■2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
└201枚の紙芝居劇場のようです
└No.101〜110
└サムネ有り サムネ無し
- 191 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 00:58:13 ID:jhtsGyvQ0
- ( ・□・)「っしゃあ!今日は十枚投下だぜ!」
ξ゚听)ξ「いつもはながらだったけど今日は書き溜めだからさくっと終わるわね!」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「誰!?」
⊂ニニニ( ・□・)ニ⊃ ブーン!!!
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ
ガラッ
( ^ω^)「今ここに私と同じ顔をした奴が来なかったかお!?」
ξ゚听)ξ「来ませんでした!!!」
( ^ω^)「な ら ば 良 し」
- 192 名前:101.( ゚д゚)はいつでも見ていたようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 00:58:53 ID:jhtsGyvQ0
( ゚д゚ )
(゚、゚トソン「あ、あの……何か用ですか……?」
( ゚д゚ )
(゚、゚トソン「……」
( ゚д゚ )
(゚、゚トソン「その……私、そこそこ急いでいるんですが……」
( ゚д゚ )
(゚、゚トソン「……」
( ゚д゚ )
(゚、゚トソン「すいません、失礼します」
タタタ……
( ゚д゚)「待て」
(゚、゚トソン「……何ですか?」
( ゚д゚)「その本、うちの本屋から万引きしたものだな。見てたぞ」
(゚、゚トソン
( ゚д゚)
走れ青春!!!明日に向かって!!!
┗(゚、゚トソン┓三 3 ┗(゚д゚ )┓三 3
- 193 名前:102.大切な花のようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 00:59:46 ID:jhtsGyvQ0
( ><)「〜♪」
ξ■听)ξ「ご機嫌ね、ビロード。それ、何の植木鉢?」
( ><)「ちんぽっぽ先生に貰ったんです!でも中身は秘密なんです!」
(*‘ω‘ *)「秘密にするってビロード君と約束しちゃったっぽ」
ξ■听)ξ「そ。ま、どうせそこらの変なのの同類なんでしょうけど」
从'ー'从「ナベちゃんは変な植物じゃないよ〜」
( ・∀・)「そうだそうだ!」
( ´∀`)「大事なお友達モナー!」
(*゚ー゚)「ツンちゃんひどいの!」
(,,゚Д゚)「おめーが頭に乗せてるのだって変なやつだろゴルァ!」
(; ^ω^)「僕に矛先が向くとは思わなかったお」
( <●><●>)「収拾が付かなくなるのはわかってます」
ξ■听)ξ「あーわかったわかった!もー、ほんと騒がしいんだから」
( ><)「〜♪」
― 一月後 ―
( ><)「ツンちゃん!あの植木鉢、花が咲いたんです!」
ξ■听)ξ「へー、どんな花?」
<●>
│
[::]
ξ■听)ξ
( ><)「世にも珍しい人間の目が咲く花なんです!これをツンちゃんの右目に」
ξ■听)ξ「気持ち悪いからいい……マジで……」
( ><)
壁|ω‘ *)「(頑張るっぽビロード君……傷ついて人は成長するものだっぽ……)」
- 194 名前:103.ミセ*゚ー゚)リは悪夢を見せるようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:00:31 ID:jhtsGyvQ0
ミセ*゚ー゚)リ「とっそちゃーん!」
(-、-トソン zzz...
ミセ*゚ー゚)リ「とと……寝てるのかぁ……」
ミセ*゚ー゚)リ「やれやれ、こうしてればトソちゃんも口うるさくなくっていいんだけどなぁ」
ぽりぽりと頬をかき、私は静かに寝息を立てているトソちゃん――都村トソンを見つめた。
実に可愛らしい、と思う。女性の私だってこう思うのだから、男性から見れば彼女はそれは魅力的だろう。
椅子の後ろ側に移動し、そっと彼女の首筋に手を回した。
(-、-トソン「ん……ぅ……」
ぴくり、と反応する素振りを見せるが、トソンが目覚める気配はない。
なんて無防備な寝姿だろう。
このまま少し手に力を込めれば、さくっと首を絞めて殺せてしまえるだろう。
そう。
今なら簡単に、復讐を果たせる。
ミセ*゚ー゚)リ「……えい」
回した腕に、力を込めた。
(-、-;トソン「ん……む……ぐ……!」
トソンの様子が明らかに変わった。苦しそうな呻き声。私がずっと、聞きたがっていた声。
そして……。
私はそっと、手を離した。
(-、-;トソン「う……ぐぅ……裸踊りぃ……」
何の悪夢を見ているのか知らないけど、いい気なものだ。
ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫、トソちゃん。あなたを殺すのは、もっとずっと後。ちゃあんとそれに相応しい場所で、タイミングで……」
殺してあげる。
(゚、゚トソン「……あ、ミセリ……すみません、思わずうとうとしてしまいました……」
ミセ*^ー^)リ「あはっ、全然いいよー。レアなトソちゃんの寝顔を堪能できたもん」
- 195 名前:104.豪腕の騎士たちのようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:01:27 ID:jhtsGyvQ0
_
( ゚∀゚)「よぉ、ミルナ!」
( ゚д゚)「ジョルジュ先輩……」
_
( ゚∀゚)「なかなかいい戦いっぷりだったじゃねぇか!こりゃ俺もうかうかしてられないな!」
( ゚д゚)「そんなことは……」
_
( ゚∀゚)「謙遜すんなよ。いつか手合わせを頼みたいもんだぜ」
( ゚д゚)「……あの時の会話を思い出しますよ。まさか、敵としてあなたと戦うことになるとは思っていなかった……」
_
( ゚∀゚)「だな。ま、世界は移ろい行くもの……こういう時もあるさ」
( ゚д゚)「全力で行かせて貰います」
_
( ゚∀゚)「望むところだ!胸を借りるつもりでかかって来な!!」
_ オールハグデビル
( ゚∀゚)x"⌒''ヽ、 「俺の左腕、《全てを抱く優しき悪魔》は結構手強いぜ!?」
(| ...:: Y-.、
| イ、 ! :ヽ」 スターライトクリーチャー
U U `ー=i;;::.. .:ト、 (゚д゚ )「私の右腕……《星光の怪腕》を甘く見ないで頂きたいッ!!」
ゝ;;::ヽ :`i γ´⌒´ |)
>゙::. .,) /⌒ ィ... |
/:::. /;ノ / ノ^∪ ∪
ゞヽ、ゝヽ、_/:: / ! ,,,ノ
`ヾミ :: :. ゙ _/ ( <_
`ー--‐''゙~ ヽ_ \
ヽ、___ ヽ
〈J .〉
""
_
(# ゚∀゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオ!!!」
(# ゚д゚)「はああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
- 197 名前:105.( ^ω^)は流星剣闘士のようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:02:31 ID:jhtsGyvQ0
( ・∀・)「どうやら貴様らの命もここまでのようだな」
ξ;゚听)ξ「くっ……こいつ、強い……!」
川;゚ -゚)「私たちをここまで圧倒するとは……!」
(;'A`)「なんてこった……こんなとこで殺されるのか……!」
( ・∀・)「では……死ねィッ!!」
「待て――――――――い!!!!!」
( ・∀・)「上!?」
ξ゚听)ξ「この声……あいつ、来るのが遅いのよ!」
川 ゚ -゚)「だが、ナイスタイミングだ」
('A`)「よっしゃ、やってやれ!」
「「「ブーン!」」」
≪=≪=と(# ゚ω゚)つ=≫=≫
(# ゚ω゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
( ・∀・) ヒョイ
ズドーン!!!!!!!!!!!
ξ#゚听)ξ「何故避けた貴様ああああああああああああ!!!」
川#゚ -゚)「悪役には悪役の美学ってものがあるだろうがああああああああああああああああああ!!!」
(#'A`)「ブーンの気持ちを考えろ!!!恥ずかしくてあそこに開いた人型の穴から上がって来れんじゃろがい!!!」
(; ・∀・)「え、いや、その、なんかごめん……」
- 198 名前:106.兄が妹で妹が兄のようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:04:26 ID:jhtsGyvQ0
(´<_` )「おーい兄……者……」
( ;_ゝ;)「びえええええええええええええええええええええええええ!!!」
l从;・∀・ノ!リ人「そんな泣くなって……大の大人がそんな臆面もなく泣いてる姿は結構エグいし……」
(´<_` )
( ;_ゝ;)「あ……ちっちゃい兄者!!大変なのじゃ!!」
l从;・∀・ノ!リ人「おお、弟者!!そうなんだよへんた、いや大変なんだよ!!」
(´<_` )「何この茶番」
l从;・∀・ノ!リ人「ちげーよ!マジで俺と妹者の精神っつーか魂が入れ替わっちゃってんだって!」
( ;_ゝ;)「臭いのじゃ!!おっきい兄者の体臭くて耐えられないのじゃ!!」
l从;・∀・ノ!リ人「えぇ……俺のメンタルが耐えられないよその台詞……」
(´<_` )「……状況はなんとなくわかった。とりあえず水持ってくるからそれ飲んで落ち着け」
スタスタ……
( ´_ゝ`)「……くくく。上手く行ったようだな、妹者よ……」
l从・∀・ノ!リ人「そのようなのじゃ、おっきい兄者……これで今日の学校を休めるのは間違いないのじゃッ!!」
( ´_ゝ`)「そう!!コーラを飲んだらゲップがでるっていうぐらい確実ッ!!」
ガラッ
@@@
@#_、_@
( ノ`)「なんかあったのかいあんたたち、適当なこと抜かしたら地球がヤバいけど」
(´<_` )「さぁ思うさまぶちまけるといい、我が愚兄そして愚妹よ」
( ´_ゝ`)
l从・∀・ノ!リ人
- 199 名前:107.月 影 忍のようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:05:07 ID:jhtsGyvQ0
月光照らす闇の中
舞い降りたるは一人の忍
彼の名は……
( `ー´)「そんなもんなんだっていいじゃネーノ」
( `ー´)「さーて今日も忍ぶとするかっテーノ」
今日彼に与えられた指令は
ある殿様の暗殺である
( `ー´)「へっへへ……楽勝じゃネーノ」
天守閣の殿様の間
忍び込んだ彼を待っていたのは
lw´‐ _‐ノv「こめだわらびーむ」
(’e’)「うわぁ〜〜〜〜〜」
( `ー´)
lw´‐ _‐ノv「こんな天守閣に居られるか、ワシは帰るぞ」
ノパ听)「おい私の出番どこ行った」
( `ー´)「その前に俺の出番がないんじゃネーノ……」
今日も忍は歴史の影に忍ぶのみ……
- 200 名前:108.世界は非情で無情なようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:06:06 ID:jhtsGyvQ0
川 ゚ -゚)「……朝か……」
やかましく鳴り響く目覚まし時計を乱暴に叩いて止めた。
カーテンも閉めていないというのに、部屋は薄暗いままだ。
いまいちすっきりしない頭を覚ますため、窓を開けてベランダに出た。
川 ゚ -゚)「……開けても大してすっきりしないか」
嘆息しながら、眼前に広がる光景を眺めた。
赤い空。濃い霧。そして縦に連なる建物。
全てがこの世界に起きた異変を物語っていた。
三年程前。世界には、『魔物』と『霧』が現れた。
魔物は濃い霧の中でしか動けなかったが、人類がそのことに気付くまでの間、多くの命が奪われた。
さらに霧は年々その領域を広げていき、ついには地表全域を覆うまでになった。
生き延びる為ために人類が取った方法の結果が今のこの光景……。
つまり、霧から逃れるために生息圏を上へ上へと移していくことだった。
川 ゚ -゚)「どうなるんだろうな……人類は……」
……何を馬鹿げた自問自答をしているんだ、私は。そんなことはわかりきっているというのに。
地球の空には限りがある。まさか宇宙空間まで建物を伸ばし続けていくわけにもいかない。
建物の耐久度の問題も深刻だ。いつ一番下の建物が重みに耐えかねて崩壊してもおかしくない。
それがわかっているから、魔物から逃げ延びた今も、人類は減少の一途を辿っている……。
つい昨日も。私の恋人は、部屋で首を吊って死んでいた。
川 ゚ -゚)「……」
気が付いた時には私は、ベランダの塀から身を投げ出していた……。
- 201 名前:109.海原の思い出のようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:06:46 ID:jhtsGyvQ0
水。
生命の源。
私の全てを形作る物。
私は、産まれた時から水と共に有った。
それが当然だと思っていた。
覆されたのは、私が七歳の頃のこと。
その日私は、親の言い付けを破ってある海岸の砂浜で遊んでいた。
そこで彼に出会った。
彼は怪我をしていた。どうも、近くの岩場を歩いていて足を擦りむいたらしい。
ちょっと待っていて、と言い、私は海底にある家から絆創膏を持ってきて彼に貼ってやった。
彼は驚いて目を白黒させていたが、やがてにこっと笑い、「ありがとう」と言った。
それからも私は彼と遊ぶため、よくその砂浜に向かったものだ……。
川 ゚ -゚)「……っておい、聞いてるのか?」
(-@∀@)「ああ、ちょっと色々考え事をしててね……」
川 ゚ -゚)「はぁ……やはりお前と話をしていてもあまり楽しくないな」※ネタバレ:この後食われる
(-@∀@)「科学者だからねぇ、正直自分でもつまらない男だと思うよ」※ネタバレ:この後食う
- 202 名前:110.ハイスクールコロシアイのようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:07:57 ID:jhtsGyvQ0
ξ||听)ξ「はぁろー、いいんちょうさぁん。おげんこ〜?」
川 ゚ -゚)「……感心しないな。そのような危険な物を持って校内を歩き回るのは」
ξ||听)ξ「そんなのどうだっていいじゃなぁい。ていうかぁ、いいんちょうだって危険物持ってるでしょぉ?」
ξ||听)ξ「チューガクじゃあケンカバンチョーで有名だったんですってねぇ。両手が生えてるだけでじゅうぶんキケンよぉ」
川 ゚ -゚)「……昔の話だ……」
ガサ……!
o川*゚ー゚)o「いえーいいいんちょうみーっけ♪」
ζ(゚ー゚*ζ「よっしゃラッキー!一番コロしたい子はっけーん!」
川;゚ -゚)「しまった、後ろ……!」
ガン!ゴン!
o川#)д )o「がっ!!」
ζ( д:::;*ζ「げぼっ!!」
ξ||听)ξ「いいんちょうはぁ、あたしとはなしてんのぉ。邪魔しないでくれる?」
ガン!ゴン!ガン!ゴン!ガン!ゴン!ガン!ゴン!
川;゚ -゚)「止せ!二人とももう意識を失っている!」
ξ||听)ξ「やっさしぃー。生徒みぃんなでブッコロしあいしてるってぇのにねー。最後の一人しか助からないらしいょ?」
川 ゚ -゚)「……そんなルール知ったことか。全員でここから出てみせる」
ξ||听)ξ「……そう言うと思ってたのぉ。だぁからいいんちょうに会いに来たのよぉ」
川 ゚ -゚)「何……?」
ξ||听)ξ「私もこういうのって気に入らないからぁ?ラスボスに一撃かましてやんなきゃ気が済まないのよん」
ξ||听)ξ「一緒に行きましょうよいいんちょぉ。じゃないと私、色んなコをブッコロしちゃうかもぉ。なんちて」
川 ゚ -゚)「……いいだろう。これ以上、この学校で好き勝手させるわけにはいかない……!」
ξ||听)ξ「あは!やぁっと楽しくなってきたってかんじぃ!」
- 203 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2012/12/03(月) 01:15:02 ID:jhtsGyvQ0
- ( ^ω^)「僕、時々思うんだお……祭り期間をとっくに過ぎてるっていうのに、投下してもいいのかなって……」
ξ゚听)ξ「ブーン……」
( ^ω^)「僕のしていることは、正しいことなのかお?」
( ^ω^)「本当に、誰かの為になっていることなのかお……!」
ξ゚听)ξ「……私には、難しいことはよくわからないけど」
ξ゚听)ξ「でも、ひとつだけ言えることがあるわ……」
ξ゚听)ξ「言い訳は投下が全部終わってからしろ」
( ^ω^)「はい」
ξ゚听)ξ「ところでグリッドマンのDVDが出るらしくて胸熱ですわ!!!」
( ^ω^)「はい」
<<<No.81〜100 ◆ No.111〜120>>>
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