく聞きたいことが、いっぱいあるのよね」



.

868 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:53:43 ID:yZraviHw0


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「そりゃどういうことだい?」


 カクカク @@@
      @ _、_@
∬ノ´_ゝ`)(  ノ`)  シカジカ


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「…事情は、よーくわかった。
       あの馬鹿息子共は……!!!」


.

869 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:54:31 ID:yZraviHw0


l从・∀・;ノ!リ人「母者? 姉者もどうしたのじゃ?」

∬*´_ゝ`)「妹者ちゃんは、お部屋でちょっと遊んでようね。
      お姉ちゃん、ちょっと兄者達にお話があるから」


l从・∀・;ノ!リ人「え? え?」


 @@@
@# 、_@ 
 (  ノ ) ゴゴゴ


l从・∀・;ノ!リ人「な、な、なんかこわいのじゃぁ!!!」


∬*´_ゝ`)「ほら、部屋行くわよー」


∬*´_ゝ`)つl从・∀・;ノ!リ人 三 ズルズル



.

870 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:55:47 ID:yZraviHw0


タダイマーカエッタゾー イモジャターン!


               アニジャ エラソウダゾ



エッ ハハジャ


                    ナニヲ



       モンドウムヨウ アンタタチー




.

871 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:56:37 ID:yZraviHw0




                    ギャー




.

872 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/12/07(土) 23:58:23 ID:yZraviHw0


l从・∀・ノ!リ人「兄者たちどうしたのじゃー?」


(ノ<_`  )「別に」

(♯ノ_ゝ`)「ちょっとラスボス戦をな」


l从・∀・*ノ!リ人 ?



今日も、流石邸は平和です






でざーと×しすたー            おしまい

.



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