( ^ω^)お題を300こもらって華麗に短編かくようですwwwww
本編6
  レス有り レス無し



899 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 17:21:31 ID:Bv9Ect2E0

(;'A`)

ζ(゚ー゚*;ζ

(;'A`)「……冗談も大概にしろよ」

(;'A`)「お前は、そんな名前じゃないだろう……!」

ζ(゚ー゚*;ζ「ど、ドクオ!でもあの場に、このこはいなかっ」

(;'A`)「わかってるよ!!だから聞いてんだろ!」

ζ(゚ー゚*;ζ

(;'A`)「うそだろ……なぁ!」

(;'A`)「ブーム!!」



| ;o; |

901 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 17:27:35 ID:Bv9Ect2E0
| ;o; |「いえ わたしはヒート」

(;'A`)「っ……嘘つけよ!」

ζ(゚ー゚*;ζ「ねぇドクオったら!」

| ;o; |「わたしはヒートです いまのわたしは すなおひーとですから」

(;'A`)

| ;o; |「かきかえられた tanasinn に」

(;'A`)「『書き換える』……!?」

| ;o; |「すぱーくりんぐぱいん味の 歯磨き粉 そして上書き ブーム 」

| ;o; |「高級宇宙センターを 殺戮する 馬刺し 」

ζ(゚ー゚*;ζ「ヒートちゃん!?ねぇ、しっかりしてよ!」

| ;o; |「ああ もるひね 宇宙海賊 設定 が」

| :o。 |「すなおひーとを けして く」


ばたり

    「おい!!ブー……ヒート!!どうしたんだよヒート!!」

904 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 17:36:11 ID:Y7IO/6Cc0
(;'A`)「っクソ……なんだよこのホテルはよ……やったら禍々しい上にわけがわからねぇ」

ζ(゚ー゚*;ζ「い、いったん落ち着こうよドクオ!まずは、このヒートちゃんをどうするのか」

(;'A`)「どうもこうもないだろ……!多分……ヒートは」

(;'A`)「ジョイナスと同じ…… っ!?」

(;'A`)「デレッ!!後ろっ!!」

ζ(゚ー゚*;ζ「え?」







|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

906 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 17:43:01 ID:Y7IO/6Cc0
|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

例の黒いのが手を伸ばしてくる。ヒートをしゃがんでじっと見つめていたデレと俺に。

(;'A`)「あ……」

ζ(゚ー゚*;ζ「きゃああああああ!!!」

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

やばい。デレが。触れられる。あれに。黒。
嫌だ。デレも。ヒートみたいに?嫌だ。仲間を失うな。
動け俺の体。

(;'A`)

ζ(゚ー゚*;ζ

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「こ、こっち……に」

(;'A`)(くっ……!)

(;'A`)(ダメだ!!)

これは届かない―――


▼・ェ・▼「わんわんお!」

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「!?」


(;'A`)「ッ! ビーグル!?」

908 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 17:55:07 ID:Y7IO/6Cc0
▼・ェ・▼「がぁああうううう!!!」


ビーグル。俺らと同じAAで、犬。
それが弾丸のごとく飛び出し、黒いやつがデレに伸ばしていた手にしっかり噛み付いた

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|「!!」

▼;・ェ・▼「ぎゃうっ!!」

(;'A`)「ビーグル!」

しかしそれは数秒の時間稼ぎにもならなかった。
簡単に手を振りほどかれてしまい、ビーグルは壁にぶち当たる。
悲痛な声を漏らすビーグルに、思わず俺も叫んでしまった。

(;'A`)「おい!ビーグルやめろ!」

ζ(゚ー゚*;ζ「ビーグルくん!」

▼; ェ ▼「わ……わん……!!」




▼; ェ ▼「逃げろ!!ドクオ!!デレ!!」

(;'A`)

ζ(゚ー゚*;ζ

(;'A`)

……あれ?犬が、しゃべった?

911 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 18:43:52 ID:ScGL/3Y.0
しゃ、しゃべった・・・!

912 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 19:06:43 ID:apcryiaU0
シャベッター!

914 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21:24:53 ID:fGCZ3j0E0
(;'A`)「あ、あれ?ビーグル?」

▼;・ェ・▼「……ん!?人間の言葉が……!」

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

一番驚いていたビーグル本人を気にもかけず、また黒いあいつは手を伸ばしてきた。
その指先はドス黒く、ジョイナスの体を思い出させるに充分だ。

▼;・ェ・▼「くっ……!」

ビーグルはそれをサイドステップで回避。実に犬らしい挙動だ。
突然人語を介するようになった事を除けば、だが。

▼;・ェ・▼「とにかく、逃げるんだ二人とも!こいつは俺が時間を稼いでおく!」

(;'A`)「……!?ビーグル!」

▼;・ェ・▼「とにかく、階段を上がれ!そしてどこでもいい、一室に入って『物を書けるもの』を探すんだ!!」

▼;・ェ・▼「早くしろ!!お前ら主役級のAAは、絶対に殺させる訳にはいかないんだよ!!」

(;'A`)

ζ(゚ー゚*;ζ「……行こう!ドクオ!!」

(;'A`)「……ちくしょう!」

915 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2012/10/23(火) 21:29:03 ID:oPOj3K6o0
ビーグルさんかっこよすぎだろ!

916 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21:31:07 ID:k931L7.k0
ビーグルさんまじイケメン

917 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21:43:51 ID:fGCZ3j0E0
俺達は走った。

遅ればせながら状況説明と行こうか。
ここはエントランス。ロビー付近。一本道の先に玄関、脇に応接間が存在している。
デレと出会った俺は一先ず、外にでようと言う話になり、ここでブーム君の姿のヒートに出会った。
もちろん外には出られないらしい。外は漆黒の闇が続いていて、上下前後左右がわからないような世界。

そして……ホテル内を徘徊する『あいつ』。

そのあいつは、『たなしん』と呼ばれていた。
たなしんには、俺達を一方的に『壊す』力があるらしい。
それはもう俺達がふだん与えられている『設定』というやつ以上に濃厚なものだった。

(;'A`)「はぁ……はぁ……くっそ……」

デレの手を取りながら走る。走る。

(;'A`)「おいデレ、大丈夫……か」

ζ(;ー;*ζ

(;'A`)「あ……」

ζ(つー;*ζ「うん、だいじょぶ。ありがとう」

デレは静かに泣いていた。強い子だと素直にそう思った。
こんな恐怖の跋扈する状況にあり、それでも啜り声一つあげず泣く女の子は力強いものだと感じた。
同じく、そうして泣いてる女の子を尻目に、優しい言葉一つかけられない自分が情けないとも思う。
俺の基本設定は女性慣れしていないへたれ、だからだ。

(;'A`)「……っ自分が嫌になるよ」

……モララーとかショボンなら、すっげぇイケメン対応とかすんだろな。
でも俺はご覧の通りだ。

あーあ。……作品の中でなら、かっこいい設定もらってさ。
いくらでもそんな事出来ちゃうのに。

現実の俺は、こうも情けない。
『何一つない』という設定に、飲まれているように思う。

918 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22:01:25 ID:fGCZ3j0E0



|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

▼・ェ・▼「霊長類舐めてんじゃねえぞゴルァァアアアアア!!!」

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

▼・ェ・▼「おいおいつまんねーな!ツッコミ一つ出来ねぇのかよ!あぁ!?」

俺はデレとドクオを逃がした後も必死に攻撃を繰り返していた。こんな時だけ、自分の爪と牙が誇らしい。
先ほどからこいつの動きをよく見ていたら、こいつの動きは『俺達、AAに触れる事』。
それだけに集約されているような気がする。逆にいえばそれだけでいいのだ。
俺は見ていた。あの勇猛果敢の字が動いているような少女、素直ヒート。

ノパ⊿゚)

彼女は、こいつと対峙した。
恐れで顔を汗ばませながらも、こいつに殴りかかったのだ。

そして、拳を受け止められた。当然追撃を繰り出そうとしたが……遅かった。
手の先から黒い何かが伝播し、素直ヒートは動かなくなった。

▼・ェ・▼(俺だってそうだ。デレを守ろうとやつの手に噛み付いた。……そこからだ)

▼・ェ・▼(人の言葉を話せるようになったのは……)

これで体感した。こいつは、『設定をめちゃめちゃに書き換える』。
問題はなぜそんなやつがこんなとこにいて、俺達は追われているのかという事……だが……

|∴∵∴∵∴∵∴(・)∴∴.(・)∴∵∴∵∴∵|

ミ |∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∴∵∴∵∴∵|  クルッ

▼;・ェ・▼「え!?お!おい」

おい、お前、どこに行くんだよ。
なんで今更、俺に興味が無くなりでもしたか。
不味い。あの主役AA達は、絶対に何があっても守り抜かねばならないというのに。

「おい―――!!!」

俺は叫んだ。手を延ばした。やつは振り返らない。

―――あれ、おかしいな。

919 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22:16:59 ID:fGCZ3j0E0
俺って、こんな声だったっけ。
俺って、こんな肌色の五本の指を持っていたっけ。
奴は止まらない。俺は―――


―――――――――

ζ(つー;*ζ  ぐすっ

ζ(゚ー゚*ζ「……ドクオ、何かあった?」

顔を真っ赤にしたデレが言った。

('A`)「……無いな。物を書けるもの」

俺達は『物を書けるもの』を必死に探していた。
しかし、何もない。机の辺りが怪しいと踏み、片っ端から引き出しを調べているところだが、見つかったのはペン一本。これも対した意味のあるものではないのだろう。

(;'A`)「……あー、なに。俺もうちょい、時間かかりそうだからさ。泣きたいなら、もうちょい泣いててもいいよ」

ζ(゚ー゚*ζ「……そんな事いうかな、フツー。ほんとドクオは、女の子の扱いがへただね」

(;'A`)「……わりーな。あいにく、優しく抱きしめてあげれるような容姿でもないので」

ζ(゚ー゚*ζ「別にいいのに」

(;'A`)「遠慮しとくよ。童貞はいつだって、後退の勇気だけはいっちょまえなんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「……ふふ」

(;'A`)「……元気でたら、お前も捜索手伝ってくれよ」

920 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22:30:21 ID:fGCZ3j0E0
奴から逃げた俺達は、一先ず別館に移動し、適当な部屋に入った。
『B207号室』。そう書かれている部屋。鍵はかかっていなかった。
そこで俺達はビーグルの言っていた『物を書けるもの』を探していた。

ζ(゚ー゚*ζ「……にしても、なんで『物を書けるもの』なのかな」

('A`)「……」

そう。そこだ。この追われている状況、そのタイミングで、なぜビーグルはそんなものを探せと言ったのか。
奴は知っていたのだろう、この世界の何かに。
そしてそれが多分俺達にも理解できるはずだと思ったから、そう伝えた。
恐らく、あの黒いやつにはわからないようにする為に。

('A`)「……そうだ」

ζ(゚ー゚*ζ「……ドクオ?」

そうして俺はベッドを調べる事にした。
すると、いとも簡単に『それ』は見つかった。

ζ(゚ー゚*ζ「……あ」

('A`)「……『携帯電話』……よく考えりゃこれでも、物は書ける」

ここまできたら、多分俺の推測は正しいのだろう。
こんなとこで、物を書く物、携帯電話。
これはもう、答えを言ってるのとほぼ変わらないのだけど、すべてはこの携帯電話を確認した後にしよう。

電源キーを長押しする。しばらくして光を灯したディスプレイには、基本設定待ち受けであろうハルジオンの花。

そして、開くのは、メモ帳。

921 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22:40:28 ID:fGCZ3j0E0


『メタリックールのようです……機械人間のクールが牧場でモンスター娘からの搾精を主にしたほのぼの』

『新世代方クールのようです……R-TYPEが時代設定でワキガ天然パーマの阿部とかいうチート選手にひたすら追われる』

('A`)「……間違いないな、これで」

('A`)「これ、この携帯の持ち主は……作者だ」

('A`)「そして……こういう物を書く物がこのホテル全ての部屋に、多分あるんだと思う……」

ζ(゚ー゚*ζ「?」

('A`)「つまり……この世界のホテル、その一室一室に」


('A`)「作者がいた……って事になるのかな」


メモ帳をスクロールしていくと、気になるタイトルのメモがあった。

『tanasinn』。

922 名前: ◆BnhUepkPaA[] 投稿日:2012/10/23(火) 22:50:24 ID:fGCZ3j0E0
『tanasinnは真実だ
意識の虚無は真実だ
囚われ人は真実だ。
私達は洞窟に入った。それが真実。

なぜ死んだ赤子が横断歩道をわたったのか。
鶏にホッチキスで留められていたから。
それが真実。
tanasinnは真実。

たえずtanasinnに留意しないといけない。
tanasinnは苦痛。それが真実。
tanasinnは快楽。それが真実。

tanasinnに戻りたい。それが真実。
戻らなければ気が狂う。それが真実。
tanasinntanasinntanasinntanasinntanasinnそれが真実。
tanasinntanasinntanasinntanasinntanasinntanasinntanasinn
僕は怖い。それが真実。
tanasinntanasinntanasinntanasinntanasinntanasinntanasinn
tanasinntanasinntanasinntanasinn……』

(;'A`)「……なんだこりゃ」

ζ(゚ー゚*ζ「たなしんって……」

『僕は、ブーン系作者だ』

(;'A`)「! やっぱり」

923 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22:57:45 ID:fGCZ3j0E0
『tanasinnは、設定の混沌だ。』

『ある日あいつは、飛び出してきた。僕らの中から。それがぐちゃぐちゃになって、あんな姿をしてるのだ。』

『tanasinnは、僕らが生んだのだ。奴は僕らが永久に書き損なった設定の混沌。彼らは恨む。自分がAAに与えられなかった事を。』

『AA達よ。どうか、逃げてくれ。』

('A`)「……どうやらこれで、俺達の敵の正体は割れたな」

ζ(゚ー゚*ζ「えっと……ごめん、まだよくわかってない」

('A`)「……この世界は、奴……『tanasinn』の世界って事だよ。そしてこのホテルの一室一室が、作者達のメタファーなんじゃないのか」

('A`)「そしてtanasinnは……そもそも、tanasinnは」



('A`)「『使われていなかった』俺らなんだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「……使われてない……?」

924 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23:00:04 ID:fGCZ3j0E0
('A`)「つまり」

('A`)「あいつは、設定の混沌だ。作者達のノート、パソコンや携帯のメモ帳等の書き溜めツールの全て……果ては多分脳内まで」

('A`)「それらにずっと存在した、『考えられたけど使われてない設定達』の掃き溜めなんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「……そうか、だから……」

('A`)「おう。あいつらは、多分、元々、作者の頭の中だけで動いていた俺らなんだ」

('A`)「ずっと使われず埋れていた設定達。それが恨みを持って、作者達を襲ったんだよ」

('A`)「そして多分……俺達も、恨まれているだろうな」

('A`)「俺達は、使われている設定だから」

926 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23:24:14 ID:5U8UZdVoO
とんだシリアスになっちまった
はよう続きを
支援

928 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23:35:56 ID:yjElutLs0
ちょっと待っていま貧乏勇者読んでるから

929 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23:37:17 ID:5U8UZdVoO
なら仕方ないな

930 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23:37:24 ID:PNr2iQx60
後で読んだらいいだろwww

932 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00:01:26 ID:J1YVlXDo0
ζ(゚ー゚*ζ「だからジョイナス君やヒートちゃんは捕まったってこと?」

('A`)「多分な。あいつはもともと設定の集まりだから。触れられたら最後、いろんな設定を流し込まれるんだろう」

('A`)「ジョイナスが動かなくなったことも、ヒートの姿が変えられた事も……これで説明がつく」

ζ(゚ー゚*ζ「……じゃあ、どうすれば」

('A`)「……それは、俺にもわからない」

ζ(゚ー゚*ζ「……」

('A`)「……とりあえず、もっと他の部屋も探索してみよう。他の作者達も、何か知ってるかもしれない」

ζ(゚ー゚*ζ

('A`)「……もちろんあいつにばれないことが大前提だけどな」

ζ(゚ー゚*ζ「……ドクオ」

('A`)「ん?」

ζ(゚ー゚*ζ「続き、あるみたい」

デレがそう言って指差したのは、さっきのメモ帳だ。
tamasinnについて書いてあるだけかと思ったが、よくよくみればまだまだ画面をしたにスクロール出来た。



『……そして、最後に作者としての、せめてもの足掻きを』。

934 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00:32:55 ID:J1YVlXDo0
『多分ここの世界の構造は、ブーン系世界と同じなんだろう』

『没設定の集合体のtansinnがばらけずに存在を保ってるところからも、設定が有効な事はまず間違いない』

『しかし私は普段、青春物や恋愛ものくらいしか書かない為、設定を上手く作れないかもしれない……そうなると、AA自体のバランスが崩壊してしまう可能性もある』

『キャラ崩壊と呼ばれるものだ。そうなってしまえばtanasinnの思う壺だろう』


『だから私は、なるべくイメージしやすく、かつ使いやすい設定をこのページ最下段に記す』

(;'A`)「……」

ζ(゚ー゚*;ζ

かちかちと、カーソルを下ろしていった先にあった一文。








【このメモ帳を読み切ったAAは、テレパシーが使えるようになる。】

935 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00:34:13 ID:31B4DMB20
普通にwktkして困る

937 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 01:13:14 ID:J1YVlXDo0

――――――

从;゚∀从「『おちんぽカタストロフィ』……?」

从 ゚∀从「あっ……なるほど、このらくがき帳、フリスクのようですの作者のやつか」

『ハインリヒの法則のようです』『→エロい』『ハインを操る本でエロいことさせる』
『ハインはシベリアの懐中電灯と呼ばれた女』『→高飛車』『くやしいでも感じちゃう』
『从 ゚∀从「やべぇ濡れた」』『从 ゚∀从「やばい・・・もうイッちゃうあぁぁぁぁぁ!!」』



从 ゚∀从「おー……めちゃめちゃ乱雑に文字が書かれてる。あれだろうな、思いついた事をとりあえず書く事で執筆力あげるタイプの人なんだろうな」

从 ゚∀从「……こんなハードなエロやらされるとこだったのか、俺……」

≪おい!!みんな!!聞こえるか!≫

从 ゚∀从「おぉう!?ど、ドクオの声!?」

≪聞こえてるみたいだな!よかった!!いまから説明することをよく聞いてくれ!≫

≪まず、あの黒いやつ!!あいつはtanasinnって言って、使われずに作者の脳や書き溜めツールの中で埋れてた設定達の集合体だ!!触れられたら最後、めちゃめちゃな設定を流し込まれて設定を壊される!≫

≪見つかったら絶対に逃げろ!そして、ほとんどの人はいまホテルの室内で隠れてると思う!≫

≪隠れてる人たちは、その部屋で何か書く物を見つけてくれ!そこには作者達の書き溜めや思いが残ってる!あわよくば、俺たちを助ける為の設定も!≫

≪俺のこのテレパシーもそうして手に入れた設定だ!≫

≪そしてみんな調べ終わったら、一旦集まろう!今後、俺たちは奴を倒してこの世界を出てやるんだ≫

≪スターシステムを、皆で守り抜こう!!じゃあ皆……≫

≪このホテルのC塔二階、大宴会場に!!≫

―――――――――

938 名前: ◆BnhUepkPaA[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 01:16:15 ID:J1YVlXDo0
寝ます
あと次スレ立てるのって1000いってからの方がいいのかいね

940 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 01:30:33 ID:Ksn0JSi60
おつ
おもしれえなあちくしょう

941 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 01:35:37 ID:k7hgpOAo0
乙乙
変なところで区切られるよりは、1000にこだわらず自分のタイミングで次に移って欲しい

943 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 05:08:17 ID:A7Xul9gY0
>>934
ここのシーン鳥肌立ったわ
うまいことやるなあ

946 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 14:01:13 ID:v45lgyBA0
もるあぐってまいりまいた



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