■( ^ω^)ブーンは勇者を討伐するようです
└第一話 その2
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95 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 16:48:40 ID:E7/mW/620
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【ザムクナハツ・メンゼン】
[ =]
きょうかい の もん の まえ に もんばん が たっている!
[ =]「ん……?」
パカラッ……
パカラッ……
ないとう は うま に のって もんばん に ちかよった!
( ^ω^)「噂に違わぬ見事な教会ですお」
[ =]「旅の者か」
( ^ω^)「ヴァルフガルドのないとうですお。王宮聖騎士にして、等級はデイム・グランドクロス。かの教会に近づいた印として、祈りをと」
[ =]「王宮聖騎士どのでありますか。無骨な物言い、許されたい」
( ^ω^)「構いませんお」
[ =]「失礼ながらご証拠を……」
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96 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 16:49:54 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「この盾では……」
ないとう は ヴァルフガルドのたて を みせた!
[ =]「……ハッ! 確かにヴァルフガルド国王の印を確認致しました。門をあけィ!!」
もん が おと を たてて あいた!
( ^ω^)「かたじけないですお。枢機卿にご挨拶もしたいのですが、よろしいですかお?」
[ =]「枢機卿は堂にいらっしゃいます。案内の者をつけましょう」
( ^ω^)「わかりましたお」
('A`)「では、失礼いたす」
ξ゚听)ξ「任務ご苦労であった」
[ =]「待てィ!!」
('A`)「あ。俺らダメ?」
あたりまえ だった!!
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97 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 16:58:19 ID:E7/mW/620
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[ =]「ないとう殿。この者達は」
( ^ω^)「ヴァルフガルドより共に参った護衛の者です。王の加護も受けておりますお」
ないとう は ないしん ひやひや している!
[ =]「左様ですか……」
('A`)「名はドクオ。等級はオフィサー。王宮士官であります」
ξ゚听)ξ「ツンデレ。同じくオフィサー。王宮士官にして、遠い王族であります」
('A`)「王より直々にないとう殿の護衛を任されております」
ないとう は 「よくそんな、くちからでまかせをいえるもんだな」 と ちょっぴり かんしん した!
[ =]「何か証拠は……」
ξ゚听)ξ「ないとう殿がその証拠です」
( ^ω^)「確かに、そのとおりですお。彼らは私の命を守ってくれた、言わば友。是非、共に祈りを捧げたいと思うのですが」
[ =]「左様ですか。……ヴァルフガルドの英雄の言葉、信じましょう」
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98 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:00:56 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「感謝いたします」
[ =]「入られたい。堀を渡った所に案内役を待たせます」
( ^ω^)「ありがとうございますお」
ないとうたち は もん の なかに はいった!
('∀`)「へへ。意外とチョロかったな」
( ´ω`)「いつもこんな事してるのかお?」
ξ゚?゚)ξ「いつもは後ろ盾が無いからそんな事しません」
( ´ω`)「やっぱり僕は盾かお」
('∀`)「ぬぅん! 拙者はヴァルフガルドの盾だお!!」
ξ´゚ー゚)ξ「……フッ。ちょっと、やめなさいよ」
('∀`)「ぬぅん!」
ないとう は ふたり と なかよく なれるか しんぱいだ!
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99 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:03:02 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「しかし、教会の敷地内は綺麗なもんだお」
('A`)「地上はな」
( ^ω^)「お?」
('A`)「上見てみ」
じょうくう には むすう の カラス が まっている!
(; ^ω^)「なんつう数だお……」
ξ゚听)ξ「美味しいエサがいっぱいあるのかもね」
('A`)「やっぱ、思った以上にきな臭い場所だぜ。こいつはよ」
ξ゚听)ξ「クロスも全て壊されてるのかしら。至る所が崩れてるわね」
('A`)「まるで邪教だな」
さんにん の かんそう を よそ に ザムクナハツ・メンゼン は ひかりのシャワー を うけて かがやいている!
てんし さえも おりてきそう な うつくしさ だ!
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100 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:04:27 ID:E7/mW/620
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('A`)「さて。無駄話はやめだ。巨大教会お楽しみツアーと洒落込もうぜ」
おおきな ほり を わたりきった!
∧
( ━)「お聞きしております、ないとう殿。忙しい中、お祈りを捧げてくださると……」
よろい の おとこ は ふかぶか と れい を した!
( ^ω^)「いえ、このような荘厳な教会。祈らざるはいられませんお」
∧
( ━)「さあ、ご案内致します。枢機卿は礼拝堂で祈りを捧げているでしょう」
[ ―]「馬は私がお預かりいたします」
( ^ω^)「よろしくお願いしますお」
*うま が アイテム から なくなりました
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101 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:05:31 ID:E7/mW/620
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∧
( ━)「申し遅れました」
おとこ は すがお を さらした!
( ・−・ )「私、シーンと申します。勇者信仰教会、階位・ヴァナフテン。どうぞ、よろしく」
( ^ω^)「名のある兵士さんに案内されるとは、恐れ多いですお」
ないとう は シーン と しりあい に なった!
( ・−・ )「さして名が知れてるわけではありませんよ」
( ^ω^)「ご謙遜を」
( ・−・ )「では、礼拝堂まで。お連れの方もどうぞ」
('A`)「あい、わかりました」
ξ゚听)ξ「どうも」
さんにん は ザムクナハツ・メンゼン の なか へ はいった!
………
……
…
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102 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:07:54 ID:E7/mW/620
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【ザムクナハツ・メンゼン ないぶ】 http://www.youtube.com/watch?v=XFbmLUZIMZk
カツーン……
カツーン……
( ・−・ )「随分と遠いところからお越しになられた」
( ^ω^)「何分、中央部以外の所は初めてでして、困惑することもしばしばですお」
( ・−・ )「そうですか。この辺は小国が多い。戸惑うのも無理はありません」
( ^ω^)「それにしても、随分と高い天井ですおね……」
( ・−・ )「訪れる者、誰もが驚きます」
('A`)「中は結構暗いんだな」
( ・−・ )「そうですね。光は遮られています」
ξ゚听)ξ「何故?」
( ・−・ )「光が降り注ぐ礼拝堂を、より神秘的に見せるためです」
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103 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:09:33 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「ここは勇者信仰の地と聞いておりますお」
( ・−・ )「いかにも。神が我々を見捨てて以来、ここは勇者信仰の本山として佇んでおります」
('A`)「神が見捨てた?」
( ・−・ )「ええ。まだ魔物がはびこっていた頃の世界は、神にどれだけ祈ろうと、虚しいだけだった」
('A`)「ま、祈ったって何にもなんなかったわな」
( ・−・ )「我々に平和をもたらしてくれたのは、勇者様だけです」
ないとうたち は かいだん を のぼった!
( ^ω^)「この教会は、正教のものだったと聞きますお」
( ・−・ )「そうですね。むしろ、今も正教のものです」
ξ゚听)ξ「無断で新しい信仰を始めているって訳?」
( ・−・ )「無断……。というわけではありません。正教の正式な許可は得ていなくとも、神の許可は受けているとセントジョーンズ様が」
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104 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:10:59 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「そうですかお」
( ・−・ )「正教や法王庁からも使いの者が何度も来ておりますが、勇者信仰の全てを話せば、納得し認めてくださっています」
ξ゚听)ξ「へぇ……。でも、正式には認められていないのよね」
( ・−・ )「正式に認められ、人々の心の拠り所になる日はそう遠くないでしょう」
( ^ω^)
ないとう は ショボン の ことば を おもいだした!
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( ´・ω・)「何度も使いを出しているみたいなんだけどねぇ……。どうも雲行きが怪しいみたい」
( ´・ω・)「なんだか最近あそこではいい噂も聞かないから、調べてきて欲しいのよねぇ」
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ショボン の いいかた では つかいのもの は ぶじ に かえって いないよう にも とれる!
とりあえず ショボン の かお を おもいだして げんなり した! MP が 3 へった!
('A`)「結構長いな、礼拝堂まで」
( ・−・ )「何しろ、教会自体が大きいので」
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105 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:12:31 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「祈りに来る民たちも大変でしょうお」
( ・−・ )「民には別の礼拝堂が用意されております。セントジョーンズ様が居るのは、我々にのみ与えられた礼拝堂です」
( ^ω^)「そうですかお」
( ・−・ )「かの勇者が、亡くなった仲間を蘇らせたという伝説を残している部屋。溢れる光が奇跡を思わせる空間なのです」
('A`)「へぇ、そいつは一度見てみてぇな」
ドクオ は まったく きょうみ が ない!
|::━◎┥「来い。さっさと歩け」
( ´μ`)
ぜんぽう から よろいのおとこ が きた! たみ を なんにんか ひきつれている!
|::━◎┥「シーン殿」
( ・−・ )「ご苦労。手を緩めるな」
|::━◎┥「ハッ……」
よろいのおとこ は さっていった!
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107 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:18:08 ID:E7/mW/620
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('A`)「ありゃ、あの揉め事の時出てきたヤツらじゃねぇか」
ξ゚听)ξ「ああ……。そう言われればそうかも」
( ^ω^)「あの者たちはどうなるんですかお?」
( ・−・ )「彼らには悔い改めを行っていただきます」
( ^ω^)「そうですかお……」
( ・−・ )「さあ、着きました。ここが礼拝堂です」
シーン は めのまえ の おおきな とびら を おしあけた!
とびら から ひかり が こぼれてゆく!
( ^ω^)「おお……」
れいはいどう は てん から の ひかり に あてられ うつくしく かがやいている!
('A`)「ほぉ……」
ξ゚听)ξ「異空間ね」
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108 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:19:46 ID:E7/mW/620
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( ・−・ )「セントジョーンズ様」
ひかり の まんなか に おとこ の すがた が ある!
おとこ は よびかけ に こたえる ように して たちあがった!
(’e’)「どうしました、シーン」
( ・−・ )「セントジョーンズ様にお会いしたいと言う者が。ヴァルフガルドよりお出でなられた一行です」
( ^ω^)「ヴァルフガルドのないとうですお。王宮聖騎士にして、等級はデイム・グランドクロス。祈りを捧げたく、参りましたお」
ないとう は ひざまづいた!
ドクオ と ツン は ぼーっと していたが あとから なんとなく ひざまづいた!
(’e’)「それはそれは、遠くから。あなた方に勇者の加護があらんことを」
おとこ は さんにん に いのった!
(’e’)「顔をお上げなさい、お三方」
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109 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:20:58 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「ハッ……。失礼しますお」
(’e’)「この教会を収めます、セントジョーンズと言います。正教会では枢機卿の位を頂いています」
( ^ω^)「お噂、聞いておりますお」
(’e’)「そうですか。いい噂なら良いが……」
ないとう は セントジョーンズ と しりあい に なった!
(’e’)「この場所に入り、美しさに驚かれた事でしょう」
( ^ω^)「はい。誠に……」
(’e’)「ここは魔王を倒した勇者が、死んでしまった仲間を蘇らせたという逸話の残る場所……。言わば聖地」
(’e’)「この聖地にこれだけの光が、窓を通して降り注いでいるということ……。これこそが奇跡。ここに踏み入れたあなた方は幸運でしょう」
( ^ω^)「誠にそう思いますお」
(’e’)「昼でこそ、これだけの暖かな光が降り注ぎますが、夜は月の白き光に照らされ、さながら冷たい光に包まれます。そこもまた神秘を感じ得ましょう」
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110 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:22:06 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「是非この目で見てみたいところですお」
(’e’)「あなた方は王の使いの者で?」
( ^ω^)「加護を受けております。それだけです」
(’e’)「そうですか。ご立派だ」
( ^ω^)「いえ……」
(’e’)「ここはヴァルフガルドとは違い、勇者信仰の地。すこし戸惑う事もあったでしょう」
( ^ω^)「あるにはありますが、出会う人々の勇者への信仰の深さに対しての驚きのほうが大きいですお」
(’e’)「そうですか。民たちは私の誇りです。この私の命にかけても守らなくてはなりません」
('A`)「えっと……。つかぬことを聞くんですけど」
(’e’)「はい」
('A`)「なんで勇者を信仰してるんで?」
ないとう は ひやり とした! このひとたち と いると ひやひや が とまらない!
ないとう の ききいしき が 5 あがった!スキル「シンパイショウ」が みについた!
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111 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:23:26 ID:E7/mW/620
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(’e’)「それは、神が我々を見捨てたからに他ならないでしょう」
おそらく シーン は 「もうせつめいしたじゃん」 と おもった に ちがいない!
(’e’)「我々は魔物に襲われ、家族を奪われ、災難が降り注ごうと、神に祈る事を続けてきました。ただ、ひたむきに」
(’e’)「しかし、神は何もしてくれなかった。魔物に全てを握られ、また誰かが殺されるのかと怯える日々。神が与えたのはそれだけです」
セントジョーンズ の かた に あおいとり が とまった!
(’e’)「民……。いや、人間を見捨てる神の、どこが神なのでしょう」
(’e’)「しかし、絶望と憎悪が渦巻くこの世界に救世主が降り立った」
( ^ω^)「勇者ですかお」
(’e’)「その通り。勇者は我々の願いを一心に受け止め、魔王を打ち滅ぼした。その姿、功績はまさしく神たるべき者でした」
ξ゚听)ξ「だから勇者を信仰するってわけ」
(’e’)「勇者を信仰しはじめてから、再び魔物が現れる事はありませんでした。今も勇者は人々を守ってくれているのです」
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112 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:24:41 ID:E7/mW/620
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(’e’)「そして、今。私達が勇者に祈りを捧げるのをやめてしまえば、再び世界は魔物の手に渡るでしょう」
( ^ω^)「そうですかお……」
(’e’)「魔物が再び現れぬ為、私は勇者の為に尽力するのみです。たとえ、辛く苦しくとも、この民たちと共に戦い続けましょう」
ドクオ は 「なんか、うさんクセェな」 と おもった! きぐう にも ツン も おなじ こと を おもった!
ばかまじめ な ないとう は 「りっぱなひとじゃないか」 などと かんがえていた!
( ・−・ )「ん……?」
とびら が おと を たてて ひらいた!
(=゚д゚)「セントジョーンズ様」
(’e’)「おや、どうしましたか。トラギコよ」
(=゚д゚)「正教会より来た者が、あなたにと……」
(’e’)「そうですか。して、その者とは……」
(=゚д゚)「お通しいたいします」
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113 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:25:57 ID:E7/mW/620
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とびら から あかげのおんな が すがた を あらわした!
从'ー'从「失礼致します……」
あかげのおんな は ひざまづいた!
ひかり は おんな の よろい を てらし かがやいている!
( ^ω^)「お……」
('A`)「森でみかけたヤツだな」
( ^ω^)「美しいお……」
('A`)「そうだな……」
ないとう と ドクオ は はなのした を のばしている!
ないとう と ドクオ の ムッツリ が 5 あがった! しかし、 ないとう と ドクオ の ムッツリ は MAX だ!
ξ゚听)ξ「……は〜ん」
ツン は つまんなそう だ!
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114 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:27:32 ID:E7/mW/620
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从'ー'从「突然の訪問を失礼致します。法王庁所属、第8聖騎士団小隊、小隊長、ワタナベ・ゼヴァと申します。洗礼名は
タナゥ・ペクス・トリファン・アーデ・アーデ・マグタ・ファンテェンサス。特位、プリーストとなります」
(’e’)「顔を上げてください」
从'ー'从「ハッ……」
(’e’)「実はアナタがここを訪れるということは、正教会より知らされておりました」
从'ー'从「そうでしたか……」
(’e’)「あなたを迎える準備も出来ております」
从'ー'从「恐れ多い限りです」
(’e’)「して、その目的は……」
从'ー'从「ハッ……。誠に申し上げにくいのですが……」
(’e’)「ザムクナハツ・メンゼンと勇者信仰の調査といった所でしょうか……」
从'ー'从「左様にございます」
(’e’)「以前にも何人か正教会から調査団が来ました。その方たちも納得してくれた通り、あなたも納得くださるでしょう」
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115 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:28:58 ID:E7/mW/620
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从'ー'从「私もそれを望んでおります」
('A`)「その調査団はどうなったんだ?」
この ドクオ と いう おとこ きになった こと は なんでも きいてしまう たち だった!!
スキル「コトナカレシュギ」 を もつ ないとう に とって ドクオ の そんざい は ほんと かんべん して ほしい たぐい の じんぶつ で あった!
从'ー'从「あなた方は……」
( ・−・ )「この者達はヴァルフガルドから来られた、王の者達です」
从'ー'从「そうでしたか」
( ^ω^)「ないとうと申しますお」
ξ゚听)ξ「ツンデレです」
('∀`)「ドクオです……、ども。フヒ」
ドクオ は さわやか な かんじ を えんしゅつ している!
しかし ドクオ には こうか が なかった!
ないとう は ワタナベ と しりあい に なった!
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116 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:30:59 ID:E7/mW/620
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从'ー'从「セントジョーンズ様。こちらが、法王庁より預かりました通達書です」
ワタナベ は セントジョーンズ に ほうおうちょうのつうたつしょ を わたした!
(’e’)「確かに受け取りました。アナタの任務がうまくいく事を願っています」
(’e’ )「……あなたがたはどうされますか? よろしければ、もてなしますが」
( ^ω^)「いえ、お気になさらず」
ないとう は いぜん きょうかい の ひと の もてなし を うけた こと が ある!
たべもの は すこし の やさい。のみもの は むぎじる。せんたくし は きまっていた!
(’e’)「そうですか。では、勇者を見ていくと良いでしょう」
( ^ω^)「勇者を……?」
('A`)「この教会に勇者がいるってことか……?」
( ・−・ )「いえ、そういうわけではありません」
(=゚д゚)「勇者は亡くなられたあと、自らの魂を像に移された。その像がここ、ザムクナハツ・メンゼンにあるのだ」
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117 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 17:32:28 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)(……勇者が死んでる?)
从'ー'从「聖遺物のようなものですか……」
(’e’)「それとは少し違うのですがね。ワタナベ卿も見て行かれるといいでしょう」
从'ー'从「拝見させて頂きます」
(’e’)「では、こちらへ」
セントジョーンズ は とびらへと むかった!
('A`)「像ねぇ……」
ξ゚听)ξ「どんなものかしらね」
('A`)「さあな」
( ^ω^)「ものすごく魔力を持ってる像も多いお」
('A`)「ああ。その類だろうな」
ないとうたち は セントジョーンズ に ついていった!
………
……
…
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120 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:41:44 ID:E7/mW/620
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【ザムクナハツ・メンゼン ないぶ】
( ・−・ )「足元にお気をつけて」
カツーン……
カツーン……
(’e’)「……どうですか。ここから、ザムクナハツ・メンゼンの街を一望できます」
从'ー'从「荒涼としてますね……」
(’e’)「元々、土地が痩せておりますので。しかし、民は必死に生き抜いております」
( ・−・ )「さあ、こちらへ……」
从 'ー'从、
ワタナベ は たみたち を あわれんだ!
('A`)「なぁなぁ」
( ^ω^)「お?」
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121 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:43:59 ID:E7/mW/620
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('∀`)「たまんねぇな」
(*^ω^)「……横顔」
ないとう と ドクオ は はなのした を のばしている!
ないとう と ドクオ の ムッツリ が 9 あがった! しかし、 ないとう と ドクオ の ムッツリ は MAX だ!
ξ゚听)ξ「早くあがって」
('A`)「おめぇもあんくらい綺麗な横顔してみろ」
ξ゚听)ξ「闇には無理よ」
( ^ω^)「そうかお? 綺麗な顔してると思うけど……」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「行くわよ」
ツン は ないしん すげぇ ドキッ と している!!!!!!!!
*ツン の こうかんど が 3 あがりました
………
……
…
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122 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:46:10 ID:E7/mW/620
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【ザムクナハツ・メンゼン さいじょうぶ】
(=゚д゚)「開けます」
おおきなとびら が おと を たてて ひらく!
たいしょうてき な しずか な ひかり が こぼれてゆく!
(’e’)「いつ見ても美しい……」
へや の なか には おおきなはね を もつ おとこ の ぞう が たたずんでいた!
( ^ω^)「天使……」
(’e’)「そう。勇者は亡くなり、そして天使になったのです。しかし、それは神の使いではありません」
从'ー'从「と、言いますと……」
(’e’)「勇者としての天使なのです」
ゆうしゃのぞう は あおじろく ひかっている ようだ!
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124 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:49:37 ID:E7/mW/620
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('A`)「魔力、含んでんな……」 ヒソヒソ
ξ゚听)ξ「そうね。それもかなり強力な」 ヒソヒソ
ツン と ドクオ は ひそひそ と はなしている!
(’e’)「勇者の像に触れることはなりません。触れるものは、青い炎につつまれるでしょう」
(=゚д゚)「実際に、触れたものが焼け死んだ」
(’e’)「愚かにも勇者を信ぜず、この像を破壊しようとした者でした。私に力があれば、そのような事態が起きずにすんだというもの」
( ^ω^)「すさまじい力を感じますお」
( ・−・ )「これを見れば、信ぜずにはいられません」
('A`)「この像は誰が彫ったんだ?」
(’e’)「存じません。もともと、この場所にあったのでしょう……。勇者の魂がこの像をたまたま選んだのかもしれません」
(’e’)「しかし、この偶然性が奇跡とも言えるでしょう。この教会に降り立った奇跡として……」
( ^ω^)「ふむ……」
………
……
…
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125 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:50:58 ID:E7/mW/620
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【ザムクナハツ・メンゼン ないぶ】
(’e’)「ないとう殿達は、いつ頃旅立つ予定で?」
( ^ω^)「そうですね……。もうしばらくはいても良いかと思いますお」
(’e’)「そうですか。ならば、ここを自由に出入りするといいでしょう。泊まれる場所もあります」
( ^ω^)「かたじけありませんお」
(’e’)「ワタナベ卿の小隊も泊まられる。なんの事はありません」
('∀`)
(*^ω^)
*スケベポイント が あがりました
げんざい:19
从'ー'从「これも何かの縁。よろしくお願いいたします」
(*^ω^)「よろしくお願いいたしますお」
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126 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:53:41 ID:E7/mW/620
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( ・−・ )「セントジョーンズ様」
(’e’)「……もう時間か」
( ・−・ )「ハッ……」
(’e’)「私は民たちの元に参ります。多忙な身の為、理解されたい」
( ^ω^)「いえ、お気になさらず」
(’e’)「では……」
セントジョーンズ と シーン と トラギコ は さっていった!
('A`)「……さて」
( ^ω^)「どうするんだお?」
('A`)「決まってんだろ。探索だ」
ξ゚听)ξ「そうね。どうもキナ臭いわ」
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127 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:55:02 ID:E7/mW/620
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( ^ω^)「おね……」
从'ー'从「……あの。私もご一緒してよろしいでしょうか」
('∀`)「フヒ? それはもちろん」
ドクオ は さわやか な かんじ を イメージ している!
ξ゚听)ξ「調査、でしたっけ」
从'ー'从「はい。法王庁、正教会としても、この勇者信仰は危険を孕んでいるものとして見ています」
从'ー'从「……それに。あの民たちの様子を見ると、いち早く解決の糸口を探さねばならないかと」
( ^ω^)「そうですおね……」
从'ー'从「確かに、正教会が直接管轄している街でも貧しい所は多くあります。しかし、ここの民たちの目は死んでいる……」
( ^ω^)「わかりますお」
从'ー'从、「何かあるハズです……。何かが……」
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129 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:57:45 ID:E7/mW/620
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('A`)「それと、あれも気になる」
( ^ω^)「あれ?」
('A`)「途中で会っただろ。厳つい鎧に連れられた、あいつらだよ」
ξ゚听)ξ「ああ……。馬車を襲った……」
从'ー'从「そんな事が……」
('A`)「正教会じゃそういう時どうするんだ?」
从'ー'从「……誠に心苦しいのですが」
( ^ω^)「拷問だお」
从'ー'从「はい。この場合、車輪轢きが妥当かと」
(;'A`)「車輪轢きたぁ、ちっと厳しいな」
ξ゚听)ξ「手足潰されて、車輪に括りつけられるやつだっけ」
从'ー'从「しかし、ここは正教会から離れた信仰を持ちます。言わば異端です……。正教の枠にはまってはいないと思いますが……」
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130 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 19:59:17 ID:E7/mW/620
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(;'A`)「ま。……とりあえず見てみるまではわかんねぇな」
ξ゚听)ξ「行く?」
(;'A`)「おう」
从'ー'从「では、すみません。お伴させていただきます」
ワタナベ が なかま に なった! http://www.youtube.com/watch?v=fGdux_A1swM
┃ 【なまえ】 ワタナベ ゼヴァ 【从'ー'从】
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【しょくぎょう】セイント・ヴァルキリー
┃ 【Lv.】 87
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┃ 【そうび】
┃ ぶき:ジブリール (レイピア)
┃ たて:ディンガルム
┃ あたま:クロス・ファウス・ヘルム
┃ からだ:クロス・ファウス・プレート
┃ て:クロス・ファウス・ガントレット
┃ あし1:ひかりのレギンス
┃ あし2:クロス・ファウス・サバトン
┃ アクセサリ:せいぼのクロス
┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
┃ 【つよさ】
┃ ちから:353
┃ すばやさ:678
┃ みのまもり:451
┃ きようさ:611
┃ みりょく:988
┃ さいだいHP:439
┃ さいだいMP:888
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131 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/03/15(土) 20:01:00 ID:E7/mW/620
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('A`)「あれだ。あんまり怪しい事はするなよ。変な質問したりな」
ないとう は 「あんたがいちばんしんぱいだよ」 と おもった!
( ^ω^)「分かってるお」
ξ゚听)ξ「で、あの連れられていった人たちの居場所を探すの?」
( ^ω^)「2階あたりで会ったおね……」
('A`)「ここは?」
从'ー'从「恐らく、6階かと」
('A`)「ふぅん……。教会がこんなに大きくてどうするのかね」
ないとうたち は へや を でた!
………
……
…
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