■2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
└201枚の紙芝居劇場のようです
└No.121〜130
└サムネ有り サムネ無し
- 238 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 15:47:40 ID:WpyhGVJM0
- ( ^ω^)「投下前と投下後の雑談のネタも尽きてきたおね」
ξ゚听)ξ「別に誰も強制してないし省いてもいいのよ?」
( ^ω^)「うんでもなんかさー恒例にしてるしここで止めるのもねー」
ξ゚听)ξ「じゃあ選挙の話でもしましょうよ。タイムリーだし」
( ^ω^)「荒れるからやだ」
ξ゚听)ξ「そっすねー」
※以下いつもどおりの投下をお楽しみください
- 239 名前:121.天使の別れのようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 15:49:02 ID:WpyhGVJM0
バタン!!
(,,゚Д゚)「しぃ!!」
(*゚ー゚)「ギコくん……」
(,,゚Д゚)「しぃ……お前、その格好……」
(*゚ー゚)「……そうだよ。私が、『最後の大天使(ラストアークエンジェル)』……」
(,,゚Д゚)「そんな……」
(*゚ー゚)「ずっとギコくんのこと、騙しててごめんね……」
スゥ……
(,,゚Д゚)「しぃ!!行くな、しぃ!!」
(*゚ー゚)「ありがとう……そして、さようなら……」
しぃの体が光の粒子に包まれる。そして……。
しぃは、消えてしまった。
(,,゚Д゚)「……しぃ……お前が天使だとか、そんなこと……俺は、どうでも良かったんだ……!!」
(,,゚Д゚)「そんなことより俺の体操服返せよ!!!!!」
- 240 名前:122.(,,゚Д゚)は一線を越えるようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 15:50:29 ID:WpyhGVJM0
(,,゚Д゚)「てめぇは……」
(,,^Д^)「や。僕はタカラ。君の影。君の裏。君の真。そんなとこ」
(,,゚Д゚)「……こんなところに、立ち入り禁止のテープなんぞ貼ってなかったはずだ」
(,,^Д^)「や。それは境界線。現実と虚構の。昼と夜の。君と僕の。そんなとこ」
(,,゚Д゚)「……」
(,,^Д^)「ここを越えたらもう戻れないよ。や。肉体的な意味じゃなくてね」
(,,^Д^)「君はもう戦いの輪から逃れられなくなる。それでも来るかい?」
(,,゚Д゚)「……俺は……」
(,,^Д^)「や。君の本心はわかってる。だって僕はタカラ。君の影。君の裏。君の真」
(,,^Д^)「ようこそ。虚構の世界へ。夜の世界へ。僕の世界へ」
(,,゚Д゚)「……」
(,,゚Д゚)「(帰るつもりだったのに断れない空気になっちゃった……)」
こうして少年は世界の命運を決する戦いになし崩し的に渋々ながらも巻き込まれていくのだった……。
- 241 名前:123.从 ゚∀从はガラケー派のようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 15:52:04 ID:WpyhGVJM0
('A`)「へっへへ。やっぱり時代は俺たち栖魔歩(スマホ)だよなぁ」
( ^Д^)「他のゾクなんか目じゃねぇって感じっすよねぇ」
ドガァン!!!
(;'A`)「な、なんだぁ!?」
从 ゚∀从「おいーっす」
(; ^Д^)「ああ!!あいつは!!」
(;'A`)「我羅慧(ガラケー)のハイン!?」
♪シャーンハイハニートー……ピッ
从 ゚∀从】「もっしー?あーしだけどぉ。今ちょっといそっしんだよねー」
(;'A`)「着メロふるっ!!」
从 ゚∀从】「ちょっとさぁ……栖魔歩(スマホ)潰しに来てっから。あ?証拠?写メ送ってやんよ」
ピッ
从#゚∀从「おら、かかってこい!!テメェらのタッチパネルバキバキにしてやんよ!!」
(;'A`)「ひ、怯むんじゃねぇ!!行くぞオメーら!!」
くらえガラケーキック
_从 ゚∀从
/ ) _ _ ぐわー
/ ,イ 、 ノ/ ―= ̄ `ヽ, _
/ / | ( 〈 ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_―
| ! ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ
| | `iー__=―_ ;, / / /
!、リ -=_二__ ̄_=;, / / ,'
[_] / / / /| |
| / / !、_/ / 〉
゚ / _/ |_/
ヽ、_ヽ
- 242 名前:124.鉄球奴隷少女のようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 15:54:15 ID:WpyhGVJM0
今日は国を挙げた一大イベント、王国武闘会の開催日だ。
国内外から名のある戦士が集まるとあって、観客は大入り満員。
そして私はそんな武闘会の飛び入り参加の受付役をやっている。のだが。
('、`*川「暇だねぇ……」
毎年飛び入り参加する選手は全くいない為、暇を持て余していた。
要するにここは窓際的な配属先なのである。
そんなわけで気を抜きまくっていた為、その声に気付くのも一瞬遅れてしまった。
(#゚;;-゚)「……あの。闘技場の参加受付はここでしょうか」
女の子が、受付台の前に立っていた。継ぎ接ぎだらけの洋服と顔の傷が痛々しい。
さらに、腕と足には鉄球付きの枷が嵌められている。……奴隷だ。
('、`*川「(こんなちっちゃい子がね……)」
同情の気持ちがないわけじゃないけど、奴隷を持っているのは大抵貴族の大金持ちだ。
下手に口を出して目を付けられても困る。超困る。
('、`*川「何?誰かの参加手続きのおつかいかしら」
(#゚;;-゚)「いえ。私の参加手続きです」
('、`*川「え?」
(#゚;;-゚)「武器は好きな物を使って良いんですよね。鉄球、って書いておけばいいかな……」
何から聞いたらいいか考えているうちに、女の子はさっさと受付用紙の記入を済ませていってしまった。
('、`;川「……大丈夫なのかしら……」
このときの私には知る由もなかった。
鉄球の少女、『でぃ』と私が、王国を揺さぶる大事件に関わっていくことになるなんて……。
- 243 名前:125.ξ゚听)ξ髪を下ろすとデレるようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 15:57:19 ID:WpyhGVJM0
川 ゚ -゚)「それで?相談というのは……?」
ξ゚听)ξ「うん……ブーンのことなんだけど……」
ξ゚听)ξ「(このままブーンに素直な気持ちを伝えられないのは嫌!!)」
ξ゚听)ξ「(髪型を変えれば、素直になれるかも……)」
ζ゚听)ζ「よし!今日はこれで学校にいくわ!」
ζ゚听)ζ「お……おはよう、ブーン……」
( ^ω^)「……?えっと……どこかで会ったことありましたっけお?」
ζ゚听)ζ「え?あ、えっと……」
ξ゚听)ξ サッ
( ^ω^)「おー!ツン!おはようだお!」
ζ゚听)ζ サッ
( ^ω^)「……?どこかでお会いしましたっけ……?」
ζ゚听)ζ「(私だって気付いてないの……?でも、これなら素直な気持ち、伝えられるかも……!)」
ξ゚听)ξ「というわけでそれ以来私はζ゚听)ζとしてブーンと付き合っているんだけどもう止めたいの……」
川 ゚ -゚)「バカップルというかバカだろ」
- 244 名前:126.森ガールノパ听)のようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 16:01:06 ID:WpyhGVJM0
ヒートは森の中で暮らす少女です。
ノパ听)「よーし競争だシラネーヨ!」
( ´ー`)「またかーよめんどくせーよ」
彼女は自分の親を知りません。物心の付いた頃にはこの森で動物たちと暮らしておりました。
( ∵)ノシ
( ∴)ノシ
ノパ听)「よう!今日も元気そうだな!」
森の精霊たちとも仲良くなった彼女はやがて、人間の存在を知ることとなります。
ノパ听)「……なんであいつらは森の動物を殺すんだ!?それに、森を壊していくんだ!?」
( ´ー`)「戦争のためだーよ……」
ノパ听)「そんなの……許せるか!!」
怒りに震えたヒートは、人間への復讐を誓うのでした……。
ノハ(∵)) ウォォォォォ!!!
もののけ姫爆誕!!!!!
( ´ー`)「お前にサンが救えるか!!!!!」(CV.オーラの人)
( ∵) カタカタカタカタ (∴ )
- 245 名前:127.l从・∀・ノ!リ人もお耳が欲しいようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 16:02:19 ID:WpyhGVJM0
( ´_ゝ`)「ほーれ肩車肩車ー
l从・∀・ノ!リ人「……むー。妹者、いつも思ってたことがあるのじゃ」
( ´_ゝ`)「なんだ?兄者ってハンサムってこと?」
l从・∀・ノ!リ人「そんな戯言はどうだっていいのじゃ!なんでおっきい兄者たちにだけお耳があるのじゃ!?」
( ´_ゝ`)「ざれごとって……」
l从#・∀・ノ!リ人「妹者だけ仲間外れみたいでしょんぼりなのじゃ!妹者もお耳が欲しいのじゃー!」
(; ´_ゝ`)「あだ、引っ張るなって!」
( ´_ゝ`)「ということが昼間にあってな……」
(´<_` )「そうか……」
∬´_ゝ`)「やっぱり、隠し通すのもそろそろ限界なのかしらね……」
(´<_` )「かもな。元々時間の問題とは思っていた」
( ´_ゝ`)「……そうだな。そろそろ話しておくべきなのかもしれない……」
妹者は、俺たちの本当の妹じゃないんだって……。
l从-∀-ノ!リ人 zzz...
- 246 名前:128.蒼い水精のようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 16:03:48 ID:WpyhGVJM0
(´・ω・`)「教えてもらえないか。君のことを……」
lw´‐ _‐ノv「ああ……それじゃあ昔話をしようか。何、ほんの数百年前の話だよ」
その頃の私は、『精霊』と呼ばれる存在だった。司っていたのは、水。
生命の源、全ての母。そしてそれらの還る場所。
私は始まりであり、終わりだった。
私はある泉に住んでいた。小さな洞窟の奥の、小さな泉だ。人によっては、水溜りと形容するかもしれない程度のものだった。
彼が現れたのは、確か……いつだかの夏の日だったように思う。
水辺に佇む私を見て、すぐに私の正体に気付いたらしかった。
彼は自分のことを勇者だと言った。
世界を救うため、魔の城へと旅をしていると。私に力を貸して欲しいと。
最初は断る気だった。私はあくまで傍観者に徹するつもりだったからだ。
水はただ、流れるままに揺蕩うだけ……。自分から世界に干渉することは、避けたかったのだ。
その旨を伝えると、勇者は何も言わずに帰っていった。
しかしその次の日も、その次の日も……毎日毎日、私の所に来るようになった。
彼の言葉は同じだった。『力を貸して欲しい』。その一言だけ。
lw´‐ _‐ノv「……ふふ、思い出すよ。あの時の私の気持ちが、君にわかるかい?」
(´・ω・`)「……一ついいかね?」
lw´‐ _‐ノv「ああ、どうぞ」
(´・ω・`)「そういう妄想話はいいから名前を言いなさい。免許証も出してね、ここ路注禁止だから」
lw´‐ _‐ノv「ふっ……わからないかな。私はただ揺蕩うだけ、何者にも縛られず……」
(´・ω・`)「免許不携帯も追加と」
lw´‐ _‐ノv「これですどうぞ」
- 247 名前:129.マホウショウジョのようです![] 投稿日:2012/12/16(日) 16:05:30 ID:WpyhGVJM0
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_ ∧_
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/ / 〜あらすじ〜
⊂二 ̄∧∧ _/ /
〜(=゚ω゚)ノ /_))) 都内のFラン大学に二浪してなんとか合格した素直キュート。
/__ )川*゚ー゚)o _/ / / 華の女子大生ライフを楽しむ気マンマンだった彼女の元に、
//// / >●< ⌒ ̄_/ > > 一頭身の猫的な何かが姿を現した。
/ / / // ̄\ x | ̄ ̄ // 「僕と契約して魔法少女になってよ!もしくは借金の保証人になってよ!」
/ / / (/ \ x \___ 後者だけは何としても回避したかったキュートは
((/ ///////// > ) 魔法少女の契約書に実印を押してしまうのだった。
/ / ̄ ̄/ / 次の瞬間、キュートの体が光に包まれる!
/∨/ / / そう!今この瞬間、彼女は『魔法少女シニカルQ子』になったのだ!
/ / ( /
/ / ) / 「見敵必殺!国家の犬に代わって処刑断行よ!」
/ / し′
( / 戦えキュート!今日も左手の鈍器が唸る!
) /
し′
- 248 名前:130.まいほぅむのようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 16:07:03 ID:WpyhGVJM0
(,,゚Д゚)「ダンボールで家を作るぜ!」
( ´∀`)「モナはかわいいおうちがいいモナ」
(,,゚Д゚)「何!?カッコいい感じに決まってんだろゴルァ!」
( ・∀・)「まぁまぁ抑えて。ここはしぃの意見も聞いてみよう」
(*゚ー゚)「三階建てで10LDK、風呂トイレ別のオール家電で太陽光発電付きがいいなー」
( ・∀・)「やっぱ聞かなくていいや」
( ・∀・)「ここは二人の折衷案でいこう。カッコかわいくすれば万事解決だ」
(,,゚Д゚)「なるほどな!」
( ´∀`)「賛成モナ」
(*゚ー゚)「三階建てで10LDK、風呂トイレ別のオール家電で太陽光発電付きがいいなー」
( ・∀・)「黙れ」
そして夢のネコマイホームが完成した!
/|
|/__
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
(,,゚Д゚)「どうしてこうなった」
(*゚ー゚)「三階建てで10LDK、風呂トイレ別のオール家電で太陽光発電付きだよ!」
( ´∀`)「かがくのちからってすげー!」
- 249 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2012/12/16(日) 16:11:42 ID:WpyhGVJM0
- ( ^ω^)「次回はこの部分もちゃんと書き溜めしてから投下した方がいいんじゃないかお?」
ξ゚听)ξ「余計に書く時間長くなるわよ」
( ^ω^)「じゃいいです」
ξ゚听)ξ「よっしゃ!!!!!」
( ^ω^)「おせち!!!!!」
ξ゚听)ξ「としこしそば!!!!!」
<<<No.111〜120 ◆ No.131〜150>>>
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