2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
201枚の紙芝居劇場のようです
  No.41〜60
    サムネ有り サムネ無し



50 名前:41.(*‘ω‘ *)の秘密のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 13:27:47 ID:leZUYkek0
(*‘ω‘ *)「おはようございまーす(小声)」

( ><) zzz...

(*‘ω‘ *)「今日は私の友人、ビロードの寝室に来ていますっぽ(小声)」

(*‘ω‘ *)「ていうかこいつリビングで寝てんじゃねーか」

(*‘ω‘ *)「しかもなんで全裸でタオルケット一枚で寝てんだよ」

(*‘ω‘ *)「あと寝てる顔にしづらい!帰れ!」

( ><)「むにゃむにゃ……」

(*‘ω‘ *)「おっと、こんなに荒ぶっちゃ起きるっぽね(小声)」

(*‘ω‘ *)「それでは早速この手錠と首輪を着けて(小声)」

ガチャン

(*‘ω‘ *)「ふふふ……そしてこの状態で……」

(*‘ω‘ *)「放置」

〜次の日〜

( ><)「いやー朝起きたら首輪とか手錠とか大変だったんですー」

( <●><●>)「それはそれは」

(*‘ω‘ *)「どうやって抜けた貴様」

52 名前:42.( ^ν^)は初めて誘拐するようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 13:35:49 ID:leZUYkek0
☆誘拐犯心得
・すばやく
・堂々と
・同情しない

( ^ν^)「す!!ど!!ど!!これが大事なわけよ、わかるか幼女共」

ζ(゚ー゚*ζ「す!!ど!!ど!!はい!!」

川 ゚ -゚)「おかしもみたいに言われても」

( ^ν^)「お!!か!!し!!も!!」

ζ(゚ー゚*ζ「お!!か!!し!!も!!」

川 ゚ -゚)「バカなんだなお前らは」

( ^ν^)「でも兄貴、本当に成功するんすか?この誘拐」

ζ(゚ー゚*ζ「ゆ!!う!!か!!い!!」

川 ゚ -゚)「もう帰りたい」

(:::::::::::::::)「……」

(  ^ω)「……問題ない。あいつにさえばれなければな……」

〜管制塔〜

川#д川「サノヴァビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッチ!!!!!」

57 名前:43.神話ブーン体系のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 13:45:24 ID:leZUYkek0
天使は一人ぼっちでした。何故なら両親が共働きだったからです。
いつも地上を眺めては、こう思っておりました。

l从・∀・ノ!リ人「お兄ちゃんが欲しいのじゃ!」

そうして天使はお人形を二つ作りました。

( ´_ゝ`)

(´<_` )

そっくりな顔の二つのお人形を、天使はお兄ちゃんの代わりにすることにしました。

( ´_ゝ`)「やぁ、俺は一番上のお兄ちゃん。兄者っていうんだ」

(´<_` )「俺はその弟の弟者。妹者から見ればお兄ちゃんだけどな」

l从・∀・ノ!リ人「これで一人ぼっちじゃないのじゃー」

それから天使は、いつも一人で会話するようになりました。
傍から見ているとそれはもう不憫でした。なんかもう泣けるぐらい。
あまりにも不憫に思ったお父さんは、お母さんに子作りを提案しました。

話した2秒後には見事なジャーマンスープレックスを掛けられていました。

結局天使は、二つのお人形といつまでもお話していたそうです。


( ^ω^)「そして兄者が太陽に、弟者が月になって宇宙が始まったんだお」

ξ゚听)ξ「神話って不思議!」

58 名前:44.突撃!!オオクワガタと沖縄三泊四日ツアーのようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 13:50:39 ID:leZUYkek0
    _______
   │ オオクワガタで(ry>
     ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚)つ

( ^ω^)「ウオー!!!」

('A`)「ウオー!!!」
  _
( ゚∀゚)「ウオー!!!」

( ゚∋゚)

(,,゚Д゚)「この森が目的地だ!!探すぞオオクワガタ!!」

ミシッ

               /     \
               \     /
               ζ ФωФ)ζ
                __〃`ヽ 〈_
            γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
           /⌒  ィ    `i´  ); `ヽ
           /    ノ^ 、___¥__人  |
           !  ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ >  )
          (   <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/  /

          _
( ^ω^)('A`)( ゚∀゚)( ゚∋゚)「「チェンジ」」

60 名前:45.夜間急患大歓迎!ミッドナイトホスピタルのようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 13:57:39 ID:leZUYkek0
ねぇ、知ってる?

どんな急患でも治してくれる、不思議なお医者さんがいるって話……。

( ^ω^)「やぁ!僕はブーン!普通に通学路を下校中のハイスクールスチューデントさ!」

从#゚∀从「っしゃ食らえええええお注射クラーッシュ!!!」

( ゚ω゚)「ゴッハアアアアア!!出血したあああああ!!」

バサッバサッ

( ∵) キー

( ∴) キキー

('A`)「そこの少年!通りがかりのスーパードクターが助けてあげよう!」

('A`)「ビコーズ、裁縫セットを」

( ^ω^)「裁縫セットで治すの!?」

( ∵) チクチク

( ^ω^)「しかもお前が縫うのかよ!!」

从 ゚∀从「治療費払えオラ!!」

( ^ω^)「ここまで理不尽な光景は見たことがない!!」

ねぇ、知ってる?

どんな急患でも治してくれる、不思議なお医者さんが逮捕されたって話……。

62 名前:46.銀河鉄道999のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 14:05:17 ID:leZUYkek0
( ・∀・)「銀河鉄道999……」

( ・∀・)「これに乗れば、僕もきっと機械の体を手に入れられる……」

プシュー……

( ∵)「只今の停車駅は地球……地球でございます……」

( ∵)「乗車券を拝見させていただきます」

( ・∀・)つ「はい」

( ∵)「……ありがとうございます。発車時間まで今しばらくお待ちください」

プシュー……

(::::::::)「一人旅?寂しいのね……」

( ・∀・)「……君は……?」

     ,,,,,,,,,,
    |;;;;;;;;;;;;|
    |;;;;;;;;;;;;|
   ノノ 'A`)「私はドクオ。あなたと同じ、銀河鉄道の旅人の一人よ」
   ノノ'"''πヾ
  _ノノ;;U;;;;;;;;|
 |__|];;;;;;;;;;;|

モララーの旅は途中下車が決定した。

一口メモ:ドクオがメーテルっぽかったからこういうネタになったんだよ!

64 名前:47.( <●><●>)は辿り行くようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 14:17:25 ID:leZUYkek0
( ><)「糸電話を作ったんです!」

( <●><●>)「ほう」

( ><)「ちょっと向こうまで行ってくるから耳に当てて待っていてください!」

( <●><●>)「ええ、わかりました」

それきり、彼は戻ってきませんでした。
私の手に、粗末な作りの糸電話を片方だけ残して……。

彼のことを私が思い出したのは、それから十年後。
実家の押入れを整理していた時、偶然にもその糸電話を見つけたのです。
懐かしさを覚えながらそれを手に取った私は、ある違和感に気付きました。

糸は、まだどこかへ続いていたのです。

私は、引き寄せられるようにそれを左の耳に当てました。
何も聞こえるはずがないのに――紙コップからは、チューニングがずれたラジオのようなノイズの塊が飛び込んできました。
徐々に鮮明になっていく音声。私はその音声に聞き覚えがありました。

『ありがとう、ワカッテマスくん。この紙コップを、覚えていてくれたんですね』

『多分、糸が切られてしまうまでもう時間がないから……簡潔に伝えるんです』

『僕たちを、助け』

ぷつん。

懐かしい彼の声は途絶えてしまいました。ですがもう十分です。私がやることは、わかっています。

まずは、この糸を辿って行きましょう。ゆっくりと、確実に。

65 名前:48.( ^ω^)は鳥人間のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 14:22:56 ID:leZUYkek0
(´・ω・`)「本日は世にも珍しい鳥人間の内藤さんをゲストにお迎えします」

( ^ω^)「どうも、鳥人間の内藤ホライゾンですお」

(´・ω・`)「早速で申し訳ないのですが、一体どういった経緯で鳥人間になられたのですか?」

( ^ω^)「ええ。あれは今から二ヶ月ほど前の話ですお」

(´・ω・`)「近っ」


〜二ヶ月前〜

ξ゚听)ξ「羽毛布団マジ欲しいんだけど」

( ^ω^)「おっけーじゃあ羽生やすわ」


( ^ω^)「とこういう経緯で羽が生えましたお」

(´・ω・`)「ドラマ性ゼロですやん……」

( ^ω^)「人生って意外とロマンがないものですお」

(´・ω・`)「色んなテレビでやらせばっかやってきた僕でもこれはヘコむ」

66 名前:49.おっぱい音頭のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 14:26:22 ID:leZUYkek0
おっぱい音頭
作詞:ジョルジュ長岡
作曲:ジョルジュ長岡
編曲:ジョルジュ長岡

  _
( ゚∀゚)「はぁ〜♪おっぱいおっぱい♪」
  _
( ゚∀゚)「おっぱい音頭だよ〜♪」
  _
( ゚∀゚)「Aカップ〜はちっぱいぱい♪」
  _
( ゚∀゚)「ふくらみかけ〜が愛おしい〜♪」


                Aカップの例

               ζ ФωФ)ζ
                __〃`ヽ 〈_
            γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
           /⌒  ィ    `i´  ); `ヽ
           /    ノ^ 、___¥__人  |
           !  ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ >  )
          (   <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/  /

  _
( ゚∀゚)「もう止めろよ……マジで……大体この音頭書いてる間も俺情けなくて涙出てきてるもん……」

67 名前:50.ハイパー巻き込まれ型高校生('A`)のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 14:35:08 ID:leZUYkek0
('A`)「俺の名前はドクオ!ブサイク以外に取り得のない高校生(二留)だぜ!」

('A`)「なんか知らんけど朝起きたら両手に聖闘衣みたいなものがくっついて離れなくなってたぜ!」

('A`)「ビーム的なものも突発的に出るし正直すごく不便です!」

ザッ

从 ゚∀从「へっ、見つけたぜ!」

('A`)「誰だお前は!俺の名前はドクオ!ブサイク以外に取り得のない高校生(二留)だぜ!」

从;゚∀从「すげぇネガティブな自己紹介だな!」

从 ゚∀从「まぁいい。お前の両手のそれ……一体なんなのか知りたくないか?」

('A`)「俺に何も知らせないまま外してくれるのが最善の手だぜ!」

从;゚∀从「運命をちょっとは受け入れてくれよ……ほれ、俺もこの通り」

ブンッ

('A`)「鎌!?はっ、まさかオカマの隠喩!?」

从;゚∀从「ちげぇよ!自分勝手すぎるだろお前!」

( ФωФ)「そうだそうだ!貴様らは我輩魔王ロマネスクを倒す使命を帯びたスレイヤーであるぞ!」

从;゚∀从「見かねてラスボス出てきちゃったよおい!」

('A`)「ならば食らえ!!突発的に出て正直すごく不便ビーム!!」

( ФωФ)「ぐわあああああああ出てこなきゃ良かったああああああああああああああああああ」

悪は滅びた!完!

68 名前:51.ドッグファイターズのようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 14:43:45 ID:leZUYkek0
( ・∀・)「来たぞ!最強の戦闘機コンビだ!」

ブオオオオオ……

ミ,,゚Д゚彡「後ろは任せたぞ、つー!」

(*゚∀゚)「あいよ!」

ミ,,゚Д゚彡「おらおらおらおら!!」

バババババ ドカーン

(*゚∀゚)

ミ,,゚Д゚彡「ちっ!後ろに付かれたか!宙返りだ!」

グイーン

(*゚∀゚)

ミ,,゚Д゚彡「食らいやがれ!!」

バババババ ドカーン

( ・∀・)「さすが最強の戦闘機コンビだぜ!」

ミ,,゚Д゚彡「へっ、やったなつー!」

(*゚∀゚)

(*゚∀゚)「あ、うん。もう終わったんだ」

70 名前:52.War のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 15:07:29 ID:leZUYkek0



                            あなたは考えたことがあるだろうか。

                      日本では最早縁遠い、マンガやゲームの中だけの銃撃戦。

                        それが現実に行われている地域がまだあること。

                          そこではいくつもの命が簡単に奪われていく。

  _   _                          軍人だけではない。
(  @) (@   )
爪゚ー゚) (´<_` )                 民間人や子供の命だって奪われていく。
     _
    /___ヽ  そ ⌒ )           世界が平和になる日を願っていたのに。
    (||;^ω^),,___,   _ _ 
    [|「,っ'''n''''''' ̄    )
            ノ

                                  世界に平和を。


                          ところでこういうネタは多分荒れると思う。

72 名前:53.o川*゚ー゚)oホーリーナイトのようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 15:23:03 ID:leZUYkek0
o川*゚ー゚)o「ふー、ふー……あちち」

今日はクリスマス。
はらはら降る雪の中で、私は舌が火傷しそうなココアを飲んでいた。
もちろん一人ってわけじゃない。ちゃんと一緒に聖夜を楽しむ相手がいる。

( ・∀・) ニャー

……ま、そこらで拾ってきた猫だけど。多分オス。

o川*゚ー゚)o「はぁ。まさかこんな時期にフラれちゃうとは」

私がフラれたのは今から一週間前。
なんか、新しい女の子が向こうに出来たらしい。

o川*゚ー゚)o「プレゼントも買ってたのにねー……」

横にちょこんと座っていたネコののどを撫でてやると、ごろごろと気持ちよさそうにしていた。
男の子もこれぐらい簡単ならいいのに。

o川*゚ー゚)o「そだ。ちょっと待っててね」

どっかで捨ててやろうと思っていた、プレゼントのネクタイを取り出した。
じっとしててね、と言いながら、ネコの首にそれを巻いてあげる。……ちょっと長いな。まぁいいか、切っちゃえ。

( ・∀・) ンニャ?

o川*^ー^)o「あはは、結構似合ってる!」

首を傾げるネコと一緒に、私の聖夜は更けていった。

73 名前:54.(; ´_ゝ`)両親が全力失踪したので全力疾走するようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 15:35:29 ID:leZUYkek0
前略、お爺ちゃんとお婆ちゃん。
両親が失踪しました。ヒキコモリの俺(22才)とその弟(8才)と妹(4才)とさらにその弟(生後3ヶ月)を残して。

(; ´_ゝ`)「ちょまあああああ!!どーすんだこれ!!」

(´<_` )「うん、多分兄者がなんとかするしかないな」

l从・∀・ノ!リ人「あにじゃー!かみのけゆってほしいのじゃー!」

(; ´_ゝ`)「結い方なんか知らねーよ……ちょっとVIPにスレ立ててくるから待ってろ!」

(;<_; )「おぎゃー!!」

(; ´_ゝ`)「やべ、ミルクか!?どうしよう俺おちんぽミルクしか出ないぞ!」

(´<_` )「最低だな兄者。ところで明日授業参観なんだけど」

(; ´_ゝ`)「おおおおおおおおおおおおおっけー!!!三年ぶりに外にでてやるるるるるるるるるるる」

(´<_` )「ミルクは作っておいたから」

〜次の日〜

(; ´_ゝ`)「っしゃあああああああああ!!!行くぞおらああああああああああああああ!!!」

ガチャ

ζ(゚ー゚*ζ「あ。こんにちは、流石さん。どこかお出かけですか?」

(; ´_ゝ`)「あ、いや、その、あの、弟の、授業の、それで、ええ、はい(やっべえええええ隣のお姉さんやっべえええええ)」

ζ(^ー^*ζ「そうなんですか〜。いいお兄さんですね!」

(; ´_ゝ`)「は、ははは、はぁ、ども……(女の子と話すのなんか十年ぶりぐらいなんじゃねえのか俺えええええええええええええええ)」

前略、お爺ちゃんとお婆ちゃん。
俺、なんとかやっていこうと思います。

74 名前:55.(; ´_ゝ`)両親が全力失踪中なので全力疾走中のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 15:42:06 ID:leZUYkek0
前略、お爺ちゃんとお婆ちゃん。
弟の授業参観に弟(生後3ヶ月)と一緒に来たのはいいのですが。

   ゴゴゴゴゴ ( ФωФ) ゴゴゴゴゴ
           つ( ><)と

隣に立ってるお父さんが魔王すぎて挫けそうです。

(; ´_ゝ`)「(あの額に付いてる悪魔的なやつはなんなんだよ……)」

(;<_; )「おぎゃー!!」

(; ´_ゝ`)「あっやべっちょっ、すみ、すびばせっ、あっ」

( ФωФ)つ トン……

(; ´_ゝ`)「はひぃ!!なんでしゅかぁ!!」

( つωと)「いないいない……」

と( ФωФ)つ「ばあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

(; ゚_ゝ゚)「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

(´<_`*)「きゃっきゃっ!」

(* ><)「きゃっきゃっ!」

( ФωФ)つ トン……

(; ´_ゝ`)「あ……ども……」

前略、お爺ちゃんとお婆ちゃん。
子育てって、よくわかりません。

75 名前:56.虫の知らせが駆け巡るようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 15:46:30 ID:leZUYkek0
ノパー゚*ノハ 〜♪

ノパー゚*ζ キュキュッ

ζ(゚ー゚*ζ キュッ……

パキン

ノパー゚*ζ !!

ノパー゚*ζ「お姉ちゃんから貰った髪留めが……」

ノパー゚*ζ「まさか、お姉ちゃんの身に何か……!?」


その頃、ツンは


三  ======
 三  ||   || ξ ;凵G)ξ <あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!
 三  ||   || ( つ つ     ぶーん!ぶぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!
 三_||_ || と_)_) _.  あぁぁぁん!!!!!!!!!!
三  ̄(_)) ̄(.)) ̄ (_)) ̄(.))

77 名前:57.( ^ω^)の世界は巡り続けるようです(予告編)[] 投稿日:2012/11/25(日) 15:59:47 ID:leZUYkek0
少年は駆ける。

( ^ω^)「それでも、僕は彼女の為に戦うお!」

少女は嘆く。

ξ゚听)ξ「まだわからないの?この世界の歪みが」

青年は戦う。

('A`)「知ったことか。俺は俺のやりたいようにやる」

兄弟は語る。

( ´_ゝ`)「安心しなよ。物語はこれからだ」

(´<_` )「そう。最後の逆転劇が終わっていない」

男は吼える。

(,#゚Д゚)「理想論!?綺麗事!?結構じゃねぇか!!」

女は謳う。

(*゚ー゚)「それが彼の為なら……」

そして、二人の道化は嘲笑う。

( ・∀・)「教えてあげよう。理(ことわり)など、存在しないのだよ」


本格ファンタジー劇

     ( ^ω^)の世界は廻り続けるようです

                       近日非公開!!


(´・ω・`)「僕の台詞がないんだけど」

78 名前:58.兄弟姉妹魂のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 16:06:43 ID:leZUYkek0
私立VIP学園ブラコン部!!
その名の通りヤバい人たちしかいないこの部では、今一つの抗争が勃発していた!!

ノハ#゚听)「だあああかあああらあああ!!私たちはブラコンではなくシスコンなんだよおおお!!」

川 ゚ -゚)「そんな大声で叫ぶな、照れる」

ζ(゚ー゚*ζ「なのに名前がブラコン部じゃおかしいよ」

ξ゚听)ξ「別に私はシスコンじゃないからどっちでもいいけど……」

ζ(^ー^*ζ「またまた〜昨日も一緒にお風呂入ったでしょお姉ちゃん!」

ξ;゚听)ξ「ちょまっ、言うな!」

( ´_ゝ`)「ふん、だが部長はこの俺流石兄者だぜ?俺が部活名の変更など認めると思うか?」

(´<_` )「俺もどっちでもいいから認めてやれよ」

(´・ω・`)「僕もどっちでもいいかな。兄さんがいればそれで」

(`・ω・´)「同じく!というわけで7対1だがどうする兄者?」

(; ´_ゝ`)「えぇ……俺の思ってた展開と全く違うことに戸惑いを隠せねぇ……」

ガラッ

(-@∀@)「顧問のアサピーだけどこの部の廃止が決まったよ。理由は『不健全だから』」

( ´_ゝ`)(´<_` )(´・ω・`)(`・ω・´)ノパ听)川 ゚ -゚)ξ゚听)ξζ(゚ー゚*ζ

ブラコン部がなくなっても、彼らの青春は終わらない!!頑張れ変態たち!!

79 名前:59.少女デレに纏わる奇譚のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 16:28:57 ID:leZUYkek0
錆び付いた音を立てて、館の扉が大きく開いた。

('A`)「おじゃましまーっす……と、鍵開いてたな。やっぱ中にいるのかね」
  _
( ゚∀゚)「こないだの写真がボロクソ言われたから引きこもってんじゃねー?」

玄関を開けてすぐ、大広間とでも呼べるようなホールはしんと静まり返っていた。
正面の壁には、家主であるデレの父親と母親の肖像画が飾られている。
やけに気取った時代外れな服装をしているが、二人の趣味なのだろう。

川 ゚ -゚)「しかし相変わらずすごい家だな……家主の肖像画がある家なんてそうそうないぞ」
  _
( ゚∀゚)「……あ?なんだ、あそこに吊り下がってんの」

ジョルジュがそれを良く見ようと踏み込んだ瞬間。
三人の体は、宙に浮かび上がっていた。

首を紐で吊られる形で。

(;'A`)「ん……が……!?」

ζ(^ー^*ζ「やっほー!久しぶり、皆!」

両手を後ろに組んで、軽やかな足取りでデレは現れた。苦しむ三人との挨拶もそこそこに、デレは何かのセッティングを始める。
それは、一台のカメラだった。

川;゚ -゚)「何……して……」

ζ(゚ー゚*ζ「あ、うん。次の写真コンテストのテーマが、『額』なんだー」

ζ(゚ー゚*ζ「せっかくだから皆で写真撮ろうと思ってさ!色々用意するのに時間かかっちゃった」

必死に視線を上に向けると、確かに紐の絡まった額縁が天井から吊られていた。
セルフタイマーをセットし終えたのか、デレはカメラの前で色々とポーズを決めている。

ζ(^ー^*ζ「じゃ、はいチーズ!」

パシャ。

彼女が撮ったその一枚は、『人間の内包する狂気と殺戮の快楽を表現している』と評され、大賞を受賞することになる。

80 名前:60.花蝶風月のようです[] 投稿日:2012/11/25(日) 16:44:30 ID:leZUYkek0
花は、散る一瞬が美しいという。

人も、死ぬ一瞬が美しいと思う。

だから、俺は人を殺してきた。

今日も、人を殺す。

川 ゚ -゚)「……」

はず、だった。

( ・∀・)「……なぁ。死ぬのは怖くないのか?」

死の間際にあっても、一言も声を発さない女に対して、俺は思わず聞いていた。

川 ゚ -゚)「……このまま生きていてもどうせ殺される。なら、お前みたいなのにさくっと一撃で殺される方がいい」

( ・∀・)「……」

この女は、もう死んでいると思った。
既に散った花をもう一度散らせたとして、果たしてそれは美しいと言えるのだろうか?

( ・∀・)「行くぞ」

川 ゚ -゚)「え?」

( ・∀・)「お前を殺すのは、今じゃない」

華奢な手を無理やり掴んで立ち上がらせた。
殺すことはいつでもできる。なら、俺が一番殺したい時に殺すべきだ。
だって彼女は、こんなにも美しい花なのだから。



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