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36 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:05:58 ID:D8MwDOUQ0
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( ФωФ)冷血非道ロマネスクのようです
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(゚、゚トソン「ああ、だから血も涙もない…」
(´・ω・`)「反応が薄かったらね、紹介してるこっちまで悲しくなるんだけど…」
(゚、゚トソン「?」
(´・ω・`)「……なんでもない」
.
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37 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:06:39 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「それはそうと、トソンちゃん」
(゚、゚トソン「はい」
(´・ω・`)「ほのぼのギャグ……って言ったら、どんな印象がある?」
(゚、゚トソン「あまり読んだことがないのでよくわからないんですが、」
(´・ω・`)「うんうん」
(゚、゚トソン「登場人物たちの和やかな掛け合いを見てほっこりする、そして笑う……」
(゚、゚トソン「つまり、そんな感じの話じゃないんですか」
(´^ω^`)「ああ、そうだ。大勢の人が、そんな印象を抱いているだろうよ」
(´・ω・`)「ギャグの名を冠するものの、そこまで笑えるわけでもない、と」
(´・ω・`)「……ところが、だ」
.
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38 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:07:19 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「先に言っておこう」
(´・ω・`)「これも前半はいわばそんなジャンルなんだけどね、」
(´・ω・`)「ふつうに笑えて、ふつうにほっこりできて、ふつうに楽しめる」
(´・ω・`)「そういった意味では、洗練された『ほのぼのギャグ』と言えるだろう」
(゚、゚トソン「?」
(´・ω・`)「つまり、だ」
(´・ω・`)「登場人物がかなり多いのにも関わらず」
(´・ω・`)「一回読めば一瞬でその人がどんな人かがわかるほど」
(´・ω・`)「登場人物のキャラがとてつもなく濃い」
(´・ω・`)「最近の作品のなかでも、飛びぬけて面白いほのぼのギャグだ、と言える」
.
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39 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:08:02 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「そうなんですか」
(´・ω・`)「あ、反応薄い!!」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「そうなんですか」
(´・ω・`)「……さっきといまのとで、なにか反応に違いが?」
(゚、゚トソン「いえ、特に」
(´・ω・`)「……、……いや、いいんだけど、さ……」
(゚、゚トソン「読まないと面白さなんてわからないんで…」
(´・ω・`)「いや、確かにそうなんだけど……ええぇ…?」
.
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40 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:08:45 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「……ごほん」
(´・ω・`)「舞台としては、これまたこの作者が好きな勇者ものだ」
(゚、゚トソン「この作者?」
(´・ω・`)「いままで、僕が雰囲気勇者もの、として紹介してきた作品を、覚えているだけあげてくれ」
(゚、゚トソン「…?」
(゚、゚トソン「魔法道具屋、悪魔と旅する、勇者ナンバー、パラドックス……」
(´・ω・`)「で、冷血非道」
(゚、゚トソン「五つですか。それが、なにか?」
(´^ω^`)「なにって……」
(´^ω^`)「うち三つが同じ作者なんだけど……」
(゚、゚;トソン「え!?」
.
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41 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:09:25 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「まあ、問題は作品の中身だから触れないとして」
(゚、゚;トソン「いや、え、どれが誰なんですか!」
(´・ω・`)「この作品は、ちょっとずれた勇者もの、と言っていい」
(゚、゚;トソン「ショボンさん!」
(´゚ω゚`)「だァーらっしゃい!!」
(゚、゚;トソン そ
(´^ω^`)「……」
(´・ω・`)「まず、世界観こそ勇者ものだが、本来の勇者もの、という意味からは遠く離れている」
(゚、゚トソン「ま、まあ……ふつうだったら冒険しますもんね、勇者ものって言うと」
(´・ω・`)「冒険どころか登場人物はだいたい一つ屋根の下に引きこもってるんだしね」
(゚、゚トソン「一つ屋根の下……なんで今更」
(´・ω・`)「なあ、実は既読だろ? そう言えって、なあ」
.
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42 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:10:08 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「ほかにも、なにかあるんですか、変なところ」
(´・ω・`)「へ、変って…」
(´・ω・`)「えっと、だね」
(´・ω・`)「これが、この作品の一番の特徴であって面白いところなんだけど」
(゚、゚トソン「うん」
(´・ω・`)「舞台となるのは」
(´・ω・`)「魔王軍」
(´・ω・`)「これは、魔王軍の視点から送られる日常系ほのぼのギャグだ」
.
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43 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:10:51 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「…え? 魔王?」
(´・ω・`)「勇者視点の作品は数あれど」
(´・ω・`)「魔王視点の作品はほとんどない」
(´・ω・`)「そうだな。昔、やってくる勇者を駆逐するゲームがはやっただろ?」
(゚、゚トソン「のび太のくせになまいきだ」
(´・ω・`)「なんか違う」
.
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44 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:11:43 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「冷血非道、と呼ばれ恐れられている魔王、ロマネスク」
(´・ω・`)「特殊部隊タナトスのファーストナンバーズに所属するエリートたち」
(´・ω・`)「謎に包まれた戦闘狂集団、零番隊」
(´・ω・`)「そんな、魔王軍の魔王をはじめとするさまざまな人物の視点からその日常を送るんだ」
(゚、゚トソン「日常、ねえ…」
(´-ω-`)「日常系ほのぼのギャグだから、具体的な紹介はできない。しかし、だ」
(゚、゚トソン「しかし?」
(´^ω^`)「こーーれーーはーー!! 僕の、イチオシの日常系ほのぼの作品だ!!」
(´^ω^`)「二、三十話ほどならさっくり読めるほどの短さ、読みやすさなのにこの面白さ!!」
(´^ω^`)「しかも、巧みな伏線回収!! インフレするバトルにロマンチックな展開!!」
(´^ω^`)「秀作が集うこの出版社のなかでも五指に入るといっていいほどのオススメなのだ!!」
.
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45 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:12:24 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「シリアス展開のあるほのぼのは…」
(´・ω・`)「この作品のシリアスはね、ほんっとうに、面白い」
(゚、゚トソン「え?」
(´-ω-`)「きみは、ほのぼのならほのぼので一貫していてほしい…
. そう考えているタイプの人みたいだけどね」
(゚、゚トソン「だって、そうでしょ。なんか、萎えるっていうか……」
(´・ω・`)「話の作りこみ具合が、はんぱないんだよ、これは」
(゚、゚トソン「つくりこみ…?」
(´・ω・`)「まず、世界観。魔王軍の内部の構造やキャラ、人物相関図」
(´・ω・`)「タナトスだの、零番隊だのに加えて、地名や種族、歴史など」
(´・ω・`)「二周目、三周目と読めばわかる、隠された伏線、サイドストーリー」
(´・ω・`)「この作品のなかに広がる物語は、もはや、ひとつの世界だ」
(´・ω・`)「そして、その歴史のなかにあるシリアス要素が、本筋に噛んでくる」
.
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46 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:13:04 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「シリアス……やっぱり、勇者と魔王の戦いですか?」
(´・ω・`)「違う。いわば、魔王軍と魔王軍との戦いだ」
(゚、゚トソン「……同士討ちじゃないですか」
(´・ω・`)「どうしてそんな内戦じみたものが勃発したのか。それは、実際に作品を読んでみてくれ」
(゚、゚トソン「…」
.
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47 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:13:44 ID:D8MwDOUQ0
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(´-ω-`)「……この作品のエンドロールには、感動したね」
(´・ω・`)「きみに紹介しようと思って読み直してたんだけど、偶然、隠されたストーリーに気づいてね」
(´・ω・`)「最初、誰だこいつって思ってたのが、え、まさかこれ、こいつ……え!? って」
(゚、゚トソン「それ、読んでる人に言ってください。知りません」
(´・ω・`)「(トソンちゃんのことを考えてたら気づけたんだけど…)」
(´^ω^`)「とにかく!!」
(´^ω^`)「これは、超オススメだ!!」
(´^ω^`)「ほのぼのを生理的に受け付けないわけでないのなら、一読しないともったいない!」
(゚、゚トソン「ショボンさんが絶賛するなんて」
(´^ω^`)「もう僕、合計で五、六周はしてるもんね!」
(゚、゚トソン「はあ」
.
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48 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:14:42 ID:D8MwDOUQ0
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(´^ω^`)「てなわけで、上下巻セットで貸出!」 ピッピッ
(゚、゚トソン「…」
(´^ω^`)「…」
(´・ω・`)「あれ? 珍しく断らないんだね」
(゚、゚トソン「あ、まあ……」
(´・ω・`)「借りてくれるの?」
(゚、゚トソン「い、いちおう……たぶん」
(´・ω・`)
(´・ω・`)「借りてくれるの!?」
.
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49 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:15:24 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「だめでした?」
(´・ω・`)
(´・ω・`)「あ、……な、なんだろう、この感動……」
(゚、゚トソン「?」
(´・ω・`)「なんだか、虚無感が……達成感と一緒に……」
(´;ω;`)「お、おおぉ………!」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「ショボンさんの中の私っていったい……」
.
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50 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:16:17 ID:D8MwDOUQ0
-
(´^ω^`)「よし! じゃあこっち置いとくから!」
(゚、゚トソン「…」
(´^ω^`)「いいよいいよ、じゃあ次だ!」
(´^ω^`)「次も、連載当時に旋風を巻き起こした大人気作!」
(´・ω・`)「この作品に惹かれて週刊ヴィップを読み始めた人は数知れず」
(´・ω・`)「能力バトルとしては王道なのに展開は予測不能なものばかり」
(´・ω・`)「作者の対応力の高さと読者の順応力のなさが面白さを生んだ、奇跡の作品」
チ ー ト
(´・ω・`)「―――ありと “あらゆる規格外” 」
(´・ω・`)「その面白さは、作品外にまで波乱を巻き起こす」
.
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51 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:17:03 ID:D8MwDOUQ0
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( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです
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(゚、゚トソン「あっ……これ」
(´^ω^`)「おお、知ってるか。いいぞいいぞ!」
(゚、゚トソン「友だちが、なんだか雑誌にお便りを送っていたのですが……」
(゚、゚トソン「確か、その宛先がこんな感じの名前だったなあ、と」
(´・ω・`)「ちなみに、どんなこと書いてた?」
(゚、゚トソン「手から溢れんばかりの…」
(´・ω・`)
.
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52 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:17:48 ID:D8MwDOUQ0
-
(゚、゚トソン「…ショボンさん?」
(´・ω・`)
(´・ω・`)
(´^ω^`)「この作品はね、トソンちゃんもご存じのとおり、」
(゚、゚トソン「えっと、え?」
(´^ω^`)「『読者が作品の一部になることができた』」
(´・ω・`)「それが、一番の特徴だったと言えるね」
.
-
53 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:18:35 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「一部?」
(´・ω・`)「トソンちゃんの友だちが応募したはがきだけど」
(゚、゚トソン「はい」
(´・ω・`)「実はあれ、主人公、ブーンの『能力』を決めるためのはがきだったんだよ」
(゚、゚トソン「能力?」
(´^ω^`)「順番が逆だったね。先にあらすじを言おう」
(゚、゚トソン「もううきうきしてる…」
.
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54 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:19:22 ID:D8MwDOUQ0
-
(´・ω・`)「―――その時」
(゚、゚トソン「え。」
(´・ω・`)「それはブーンが学校でドクオと喋りながらアホみたいなテンションになっていた時」
(´・ω・`)「それはドクオが学校でブーンと喋りながらこいつのテンションきめぇと思っていた時」
(´・ω・`)「それはヒッキーがまた手首を切っていた時」
(´・ω・`)「それはモララーがお気に入りの缶コーヒーに口をつけた時」
(´・ω・`)「それはギコが弟をとケンカしていた時」
(´・ω・`)「それはフサギコが兄とケンカしていた時」
(´・ω・`)「兄者と弟者がこのご時世なのにブラクラに悩まされていた時」
(´・ω・`)「しぃが家出した時。渡辺が友達とハンバーガーを食べた時」
(´-ω-`)「エトセトラ、エトセトラ……」
(´・ω・`)「彼ら彼女らは、なんの前触れもなく別次元に飛ばされた」
.
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55 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:20:02 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「当然、主人公のブーンをはじめ、飛ばされたみんなは、動揺する」
(´・ω・`)「理解できない。あまりに唐突かつ非現実的な出来事に、思考がまわらない」
(´・ω・`)「ここはどこだ。おれは、なにをしていた」
(´・ω・`)「そんな現状把握に努めていると、天から、なんともふざけた声が聞こえてきた」
(´^ω^`)「『どーも! この仮想都市【VIP】に集められたみなさーん!!』」
(´^ω^`)「『準備はいいよね? じゃ、今から、』」
(´^ω^`)「『最強能力決定戦を開始しまーす!!』」
.
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56 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:20:46 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン
(´・ω・`)「……それは、全ての始まりが街に響いた瞬間だった」
(´・ω・`)「マイクの男によると、だ」
(´・ω・`)「あらゆるチート能力のなかで、どれが一番強いのか」
(´・ω・`)「これは、それを試してみようではないか、という戦いだったようだ」
(゚、゚トソン「チート能力?」
(´・ω・`)「いま僕たちがいる世界には、いろんな作品があっていろんな異能力がある」
(´・ω・`)「そんな能力の容器となった人間、それが飛ばされたみんな……ブーンたち」
(´・ω・`)「そして始まったのは、」
(´・ω・`)「あらゆるチート達が交錯する、」
(´・ω・`)「今までにない、王道にして異色のバトルロワイヤルだったわけさ」
.
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57 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:21:29 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「じゃあ、主人公もなにかしらの異能力を手に入れ…」
(´・ω・`)「そこなんだよ」
(゚、゚トソン「え?」
(´・ω・`)「ほかの登場人物たちはみな、それぞれ異能力を手に入れた」
(´・ω・`)「しかし、だ」
(´・ω・`)「主人公、ブーンには、」
(´・ω・`)「特定の能力は、与えられなかった」
.
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58 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:22:09 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「ま、まるごしでチート能力に挑むんですか?」
(´・ω・`)「違う違う。そこで、最初の話に戻るんだ」
(゚、゚トソン「最初って…」
(´・ω・`)「主人公、ブーンの能力を説明しよう」
(´・ω・`)「発動条件。敵対する人一人に対して一度だけ発動可能」
(´・ω・`)「能力概要。『読者のお便りのなかからランダムで一つを選び、それを能力として扱う』」
(゚、゚トソン「!!」
(´・ω・`)「その名も、【気分次第《アンカーテイク》】」
(´・ω・`)「まさに、気分次第な能力ってわけさ」
.
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59 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:22:56 ID:D8MwDOUQ0
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(゚、゚トソン「じゃ、じゃあ、私の友だちが書いてたはがきって…!」
(´^ω^`)「そう!! ブーンが、その戦いを前に使うことのできる能力だったのさ!」
(゚、゚トソン「でも、手から溢れんばかりの……えっと、めんつゆだっけ」
(゚、゚トソン「そんな能力で、チートなんて言われてる能力に勝てるわけないでしょ」
(´^ω^`)「それがねー、この作品の一番の見所」
(゚、゚トソン「というと」
(´・ω・`)「終盤はさて置いて、だ」
(´・ω・`)「序盤……ブーンは、ろくな能力をもらえない」
(´・ω・`)「むしろ、これなら素手のほうがいいって能力ばかりが、当選されるんだ」
.
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60 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:23:58 ID:D8MwDOUQ0
-
(´・ω・`)「ざぶとんをまわしたり、箸を割ったり、髪の毛が急速に発達したり」
(´・ω・`)「そんな能力を片手に、ブーンは規格外な連中たちと渡り歩く」
(´^ω^`)「読者からのむちゃぶりに対してブーンがどう動くか、を見るのがまた、楽しいんだよこれ」
(゚、゚トソン「あの子のはがきが当選してたら大変だったんだろうなあ…」
(´・ω・`)「いや、実は……、……言わないほうがいいか」
(゚、゚トソン「?」
.
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61 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:24:38 ID:D8MwDOUQ0
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(´^ω^`)「だけど、見所はそこだけじゃない!」
(´・ω・`)「【気分次第】もさることながら、この作品には、
. 誰もが知ってるアノ能力から知ってる人は少ないであろうアノ能力まで、
. まさに 『あらゆるチート達』 が集まっているのがいいんだ」
(´・ω・`)「おれの知ってる能力出てこないかなあ、なんて期待するのも一興」
(´・ω・`)「誰もが抗えそうにないあの能力にどう勝つんだろう、とどきどきするのも一興」
(´・ω・`)「能力バトルが好きな人にとっては、まさに二重の楽しさを孕んだ作品と言えるだろう」
(゚、゚トソン「まんがとかアニメ?でしたら、名前くらいは知ってるかも……」
(´・ω・`)「ほんとうは楽しみにするのもいいんだろうけど、ちょびっとだけ、紹介するよ」
(´・ω・`)「そして時は動き出す――。【世界《ザ・ワールド》】」
(´・ω・`)「チョーカーのない、全盛期。【一方通行《アクセラレータ》】」
(´・ω・`)「《現実》を《虚構》にする過負荷。【大嘘憑き《オールフィクション》】」
(´・ω・`)「地上生物で最強を誇る男の力。【鬼《オーガ》】」
.
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62 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:25:19 ID:D8MwDOUQ0
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(´^ω^`)「ほかにも、アノ能力コノ能力はもりだくさん!」
(゚、゚トソン「ジョジョ…禁書…めだか…バキ…!」
(´・ω・`)「え、なに。知ってんの?」
(゚、゚トソン「夢のコラボじゃないですか! ロリータさんと球磨川さんの対決見てみたい!」
(´・ω・`)「あ、いや、戦うのはあくまで元ふつうの人間で……そもそも、実名は……、いや、いいか」
(´^ω^`)「そうだ! 夢のコラボ! いいこと言うねえ!」
(´^ω^`)「インフレにも程があるチートバトル! 予想外の展開! そして、夢のコラボ!」
(´^ω^`)「能力バトルが好きな人なら興奮を禁じ得ない、まさに能力バトル作品の最高傑作!」
(´^ω^`)「この『あらチー』ブームで、当時停滞気味だった週刊ヴィップが持ち直したってのは有名な話さ」
(゚、゚トソン「あらチー……。あらゆるチート、か」
.
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63 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:26:43 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「さっきのマイクの声を見ればわかると思うけど、
. ノリとしては比較的軽く、ばかな感じで進むのもいい」
(´・ω・`)「完全にシリアスなバトル展開じゃないから、読みやすい。
. そういう意味じゃあ、能力バトル初心者の人に特にオススメしたいね」
(´^ω^`)「僕なんかねー、これのせいで能力バトルだとかチートだとかにはまっちゃって……」
(゚、゚トソン「私も、能力バトル初心者なんですが」
(´・ω・`)「さっき言ったやつ全部知ってる時点でじゅうぶんじゃ」
(゚、゚トソン「そ、そう?」
.
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64 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/07/06(土) 18:27:23 ID:D8MwDOUQ0
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(´・ω・`)「……そんな能力バトル作品なんだけど……どうよ」
(゚、゚トソン「どう、と言われましても」
(゚、゚トソン「でも、ただ知ってるだけで、ほんとうに能力バトルそのものはそれほど読んでないんですよ」
(´・ω・`)「ほーん」
(゚、゚トソン「だから、ほかに能力バトル作品があったら、先にそちらの紹介も聞きたいです」
(´・ω・`)「ほかの能力バトル、ねえ……」
(゚、゚トソン「……ありますか?」
(´^ω^`)「ん? あ、あるよ? あるには、ある」
(゚、゚トソン「ある……には?」
(´・ω・`)「ただ、あらチーみたいな正統派能力バトルじゃないんだよ」
(゚、゚トソン「というと」
(´・ω・`)「おちこぼれの能力者が戦うお話」
(´・ω・`)「出来損ないのヒーローが……ツバサを広げて、戦うんだ」
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