('A`)お化け・物の怪・都市伝説向け就職案内所のようです

第1話〜口裂け女〜

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70 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:00:33 ID:BVVJldfA0


       \   |    /
         _┌┬┬┬┐_
       ――┴┴┴┴┴―、         
      //             \      
  __[//_(゚Д゚,,)('A`)o(゚□゚*川o \__
 lロ|=☆= |ロロ゚|■■|■■∪警視庁■■|| =3     プップー  
 | ∈口∋ ̄_l__l⌒l____|___l⌒l___|| =3
   ̄ ̄`ー' ̄   `ー'  `ー'   `ー'


o川;゚□゚)o「なんでパトカーなの!?これ目立っちゃうじゃん!!!」

('A`)「だって君が」

o川*'A`)o『外歩いてたら人目に付く!こわいんだよぉ!』

('A`)「っていうからギコが車をわざわざ用意してくれたのに…」

o川;゚□゚)o「し、仕方ないじゃん!最近口裂け女の噂やたら流れてるみたいだし……」

(,,゚Д゚)「流石にまだ自分の車買うほど金持ってないですしね……ドクオさんは金あるはずなのに買わないし」

('A`)「確かに、な」

(,,゚Д゚)「ドクオさんにはケチな自覚あったんですか」

(;'A`)「そそそそっちじゃないわ!……いや、なんでもない」

71 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:01:41 ID:BVVJldfA0

(,,゚Д゚)「いやドクオさんはケチですよ。自覚してください」

(;'A`)「ほんと君そんな辛辣だったっけ……」

o川*゚□゚)o(何か勢いでついてきちゃったけど失敗したかなこれ……)

o川*゚□゚)o「……そういやフランケンシュタインさんってどんな人なの?」

('A`)

(,,゚Д゚)

o川*゚□゚)o「……?」

('A`)「……」

o川*゚□゚)o「ん?どうしたん?」

72 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:02:42 ID:BVVJldfA0

('A`)「いや、大丈夫だ。うん、なんとかなる。多分」

(,,゚Д゚)「そっすね。大丈夫。多分」

('A`)「いや、まぁまぁ、大丈夫かな?」

(,,゚Д゚)「うーん、大丈夫か?」

('A`)「大丈夫じゃないかもしれんね」

(,,゚Д゚)「そっすね。多分大丈夫じゃないっすね」

('A`)「なんとかならないかもしれんね」

(,,゚Д゚)「多分なんとかなりませんね」

o川*゚□゚)o「ねぇ、ちょっと帰りたいんだけど」

('A`)「いやぁもう着いちゃったよ」バタン

o川*゚□゚)o「終わった……もう絶望しかない……」

73 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:04:08 ID:BVVJldfA0

('A`)「ほら早く降りて」

o川*゚□゚)o「ここが地獄か……」バタン

(,,゚Д゚)「じゃあ俺はもう帰るんで、あとはまぁ頑張ってください」

('A`)「おう、またなんかあったらよろしくな」

o川*゚□゚)o「お父さん……お母さん……いままでありがとう……」

(,,゚Д゚)「できれば俺にあんまし話もってこないでくださいね……上のプレッシャーとかありますし」

('A`)「え?あ、うん……」

o川*゚□゚)o「お姉ちゃん達、いつもヨーグルト全部食べちゃってごめんね……」

(,,゚Д゚)「では」バタン

('A`)「あ、バイバイ……」

プップー

74 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:04:49 ID:BVVJldfA0

('A`)「……なんだい!ギコの奴!!自分はマッチョだからって偉そうに!」

o川*゚□゚)o「おじいちゃん……おばあちゃん……お年玉を貯金せずに全部べっこうアメにつぎ込んでごめんね……」

('A`)「くそっ!これが世の中だよ!ほっそいナナフシは生きることを許されないのか!!!!」

o川*゚□゚)o「ふふ……今日で終わっちゃうのか……」

('A`)「所詮強いDNAしか選ばれないってことか……」

o川*゚□゚)o「みんな……いままでありがとう……」

('A`)「くそおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

o川*;□;)o「うあああぁぁ……」

75 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 00:05:49 ID:BVVJldfA0

(´・ω・`)「さっきから君たちは入り口で何やってんだよ。部屋まで声聞こえてるぞ」

o川;゚□゚)o「っぎゃぁ!人だぁ!」

(;'A`)「うおお!?いきなり大きな声出すなよ!」

ザワ…        ナニアレ…
 ワカイオンナノコニオトコフタリ……    ヤバーイ
   ハンザイノカホリ

(´・ω・`)「いや君も十分でっかい声出してたでしょ」

(;'A`)「ええーい!うるさい!ちゃっちゃと中入るぞ!」

,,,,,,,,,,(;'A`)ノノo川*゚□゚)o( ´・ω・`)グイグイ

81 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:25:00 ID:E0FHXwpk0


―事務所―

o川*゚□゚)o「なんか建物はAPOPTOXIN4869を飲まされた高校生探偵の居候する事務所っぽいのに部屋はわりかし綺麗なんだね」

('A`)「え?あ、うん……」

(´・ω・`)「ったく、ただでさえウチはご近所さんからの評判悪いんだから、無駄に注目を集めるようなことはやめてくれよ」

o川;゚□゚)o「ご、ごめんなさい……」

( 'A`)?      o川;゚□゚))o,,,,,,ササッ    (・ω・` )

サササッo川;゚□(;'A`)              (・ω・` )

(´・ω・`)「……流石にちょっと傷つくよ……」

o川;゚□゚)o「……ごめんなさい……」

82 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:26:44 ID:E0FHXwpk0

(;'A`)「人見知りが激しいのはまぁ仕方ないけど、そんなんだと今から何もできないぞ」

o川;゚□゚)o「こ、この人は誰なの?」

('A`)「さっきも言ったろ。フランケンシュタインだよ」

o川*゚□゚)o「……え?」

(´・ω・`)「ん?何だ仕事?」

o川*゚□゚)o「この人?」

('A`)「うん」

(´・ω・`)

o川*゚□゚)o「いやいやいやいやいや?」

83 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:27:42 ID:E0FHXwpk0

o川*゚□゚)o「え?だってフランケンシュタインって」

    ,,,,,,,,,,,,
   | .+++.|
   | ・∀・|
  (⊃y ⊃
  ノ ゝ
 フランケーン

o川*゚□゚)o「こんなんじゃなかったっけ」

(´・ω・`)「それは僕が作った大輔だね」

o川;゚□゚)o「だ、大輔!?」

('A`)「フランケンシュタインってのは怪物じゃなくて人造人間作った科学者の名前なんだよ」

(´・ω・`)「大輔作ったはいいけどさぁ、あいつ言うこと聞かないわ恋人欲しいわうるさいから仮死状態にしてやったわ」

o川;゚□゚)o「じゃあ人間ってこと?でもそれだと、とっくに寿命迎えてるんじゃ……」

84 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:28:35 ID:E0FHXwpk0

('A`)「死体から生命を作り出すフランケンシュタインだぞ?狂ってやがんだよ、こいつ」

('A`)「自分の身体改造して寿命伸ばしやがったんだ」

o川;゚□゚)o「そ、それって不老不死……」

(´・ω・`)「いいや、ちがうね。僕が生きていられるのは『フランケンシュタイン』がこの世界中でポピュラーなおかげさ」

(´・ω・`)「天才マッドサイエンティスト、死体から人造人間を生み出すことに成功した人間、
        その概念を体現するという存在としてね。自身の改造はあくまできっかけだ」

('A`)「普通、都市伝説やお化けの類はその噂や元ネタに忠実になるもんなんだが、こいつはちょいと例外だ」

('A`)「強すぎる知名度が些細な差異をもみ消してんだよ。『フランケンシュタイン』って概念は、こいつが今生きてようが死んでようが大した問題にしないんだ」

(´・ω・`)「現に君みたいに小説『フランケンシュタイン』をあまり知らないのに、大輔の容姿イメージがすぐわいてくる人がいるみたいにね」

85 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:29:57 ID:E0FHXwpk0

o川;゚□゚)o「ふ、ふ〜ん……」

('A`)「よくわかってないみたいだな……まぁ簡潔に言えば有名すぎるからちょっとくらい違ってても気にならないってことだよ」

(´・ω・`)「だから人々から忘れられたら僕も死ぬ。だから不老不死じゃない……ってかドクオ。僕のことそんなにペラペラ喋るってことは」

('A`)「ああ。今回の客だ。口裂け女」

(´゜ω゜`)「うひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

o川;゚□゚)o「ひっ」ビクッ

(´゜ω゜`)「ひああああああああああああああ!!!!!おぺだあああああああああああああああああああはははははひひひひひひひひひひ!!!!!!」

(´゜ω゜`)「ひひひひひひひひひひひひひひひひ口裂け女!!!!!!!!!!!!!!!!!!ひひひひひひひひひひひひひひひ!!!!!!!!!!」

o川*;□;)o「ぁ……ぅぁ……」

86 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:30:59 ID:E0FHXwpk0

(;'A`)「おいおい落ち着けフランケンシュtt!いてっ!噛んだ!!」

(´゜ω゜`)「じっくりたっぷりきっちりゆっくりねっとりしっかりやらなくちゃあああああああひひひひひひひひひふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!!!!!!!」

o川*;□;)o「もうやだよぅ……おかぁさぁん……」

(;'A`)「落ち着けって!オペできなくなるぞ!!」

(´・ω・`)「それは困る」

(;'A`)「そういう風に切り替えできるんなら最初からやれよ!なんで恐怖を煽るようなことしちゃうの!あほか!」

(´・ω・`)「あー天才科学者の僕にアホとか言うとかまじありえないんですけどーあーあ」

('A`)「閻魔省に突き出すぞ」

(´・ω・`)「あっ、それはマジ無理、勘弁してホント」

87 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:33:54 ID:E0FHXwpk0

o川*;□;)o「うぅう……」

(;'A`)「あー、確かにこいつ頭おかしいけど、手術だけは失敗しないから。うん」

o川*;□;)o「もうそういう問題じゃないよ……」

(´・ω・`)「いいからやらせてよ」

(;'A`)「その言い方やめろよ……」

(´゜ω゜`)「ああああああっ!!!つべこべ言わずいいからやらせろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

o川*;□;)o「うえええええええん!!!!」

(;'A`)「だああああ、もう収集つかないじゃん!!黙れクソ眉毛!」

88 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:35:16 ID:E0FHXwpk0

o川*;□;)o「ひっく……ひっく……」

(;'A`)「し、しじゅ……しゅじゅちゅちゅうはあいつはこうならないから大丈夫だよ……」

o川*;□;)o「もうどんな言葉も心の慰めになりゃしないよ……あの人がメスもってる姿見るだけで気絶する自信あるよ……」

(;'A`)「あぁ、しゅず、し、手術って言っても医学的なもんじゃないから大丈夫だ。ぶっちゃけ触るだけ」

o川*;□;)o「お、お触り!?こ、こわい……」

(;'A`)「もう何言ってもマイナスイメージだな……」

(´・ω・`)「ただのお触り呼ばわりとは、心外だね。触ることにより現象の解析を行い対象の生命力の流れを用いた再構成と時空間の操作を行……」

o川*;□;)o「わけわかんないよぉ……」

(´゜ω゜`)「あああああああああああああああっ!!!!!!じれったいんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!やらせろ!!!!」

o川*;□;)o「ひいぃ!」

(;'A`)「あぁあ!!もう!!!!」

89 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:36:01 ID:E0FHXwpk0

o川*;□;)o⊂('A`;)ギュッ

o川*;□;)o「……!」

(;'A`)「俺もいるから!お願いだから安心して!話が終わらない!」

(´・ω・`)「うっわー、相手が普通の女の子じゃないからって、ここぞとばかりに日ごろのムラムラを晴らすようにいやらしく手を握るなんて……」

(;'A`)「ちちちち違うわ!そもそも誰のせいだと!!!!」

o川*う□;)o「……何か落ち着く」

(;'A`)「へ?」

o川*゚□゚)o「……ありがと、もう大丈夫」

(;'A`)「え?あ、は、はい……」

90 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:38:20 ID:E0FHXwpk0

(´・ω・`)「うっわー、絶対勘違いしちゃってるよこいつ。きんもー」

(;'A`)「うるせぇ!……で、どうする?しゅ……す……手術するか?」

o川*゚□゚)o「……うん」

(´゜ω゜`)「んんんんんんんんんんんんんんグレイトフルゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!」

(;'A`)「だから静かにしとっけって!!……で、本当にいいのか?」

o川*゚□゚)o「……あたし変わりたい。ずっとそう思ってきた。もう口裂け女はいやだって。ここで逃げてちゃ一生このままなんだし、やらなきゃね」

(´゜ω゜`)「ああああああああああああぁああナイス!!!!ナイス判断んんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!」

(;'A`)「……本当に大丈夫か?」

o川;゚□゚)o「ま、まぁ怖いっちゃ怖いけど……信じていいんだよね?」

91 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:41:28 ID:E0FHXwpk0

(´゜ω゜`)「トゥラストッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!トゥラストォミイイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!」

(;'A`)「う、うん……と、トラスト、ミー……」

o川;゚□゚)o「わ、わかった……で、どうすればいいの?しゅず……しず……手術室とかいくの?」

('A`)「いや、そこのソファーにでも座っててくれ」

o川*゚□゚)o「おっけ」ポスッ

(´・ω・`)「じゃあはじめようか」ポスッ

o川;゚□゚)o「ひぃ!」

(´・ω・`)「まだ正面に座っただけじゃないか……」

o川;゚□゚)o「だ、大丈夫だよ!もう覚悟は決めたから!」

92 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:44:25 ID:E0FHXwpk0

(´゜ω゜`)「キヒッ!!!!!キヒヒヒヒヒヒヒヒヒィ!!!!!!!!!!はじまるよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

o川;゚□゚)o「……手」

(;'A`)「え?」

o川*゚□゚)o「ちゃんと、握っててね」

(;'A`)「え?あ、うん」

o川*゚□゚)o⊂('A`;)ギュッ

o川*‐□‐)o「ふぅ……」

(´・ω・`)(……ドクオの中和、ちゃんと効いてるようだね)

o川*゚□゚)o「えっと、それじゃぁ……お願いします」

('A`)「あぁ、マスクは付けたままでもいいよ。触るだけだから」

o川*゚□゚)o「う、うん」

93 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:48:00 ID:E0FHXwpk0

(´・ω・`)つ「じゃぁ、始めるよ」スッ

o川*‐□‐)o「はい……」ギュ

(;'A`)「ぎゃあ!!痛い!!!!痛い!!!力弱めて!!!!」

o川;゚□゚)o「あっ、ごめん」

(´・ω・`)「ただ単に脚力だけじゃなく全体的に身体能力も高いんだなぁ。面白いなあ」

(;'A`)「面白くないわ!むっちゃ痛い……」

o川;゚□゚)o「力加減難しいんだよね……そういうのもなくなるの?」

(;'A`)「あれ、なんか腫れてる……まさか折れてないよね、これ……」

(´・ω・`)「うーん、口裂け女の象徴である傷がなくなったらそういうのも弱まるかもしれないね」

o川*゚□゚)o「……そっか」

(´・ω・`)「まぁやってみないことにはわかんないなぁ。もう触っていいかい?」

o川;゚□゚)o「うん」

95 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:48:43 ID:E0FHXwpk0

(´・ω・`)つ「ではでは」ピトッ

o川;゚□゚)o「ひゃあ!冷たい!!」

('A`)「こいつ冷え症だしなぁ」

(´‐ω‐`)つ「別にいいだろ……ふむ……なるほどね」

o川;゚□゚)o「ど、どうですか」

(´‐ω‐`)つ,,「なかなか強い呪縛だな……ドクオの中和と僕の能力でもギリギリってとこか……」サワサワ

(;'A`)「えー、まじかよ……大丈夫だって大見得切ったのが恥ずかしくなってきた……」

96 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:51:31 ID:E0FHXwpk0

o川;゚□゚)o「……」

(´‐ω‐`)つ,,「まぁ幸いだったのは、傷が口裂け女としてはそこまで深くはなかったことかな」ペタペタ

o川*゚□゚)o「あ、あたし以外にも口裂け女の治療したことあるの?」

(´‐ω‐`)つ,,「いや……傷から分析したんだ……ある意味ここは口裂け女の象徴みたいなもんだから、色んな情報が詰まってる」ウリウリ

o川*゚□゚)o「あ、あたしのプライバシーが露わに……」

(´‐ω‐`)つ,,「そういうのはあんまりわかんないから大丈夫だよ……」チョイチョイ

o川*゚□゚)o「よかった……」

(´・ω・`)「よし、大体解析終わったからそろそろ始めるよ」

o川;゚□゚)o「りょ、了解」ギュゥググ

(゜A゜)「んぎゃぁ!」メキャァ

o川;゚□゚)o「あっ、ごめん……」

97 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:52:29 ID:E0FHXwpk0

(゜A゜)「なんやこれ……指がおかしな方向にまがっちょる……」

(´・ω・`)「後で治してやるからドクオも静かにしといてよ……集中できないじゃん」

(;'A`)「えぇぇ、指折れた俺にそんなに冷たい言葉を投げかけるの……」

(´・ω・`)「悪いけど今こっちはそんなに余裕ないんでね……じゃ、口裂け女さん、口の力抜いて」

o川;゚□゚)o「は、はい」

o川*´□`)oフニャア

(´・ω・`)「何も顔全体の力抜かなくても……まぁいい、取りかかりますかね」

( ´・ω・`)つ,,「それそれ」クニクニ

o川*゚□゚)o「冷たっ」

(´・ω・`)「しゃべっちゃだめだよ」

o川;゚□゚)o「す、すいません」

98 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:53:24 ID:E0FHXwpk0

(´‐ω‐`)つ,,「まぁ別にそんなには気にならないけど、傷が動くとやりづらいから静かにしといてね」サワサワ

o川*゚□゚)o「はーい……」

(´‐ω‐`)つ,,サワサワ

o川*゚□゚)o「……」

(´‐ω‐`)つ,,サワサワ

::o川*゚□゚)o::「……くっ……ふ……」

99 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:54:48 ID:E0FHXwpk0

(´‐ω‐`)つ,,サワサワ

::o川*;□;)o::「……ひっ……ひ……くふっ……ふふふふふふふふ」

(#´・ω・`)「ちょっといいかげんにしてもらえるかな……」

::o川*;□;)o::「だってくすぐっ……くふふふふふ」

(#´・ω・`)「あぁあぁもう!こうなったらちょっと眠っててもらうよ!」

o川*;□;)o「へ?」

   (´・ω・`)
     ⊂彡 バシーン
・;’.、o(゚;川川o 「へぶらっ」

100 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/10(木) 23:55:44 ID:E0FHXwpk0

o川* □ )o「うぅ……」キュゥゥ

(´-ω-`)「やっと静かになった……」

(;'A`)「大丈夫なのか?」

(´‐ω‐`)つ,,「問題ないよ……どうせあと三分程で終わる」サワリサワリ

(;'A`)「……そっち終わったら俺の手の方もよろしくな」

(´‐ω‐`)つ,,「了解……」サワリサワリ








―――――――――――――――――――――――――――――――…………………………

101 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:07:31 ID:k7OanjQ60




日暮れ時!!!!!!!!!


カァーカァー



o川*-□-)o「んん……」

o川*゚□゚)o「はっ!」ガバッ

o川*゚□゚)o「あれ?何であたしソファで寝て……」

(´・ω・`)「おはよう、やっと起きたか。もう夕方になっちゃったよ」

o川*゚□゚)o「ん?確かあなたは……」

102 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:08:17 ID:k7OanjQ60
o川*゚□゚)o「あれ?何であたしソファで寝て……」

(´・ω・`)「おはよう、やっと起きたか。もう夕方になっちゃったよ」

o川*゚□゚)o「ん?確かあなたは……」

(´・ω・`)「ったく、施術自体はすぐ終わったのに全然目覚まさないんだから」

o川;゚□゚)o「あー!ビンタされたんだった!あたし!頭痛いもん!!」

(´・ω・`)「あーはいはいスミマセンゴザマシター。で、何か気付いたことない?」

o川*゚□゚)o「……え?」

(´・ω・`)「傷、治ったよ」

o川*゚□゚)o「……ほ」

(´・ω・`)「ん?」

o川*゚□゚)o「……ほんとに?」

103 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:09:19 ID:k7OanjQ60

(´・ω・`)「鏡はここにある。マスクとって確認してみな」ヨイショ
 つ○⊂

o川*゚□゚)o「う、うぁ、ぅ」

(´・ω・`)「無理せず、ゆっくりでいい」
 つ○⊂

o川*゚ー゚)o「そいやああぁぁあぁぁああ!!!」パシンン
  □⊂彡 

(´・ω・`)「うわぁ一思いにいきやがった」
 つ○⊂

o川*゚ー゚)o「うおおおぉ!治ってる!治ってるじゃん!!!」

(´・ω・`)「あれ?なんか思ってた反応と違う……」
 つ○⊂

104 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:11:16 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「ひ、ひゃっほい!あたしめっちゃかわいいじゃん!!やったあ!!!!」

(´・ω・`)「もっと 『な、なくなってる……よかった……よかった……!』ヘナヘナ ってなるかと思ってたのに……」

o川*゚ー゚)o「いやぁ、これも偏にみなさんのおかげですよ!……ってあれ?えっと、ドクオさん?は?」

(´・ω・`)「あぁ、あいつならおしっこいってるよ、たぶんすぐに戻ってく……」

('A`)「ふぅ、出た出た。手の方もしっかり治っt」ガチャッ

o川*>ー<)o「いぇーい!!!!キャッホ―――――イ!!!!」

(;'A`)「うおぉぉおおおぉぉ!!?」

105 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:11:59 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「無事!!治りました!!!うへへ!!!」

o川*゚ー´)o⌒☆ウインクバチューン

('A`)「なんか思ってたのと違う……」

(´・ω・`)「な」

o川*゚ー゚)o「いやぁ、本当になんとお礼を言ったらいいか!!キューちゃんのキュートな姿を取り戻してもらって!!!」

o川*゚ー´)o⌒☆ウインクバチューン

('A`)「え、どうすんのこれ」

(´・ω・`)「な」

106 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:15:23 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「いやはや、あたしも本当になんというか、生まれ変わった気分ですよ!ぐふふ!!」

('A`)「あ、そうだった俺の仕事忘れてた」

(´・ω・`)「頑張って」

o川*゚ー゚)o「ふふふ、笑顔が自然!これって素敵!!!」

('A`)「えっと、素直 弓十(すなお きゅうと)さん」

o川*゚ー゚)o「あれ?なんであたしの名前知ってるの!?もしかして、ファンか何か!?」

o川*>ー<)oキャー

('A`)

(´・ω・`)「負けないで」

107 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:16:56 ID:k7OanjQ60

('A`)「えっと、うちの本来の仕事は就職案内なんですよ。
    なのでそちらのほうのお話をしたいんですが、本日は遅いので、また明日ということで」

(´・ω・`)「よし、よく言い切った」

o川*゚ー゚)o「あ、そうでしたね!!いやあ本当にありがとうございました!!」

('A`)「あ、いやだからまだ終わりじゃないんですよ、また明日こちらの事務所の方でお話を」

o川*゚ー゚)o「あっ、そうなんですか?ホント何から何までありがとうございます」

('A`)「あ、いえいえ。ではまた明日」

o川*゚ー゚)o「はーい!!!」

o川*゚ー゚)o「あっ、では、本日は失礼します!!」

o川*゚ー´)o⌒☆ウインクバチューン

('A`)「あ、はい」

109 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:20:39 ID:k7OanjQ60

ガチャッ バタン

トトトトトトト……

(´・ω・`)「ふぅ、帰ったか」

('A`)「あぁ、なんかこう、エネルギーを持って行かれる……ん?」

……トトトトトト ト ト ト

o川;゚ー゚)oバターン
   ⊂彡

('A`)

(´・ω・`)

o川;゚ー゚)o「……無理」

110 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:21:39 ID:k7OanjQ60

('A`)「え?」

o川;゚ー゚)o「人前」

('A`)「は?」

o川;゚ー゚)o「だから!怖いの!!」

(;'A`)「何が!?」

o川;゚ー゚)o「人が!!!!」




―――――――――――――――――――――――――――………………

111 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:22:50 ID:k7OanjQ60





(´・ω・`)「まぁお茶でも飲んで」コトリ

o川;゚ー゚)o「あ、どうも」

(;'A`)「……で、人が怖いってのは?」

o川*゚ー゚)o「んー、なんていうか、まだあたしに口裂け女が残ってるような気がして、いきなりまた裂けるかもしれないって考えちゃって……」

(;'A`)「んー、まぁすぐに今までの自分をなくしちゃう、ってのは難しいしなぁ……」

o川*゚ー゚)o「そもそもあたしずっと人とロクに会話してなかったし……外歩けてたのすら口裂け女の呪縛のせいだったし……」

(´・ω・`)「呪縛とけた瞬間にコミュ障とは皮肉なもんだね」

112 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:23:41 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「はぁ……どうしよう……やっぱ就職とか無理なのかなぁ……」

(;'A`)「就職だけならともかく、人見知り直さなきゃならないのはきっついなぁ……自身の口裂け女への恐怖のせいで余計ハードル上がってるし」

o川;゚ー゚)o「あ、でもドクオちゃん来てくれたら大丈夫!多分!」

('A`)「……俺一応君より年上だからね……「ちゃん」て……「ちゃん」て……」

(´・ω・`)「うーん、ただ君が安心できるようになるまで、ドクオを君の傍に置いていけるほど、うちの事務所は余裕ないんだよなぁ」

o川;゚ー゚)o「うぅ……」

113 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:25:38 ID:k7OanjQ60

('A`)「だよなぁ、今週末も閻魔省の本部で会議とかあるしなぁ」ズズズ

('A`)「あ、コーヒーおかわり持ってきて」

(´・ω・`)「は?パシリとかふざけんなよぶちころすぞ。僕は天才フランケンsy」

('A`)「お前家事当番だろ、今日」

(´・ω・`)「はぁ?コーヒーとかは含まれないと思うんですけどー」

('A`)「……なぁ、先月の携帯料金、いくらしたと思う?」

(´・ω・`)「さ、さぁ、いきなりなんのことことととととと」

(#'A`)「お前がアホみたいに糞みたいなネットゲームに狂ったように課金しまくるから馬鹿みたいに金かかってんだよおおおおおおおおお!!!!!!!」

114 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:26:26 ID:k7OanjQ60

(´・ω・`)「いいいいいいや、それはほら、あっあああああれだよ、しらなかったんだ、おかねかかるって」

(´・ω・`)「だってがちゃがちゃいっぱいまわしたいでしょ?まわしたくなるでしょ?どくおもきっとそうなるよ、うん、しょうがないよ、しょうがない」

(´^ω^`)「しょうがない」

o川*゚ー゚)o「うわ、だめだ、この人」

('A`)「退会しといたから」

(´^ω^`)「え?」

('A`)「そのゲーム退会したから。カードは全部売って通信費に充てたから。あと、お前もう向こう半年携帯所持禁止な」

(´^ω^`)

(´゜ω゜`)「っはああああああああああああああああああああああああ!!!!!???」

115 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:27:36 ID:k7OanjQ60

('A`)「お前これで何回目だよこういうの。なぁ。携帯代は全部俺の分の金から出してるんだぞ」

(´゜ω゜`)「あ……あ……あぁ……」

('A`)「ちゃんとお前には生活費別にして給料もやってるだろ?それも相当額。なんでおまえそういうのも一日で使い切っちゃうんだよ」

('A`)「俺はお前が糞ゲーに金を突っ込むのは別に口出ししないよ。それがお前の金ならな」

('A`)「お前が携帯欲しいって言ったから買ってやったのに、こんなことになるなんて思わなかったよ、がっかりだ」

(´゜ω゜`)「お……こほぁ………」

('A`)「たのむから、手伝いくらいは真面目にやってくれよ。家事は二人でやるってのは決まり事だろ?なぁ」

(´゜ω゜`)「……は……ぃ……」

('A`)「じゃぁコーヒーもってきて」

(´゜ω゜`)「わか……った……」フラフラ

116 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:30:21 ID:k7OanjQ60

ガチャ バタン

o川*゚ー゚)o「ん?二人はここにすんでるの?」

('A`)「ん?あぁ、この建物は事務所のあるここ二階以外も、三階はうちの物だからな」

('A`)「つっても三階の方には風呂以外あんまいかないなあ。寝るのも事務所が多いし」

o川*゚ー゚)o「フランコン……フランケンシュタインさんと一緒に寝てるの?」

('A`)「あいつは寝ないよ。ずっと書斎で本読んだりゲームしたりネットサーフィンとかしてる」

o川*゚ー゚)o「なんか寝ないってゾンビっぽいね」

('A`)「ほんとにな。生活スタイルもろもろ含めてな」

117 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:32:14 ID:k7OanjQ60




――――――――――――――――――――――………………………………


(#´・ω・`)「くそっ、ドクオの奴、覚えてろよ!!!」ゴポゴポ

(#´・ω・`)「しょうがないじゃないか!トップレアの確率80000分の1なんだからいっぱいまわしたくなっちゃうんだもん!!!」ゴポポ

(´・ω・`)「あ、沸いた」

(´・ω・`)(しかしお尋ね者である僕をかばっててもらってるのも事実……大きく出ることはできない……)チョロチョロ

(´・ω・`)「よし、注げた」

(#´・ω・`)(しかしこのままじゃこの事務所内での僕のカーストは最下位だ……二人しかいないけど)

118 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:33:10 ID:k7OanjQ60

(´・ω・`)「砂糖は三つだっけ……あいつ糖尿になるぞ」

(#´・ω・`)(どうすればこの状況を打開できるか………)

(´・ω・`)「はっ!!!」

(´・ω・`)(逆転の!発想!!!)

(´・ω・`)(上に!行けないなら!!)

(´・ω・`)(下を!!!作ればいい!!!!)

(´^ω^`)




――――――――――――――――――――――………………………………………………

119 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:34:08 ID:k7OanjQ60





('A`)「マスクしててもダメなの?」

o川*´へ`)o「うーん、ちょっとはマシになるかなぁ……」

ガチャッ

(´^ω^`)

('A`)「おっ、かえってきたか」

(´^ω^`)「コーヒー、どうぞ」カチャリ

('A`)「ありがと」

121 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:35:06 ID:k7OanjQ60

(´^ω^`)「ところで口裂け女さん……いや、素直さん。いい就職先の提案があるんですが」

o川;゚ー゚)o「ほ、ほんとに!?」

(;'A`)「え?お前そっちの筋のコネ何かあったっけ?」

(´^ω^`)「いや、うちの事務所の秘書をやっていただこうと思いまして」

o川*゚ー゚)o「!」

(;'A`)「はぁああ!?」

(´^ω^`)「ドクオも最近物凄く忙しくなってきてるし、やっぱり手伝いは多い方がいいんじゃないかと思ってね」

(;'A`)「いや、そうだけどだけどさ」

122 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:36:19 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「やりたい!」

(;'A`)「ちょt」

(´^ω^`)「うん、いい返事だ」

o川*゚ー゚)o「でへへ」

(;'A`)「ええい、静かにしろ!いいか?特殊職業案内所の秘書官にはちゃんと試験があるんだぞ!それもかなり難しい!」

(;'A`)「それに元都市伝説はおそらく面接ではじかれる!退魔局のスパイ対策で向こう側からの介入は徹底して排除するんだよ!」

(´^ω^`)「試験は問題ないさ。この超天才の僕がティーチングするからね」

(´^ω^`)「それに元都市伝説といっても彼女が口裂け女だったことはまだ本部に伝えてない。いくらでもごまかせる」

(´^ω^`)「それにさっきのオペで口裂け女の情報は十分把握した。探知部の奴らに気付かれない仕掛けだって作れるさ」

123 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:37:00 ID:k7OanjQ60

(;'A`)「って言ってもなぁ」

o川*゚ー゚)o「ここで働かせてください!」

(;'A`)「う、うーむ」

o川*゚ー゚)o「ここで働きたいんです!!!」

(´^ω^`)「ドクオ!!!」

(;'A`)「……1ヶ月だ」

o川*゚ー゚)o「え?」

(;'A`)「1ヶ月後にちょうど試験がある!それに合格したらここで雇うことにするよ」

o川*゚ー゚)o「ほんと!?やったぁ!」

('A`)(まぁ1ヶ月じゃ無理だろうし、それまでにどっか就職先探すとするか)

124 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:39:10 ID:k7OanjQ60

(´^ω^`)「ふふ、じゃあそれまでここの三階の部屋を貸してあげよう。勉強も僕が教えやすくなるしね!」

(;'A`)「何でだよ!」

(´^ω^`)「口裂け女の件の解決を本部に伝えないってことは他の閻魔省職員の調査も入るかもしれないだろ?」

(´^ω^`)「ただでさえS級指名手配されてるのに、余計僕が見つかりやすくなっちゃうよ」

('A`)「それはただの噂だったってことで報告書でっちあげて……」

(´^ω^`)「あぁもうグダグダとうるさいな、はい決定!決定したから!!!」

(;'A`)「だ、だから」

o川*>ー<)o「よっしゃ!!お勉強頑張っちゃうもんね!!!ふふふふふ」

(´^ω^`)「ようし頑張れ頑張れふふふふふ」

125 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:40:04 ID:k7OanjQ60

(;'A`)「だk」

o川*゚ー゚)o「そうと決まれば引っ越しの準備しなきゃね!!あんまり荷物無いからすぐ終わるよ!」

('A`)「もう好きにして……」

o川*゚ー゚)o「ぐふふふ!ありがと!どっくん!」

('A`)「え?何?どっくんて」

o川*゚ー゚)o「え?だって同じ職場になるんだからあだ名決めて距離を縮めなくちゃね」

('A`)「え?どっくん?俺?」

126 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:40:49 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「うん!名前ドクオだし、さっき手繋いでたときどっくんどっくんしてたから」

('A`)

(´;ω;`)「ぎゃはははははは!!初心童貞!!初心童貞!!!!!」

o川*゚ー゚)o「で、そっちはショボンね!」

(´・ω・`)「え?」

127 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:41:29 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「眉毛しょんぼりしてるし、シュタインってしょぼんっぽいしね!」

(´・ω・`)

o川*>ー<)o「ようし、何か俄然やる気でてきたぞおおおぃ!!!」

o川*゚ー゚)o「お祝いとかあるのかな!?あ、そうだ出前取ろうよ出前!!」

o川*゚ー゚)o「いっぺんとってみたかったんだよね!!出前!!ぬふ!ふふふふ!」

('A`)

(´・ω・`)

128 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:43:10 ID:k7OanjQ60

o川*゚ー゚)o「きゅーちゃんを加えた新事務所に乾杯!とかやるのかな!?あ、あたしまだお酒飲めないけど!!」

o川*>ー<)oイェーイ

o川*゚ー´)o⌒☆ウインクバチューン

('A`)

(´・ω・`)




新メンバーを加えて(予定)大きく変わるドクオ就職案内所!!!

そもそも変わる前の描写が一切ないがどうなのか!!?こうなのだ!!!!

次回はおそらく1ヶ月以内に!!

129 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/01/11(金) 00:46:08 ID:k7OanjQ60






・第1話〜口裂け女o川*゚ー゚)o〜




おわり

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