(´・ω・`)マーケティング・ライブラリアンのようです

「一週間」

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460 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:13:49 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
(ヽ´・ω・)
 
 
 バタン
 
 
(゚、゚トソン「あ、開いてた……」
 
(゚、゚トソン「えっと、ショボンさん?」
 
 
(ヽ´・ω・)
 
(゚、゚トソン「いた……」
 
 
.

461 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:14:37 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「どうしたんですかショボンさん。結構な間、図書館を閉めてて」
 
(ヽ´・ω・)
 
(゚、゚トソン「えっと、六、七……一週間、だ」
 
(゚、゚トソン「いくら利用者がいないとはいえ、無断で閉められては――」
 
(ヽ´・ω・)「トソンちゃん」
 
(゚、゚トソン「はい?」
 
 
(ヽ´ ω )「責任って……得てして、上の人がその量を調整できるものなんだね」
 
 
(゚、゚トソン
 
(゚、゚トソン
 
 
 
(゚、゚トソン「……なにが……あったんですか………?」
 
 
.

462 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:15:22 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)「あの人が怖すぎて、しばらく立ち直れなかったんだよ」
 
(゚、゚トソン「で、一週間図書館を閉めた、と」
 
(´^ω^`)「僕んなかじゃあ、まだ三日しか経ってないや……」
 
(゚、゚トソン「大丈夫なんですか。どうせ業務とかないんだし、もう少し身体を休めても……」
 
(´・ω・`)「きみはほんとうに、天然で僕をいたぶるのが好きだね」
 
(゚、゚;トソン「え、えぇぇ………?」
 
 
.

463 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:16:12 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´-ω-`)「そんなこんなで、まだ元気は出ないな」
 
(゚、゚トソン「そ、そうですか」
 
(´・ω・`)「あ、ごめん。紹介だったね。実は――」
 
(゚、゚トソン「あ、待って」
 
(´・ω・`)「?」
 
(゚、゚トソン「実を言うと、私のほうからも、あなたに勧めたい作品があるんです」
 
(´・ω・`)
 
(´・ω・`)「え?」
 
(´・ω・`)「ちょ」
 
(´・ω・`)「え?」
 
 
.

465 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:18:43 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
(゚、゚トソン「今週分の週刊ソーサクで、読みきり短編として掲載された作品なんですが」
 
(゚、゚トソン「そんな調子だと、たぶん、読めてないと思うんです」
 
(´・ω・`)「え?」
 
(´・ω・`)「確かに今週分はまだ読んでないけど…え?」
 
 
(゚、゚トソン「まあまあ、まずは黙って読んでみてください」
 
(゚、゚トソン「すばらしい世界が広がっていますよ」
 
(゚、゚トソン「世間で根付いている『ホモは汗臭い』のイメージを、」
 
(゚、゚トソン「華麗に取り払ってく」
 
(´・ω・`)「ちょ、ちょっと、待っ」
 
 
 
.

467 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:19:39 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
     ミセ*゚ー゚)リひどい妄想のようです(゚、゚トソン
 
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(゚、゚トソン「時にショボンさん」
 
(´・ω・`)「は、はい」
 
(゚、゚トソン「男同士って……どうお思いですか」
 
(´・ω・`)「な、なんだよ急に……」
 
(゚、゚トソン「というのも、これ、BL作品なんですよ」
 
(´・ω・`)「なんとなく予想はできてたよ……だって目が光ってるもの…」
 
 
.

468 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:20:19 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「BLはいつだって、目の敵にされてきた」
 
(゚、゚トソン「腐ボーンなんて愛称から広まって」
 
(゚、゚トソン「ヤマジュンはBLではなくネタとして愛され」
 
(゚、゚トソン「イナイレはただの腐女子ホイホイと扱われる始末」
 
(゚、゚トソン「男の子同士の恋愛が、どうして忌み嫌われるのか。ご存じで?」
 
(´・ω・`)「どうでもいいよ…」
 
(゚、゚トソン「そうやって話の輪からも追い出されつつある腐女子側の気持ちを、考えたことがおありで?」
 
(゚、゚トソン「百合好きの姫男子と、ホモ好きの腐女子」
 
(゚、゚トソン「この男尊女卑の格差を目の前に叩きつけられている腐女子側の気持ちを、考えたことがおありで?」
 
(´・ω・`)「わ、わかった、続きはいつもの店で聞くから――」
 
 
.

469 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:21:13 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「この作品は、冒頭から、そんな全国の腐女子さんたちの悩みを代弁している」
 
(゚、゚トソン「迫害され、晴らすことも許されない鬱憤を、公の場で、吐き出してくれている。BL最高」
 
(゚、゚トソン「この時点で、全国の腐女子さんがこの作品を読まない理由はなくなる」
 
(゚、゚トソン「すばらしいものです、ホモは」
 
(゚、゚トソン「しかし一方で、そんな腐女子さんたちを釣り上げるために、半ばお下劣なBLが描かれることがあるのも事実」
 
(゚、゚トソン「実際に、そんな他意はなくとも、お世辞にもよいとは言えない作品がおおっぴらに晒されていたりもします。ホモ好き」
 
(゚、゚トソン「だから私は、扱うのがホモだからといって、素直にはいそうですかと言って好き好んだりはしません」
 
(゚、゚トソン「重要なのは、自然さです」
 
(゚、゚トソン「舞台や設定や関係やプレイや属性など様々な付加的要素はあるにしても」
 
 
(゚、゚トソン「重要なのは、自然さです」
 
(´・ω・`)「所々でナチュラルにホモ推さないでよ…」
 
 
.

471 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:21:56 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「兄弟だから、デフォでホモ意識があるわけではない」
 
(゚、゚トソン「むしろ、兄弟だからこそ、ホモに抵抗があって然るべきなのです」
 
(゚、゚トソン「それを理解していない低能でクズのドアホは、しょっぱなから飛ばしてやがる」
 
(゚、゚トソン「その、慎重な、ぎこちない、読んでるだけでじれったい思いを強いられる、」
 
(゚、゚トソン「そんな過程が、BLでは特に大切なのです」
 
 
(´・ω・`)「あ、あのね、わからない人にそんなこと言われても、」
 
(゚、゚トソン「どこでもドアで全国旅行したって、なんの魅力もないのです」
 
(´・ω・`)「納得できた自分が悔しい」
 
 
.

472 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:23:39 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「この作品は、BLに理解のない人と、全国の同志諸君に読んでもらいたいのです」
 
(゚、゚トソン「今言った自然さ、それがこれにはうまく表現されているので」
 
(゚、゚トソン「前者の人には、腐女子の思いと、我々が好き好むようなBL展開を」
 
(゚、゚トソン「後者の人には、より仲間意識を強め、同時にマナーの向上を」
 
(゚、゚トソン「そんな、ハウツー本に近い作品がこれなんじゃないのでしょうかね」
 
(´・ω・`)「よくわからないしわかりたくもないけど、へ、へえ〜〜〜」
 
 
 
(゚、゚トソン「と言っても、正直私はこの程度のBLじゃ、濡れすらしませんでしたがね」
 
(´・ω・`)「やめてくれ!!!」
 
(゚、゚トソン「だいたい、周囲の目を気にしすぎですよこの作者。もっと書いてくれてもよかっ」
 
(´・ω・`)「ほんとうにやめてくれ!!!」
 
 
.

473 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:24:26 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「私の作品紹介は以上です。とりあえず、読みなさい」
 
(´・ω・`)「違う、それ作品紹介って言わない!」
 
(゚、゚トソン「じゃあ、読んでください」
 
(´・ω・`)「え、あ、うん……機会があったらね」
 
(゚、゚トソン「日本人の『今度』『機会があったら』は信用なりません」
 
(´・ω・`)「痛いトコ衝かれるなあ」
 
(゚、゚トソン「……」
 
(´・ω・`)「……」
 
(゚、゚トソン  ジー
 
(´・ω・`)
 
 
 
(;´・ω・)「………わ、わかったよ! 今日読んでみる!」
 
(゚、゚トソン「楽しみにしてます」
 
(´・ω・`)「(……僕も腐ることを、か?)」
 
 
.

ミセ*゚ー゚)リひどい妄想のようです(゚、゚トソン - ブーン系創作板
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1370168351/


474 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:25:31 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)「ま、まあ、この話はここまででいいじゃない」
 
(゚、゚トソン「えーーー」
 
(´^ω^`)「さ、さ。本題に入ろう。
.      一週間待たせたね。今日からばりばり、また新しい本を紹介していくよ」
 
(´・ω・`)「なんかもうね、心がずたずただったものだから」
 
(´^ω^`)「昔、連載されていたのを夢中で追ってた作品を、もう一度読み返してたんだ。
.      このさいだから、最初に紹介しておくね」
 
(゚、゚トソン「(そういや、結局、この人どんな目に遭わされたんだろう……)」
 
 
.

475 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:26:17 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
 
(´・ω・`)「心の動き、を追ってくだけでとても楽しめる作品だ」
 
(´・ω・`)「騙しあい、巧妙な読みあい、推理合戦、陽動作戦」
 
(´-ω-`)「そして、連載開始から五年半の歳月が経った今もなお更新の望まれる、人気作」
 
 
 
(´・ω・`)「サバイバルゲームというジャンルの、代表作だ」
 
 
 
.

476 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:27:00 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
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  ( ^ω^)ブーンは人体実験の被験者にされたようです
 
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(゚、゚トソン「人体実験……医療ものですか?」
 
(´^ω^`)「僕も初見じゃあそう思ってたよ! いやあ、わかってるなあ!」
 
(゚、゚トソン「でも、サバイバルゲームって…?」
 
(´・ω・`)「サバイバル……つまり、生き残りを目的としたゲーム、それを取り扱ったジャンルだ」
 
(゚、゚トソン「???」
 
 
.

478 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:27:49 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)「順を追って説明していこう」
 
(´・ω・`)「まず主人公のブーンは、ある日、気がついたら、見知らぬ場所で寝かされていた」
 
(´・ω・`)「その場所は、とある大海の上でぽつんと浮かんでいる、大型クルーザー」
 
(´・ω・`)「右を見ても左を見ても、一面海ばっかり。つまり、海上の密室だ」
 
(´・ω・`)「そして、知らぬうちにその船のなかで寝かされていたのは、ブーンだけではなかった」
 
 
(´-ω-`)「……公務員。医者。不登校児」
 
(´-ω-`)「さまざまな人たちが、参加させられていたのさ」
 
 
 
 
(´・ω・`)「人体実験の被験者、として」
 
 
 
.

479 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:29:56 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「人体実験?」
 
(´・ω・`)「誘われた彼ら被験者たちは、ある共通の目的を持っている」
 
(´・ω・`)「命の確保と、船上からの脱出だ」
 
(゚、゚トソン「はあ」
 
(´・ω・`)「危機的状況に置かれたさい、果たして人間はどのような行動にでるのか…?
.      そういったものを観察するというのが、表向きな実験内容だ」
 
(゚、゚トソン「表向き、ねえ…」
 
 
(゚、゚トソン「……ん? どうして、命の確保が、目的なんですか? まさか、殺し合いでも?」
 
(´^ω^`)「うーん……殺し合い、じゃあないね」
 
(゚、゚トソン「え、でも……」
 
(´・ω・`)「……脱出するためのボート。それを動かすための鍵が、隠されているんだ」
 
 
 
(´-ω-`)「………被験者のうちの一人の、体内に、ね」
 
 
.

480 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:30:36 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚;トソン「ッ! 体内!?」
 
(´・ω・`)「ああ。取り出そうとすれば、その人は、死ぬね」
 
(゚、゚;トソン「………」
 
 
(´・ω・`)「そして、主人公のブーンをはじめ、被験者の皆が徐々に、気づき始める」
 
(´・ω・`)「果たして、誰が鍵を、その体内に持たされているのか、に」
 
(´・ω・`)「ここで、すんなりと鍵を取り出そう――とは、ならなかった」
 
(゚、゚トソン「やっぱり……逃げ出しますもんね、そりゃあ」
 
(´^ω^`)「ああ、そうさ! で、そこから、生きる殺すのサバイバルのはじまり、ってわけさ!」
 
(゚、゚トソン「なんでそんな楽しそうに…」
 
 
.

481 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:31:28 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´^ω^`)「この作品の面白いところは、手に汗を握るドキドキ展開と、それを助長するテンポの速さだ!」
 
(´・ω・`)「しかも、人気キャラだから殺さない、とか、そーんなヌルいことをこの作者は考えちゃあいない」
 
(´-ω-`)「人体実験、その恐ろしさを強調させるためか……人は、死んでいく。悲しいことにね」
 
(゚、゚トソン「……」
 
 
(´・ω・`)「そして、この作品が面白い理由は、だ」
 
(゚、゚トソン「え。いま言っただけじゃないんですか」
 
(´^ω^`)「ううん……ちょっと、語弊を生ませてしまったかな?
.      この話は、一応は完結してるんだ」
 
(゚、゚;トソン「??? でも、続きが待ち望まれてるって……」
 
(´・ω・`)「このさいだ。一緒にこの作品も紹介しておこう」
 
 
 
(´・ω・`)「もともとは、こっちを紹介するつもりだったんだ」
 
 
.

483 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:32:10 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
  ('A`)ドクオは人体実験の被験者にされたようです
 
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(゚、゚トソン「え、え? あれ?」
 
(´^ω^`)「いやあ、ごめんごめん。最初からこう言っとけばよかったか」
 
(゚、゚トソン「?」
 
(´・ω・`)「『人体実験』。この作品はいわば、二部作だ」
 
(´・ω・`)「第一部が、ブーンが主人公を務めるさっきのやつ」
 
(´・ω・`)「で、二部作……いわゆる本命が、こっち。ドクオ人体実験」
 
(´・ω・`)「主人公やルールなどが微妙に変わってるものの、基本的にはブーン人体実験の続編だ」
 
 
 
(´・ω・`)「そしてこちらは、未完結作品となっている」
 
 
.

484 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:33:07 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「ああ……」
 
(´・ω・`)「こっちの作品も、基本的な流れとしては一部と一緒」
 
(´・ω・`)「ただ、はじまりは飛行機のなか、だ」
 
(゚、゚トソン「…」
 
 
(´・ω・`)「そして……」
 
(´^ω^`)「一部の心理戦もじゅうぶん面白かったのに、二部の本作は、それが更にパワーアップしている」
 
(´・ω・`)「しょっぱなから、さっそく読みあいのはじまりだ。疑心暗鬼な連中が多いことよ」
 
(゚、゚トソン「…」
 
(´・ω・`)「まあ、具体的なことはいえないから、そんな心理戦のアツさが気になるなら、読んでくれとしかいえないね」
 
(゚、゚トソン「まだ紹介は終わってないんですか」
 
(´^ω^`)「とうぜん」
 
 
.

485 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:33:56 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)「この作品の、その心理戦以外における面白さ。それは、ずばり続編であるというところにある」
 
(´・ω・`)「一部で主人公を務めたブーン。その他、大勢の被験者たち」
 
(´・ω・`)「生死、功績に関わらず、なんらかのかたちで、彼らは干渉しているのさ」
 
(´-ω-`)「今回、ドクオが参加させられた人体実験に……ね」
 
 
(゚、゚トソン「干渉、とは」
 
(´・ω・`)「家族だったり、まあ、いろいろ」
 
(´・ω・`)「また、連作の醍醐味として、懐かしの要素があるのもいい」
 
(´^ω^`)「あ、このキャラって……! あ、もしかして、これって…!」
 
(´・ω・`)「僕も一周目は、そんなことを思いながら読んでたねえ」
 
(゚、゚トソン「へえ…」
 
 
.

486 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:34:53 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)「これもまた人気作なんだけど、そのタイトルのせいか、
.      他の名作に比べたら読まれていないという印象がある」
 
(゚、゚トソン「あのショボンさんが絶賛してる、ってのがなかったら、読もうとも思わないですね」
 
(´・ω・`)「そ、そこまでいわなくても……」
 
(´^ω^`)「……ごほん。まあ、いいだろう」
 
(´・ω・`)「未読というトソンちゃんのために、ちょっとおトクな読み方を教えてあげるよ」
 
(゚、゚トソン「おトクって?」
 
(´^ω^`)「ふつうに読んでも面白いけど、ちょっと読む順番を変えれば、もっと楽しく読めるんだ」
 
(゚、゚トソン「へえ」
 
(´・ω・`)「メモの準備はいいかい?」
 
(゚、゚トソン「んなもん、口頭で聞けばわかりますよ」
 
(´・ω・`)「そ、そう………」
 
 
.

487 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:35:47 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)っ□「まず、最初に読むのはこっち、ドクオ人体実験だ」
 
(゚、゚トソン「え? 二部から?」
 
(´^ω^`)「これの一話から九話を……読む。新鮮な気持ちで」
 
(´・ω・`)「で、読破したら、次はブーン人体実験。こっちを、読みきる」
 
(゚、゚トソン「…?」
 
(´・ω・`)「で、残していたドクオ人体実験を十話から、読み始める」
 
(゚、゚トソン「なんだか、複雑ですね」
 
(´^ω^`)「ああ、読んでみたら、どこで切ればいいのかを忘れても、なんとなくわかるから平気さ」
 
(゚、゚トソン「はあ」
 
(´・ω・`)「ただ、読む期間をあけすぎると、二部を読むのを再開させるときに、
.      展開を忘れたりして、読み直さなければならない、なんて事態が起こるかもしれない。
.      そこだけは、気をつけるんだ」
 
(゚、゚トソン「はーい」
 
 
.

488 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:36:50 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´^ω^`)「いい返事だ。じゃあ、最終巻除く全部を……」 ピッピッ
 
(゚、゚トソン「最終巻がでるまでは我慢しときまーす」
 
(´^ω^`)「……」 ピッ
 
(´^ω^`)
 
(´・ω・`)「なんで?」
 
(゚、゚トソン「え、だって」
 
 
 
 
(゚、゚トソン「読む期間をあけたら、めんどうなことになるんでしょ?」
 
 
 
(´・ω・`)
 
(゚、゚トソン「じゃあ、続きがでるまでは読まないでおきます」
 
(´・ω・`)
 
 
(´・ω・`)「……一本とられた」
 
 
.

( ^ω^)ブーンは人体実験の被験者にされたようです
('A`)ドクオは人体実験の被験者にされたようです - 7xまとめ
http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/jintai_jikken.html


489 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:38:08 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
(´・ω・`)「そうだなあ。完結作、か……」
 
(゚、゚トソン「別に、完結にこだわってるわけじゃないですよ」
 
(´・ω・`)「嘘つけやい」
 
(゚、゚トソン「なんで」
 
(´・ω・`)「だったら今すぐバロー借りなさい」
 
(゚、゚トソン「いや、それはもう続きが連載されることがないそうじゃないですか」
 
(´・ω・`)
 
(゚、゚トソン「完結じゃなくっても、完結される見込みがあるならなんとも思わないですよ」
 
(´・ω・`)
 
 
.

490 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:39:46 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
(´・ω・`)「(結構痛いところをつかれたな)」
 
(゚、゚トソン「でも、そうだとしたら、とにかく惹きつけられるような、そんな本がいいです」
 
(´・ω・`)「そうだねえ。惹きつけられる、か」
 
(´^ω^`)っ□「だったら、そうだな、これはどうだろう」
 
(゚、゚トソン「どれ……。ラノベですか?」
 
(´^ω^`)「ラノベだね」
 
(゚、゚トソン「ラノベはちょっと……」
 
(´゚ω゚`)「いいから黙って聞け!!!」
 
(゚、゚;トソン「は、はい」
 
(´゚ω゚`)「これはなあ、これにはなあ!!」
 
(´゚ω゚`)「男のロマンが、ぎっしりと詰まってんだ!」
 
 
 
(´゚ω゚`)「女多数に男が一人!」
 
(´゚ω゚`)「ハーレムと言えば、これしかない!!」
 
 
.

491 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:40:37 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
      (,,゚Д゚)All for one one for〜…のようです。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
 
(゚、゚トソン「男のロマン……ハーレム……ですか」
 
(´-ω-`)「主人公の赤木くんは、高校生だ。どこにでもいる、ね」
 
(´・ω・`)「でも、交通の便が悪かったから、一人暮らしをすることにしたんだ」
 
(゚、゚トソン「高校、ですよね? いったい……」
 
(´・ω・`)「片道一時間以上はあった気がするね」
 
(゚、゚トソン「なんでその高校に通おうと思ったんですか」
 
(´・ω・`)「知らないよ、僕赤木じゃないもん……」
 
 
.

492 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:41:30 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´・ω・`)「で、学校から近い位置にあるアパートで、住むことになった」
 
(゚、゚トソン「ははあ。一人で……」
 
(´^ω^`)「ん? いや、実はねえ」
 
(゚、゚トソン「?」
 
(´^ω^`)「一人……じゃないんだな、これが」
 
(゚、゚トソン「え?」
 
(´・ω・`)「主人公には、本人でさえ認めるほどの可愛さを持つ妹がいる」
 
(゚、゚トソン
 
(´・ω・`)「実際には、その妹と、同棲することになるんだ」
 
(゚、゚トソン
 
 
 
(゚、゚トソン「……煩悩が詰まってんですか」
 
(´・ω・`)「ねえ、ちょっと怖いよトソンちゃん……」
 
 
.

493 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:42:14 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´^ω^`)「でも、本題はここからだ!」
 
(´・ω・`)「そのアパートには、赤木くんには知らされていなかった、ある特徴があった!」
 
(゚、゚トソン「というと」
 
 
 
 
(´・ω・`)「そのアパートは、女性専用だったということさ」
 
 
 
 
(゚、゚トソン
 
(゚、゚トソン「それが、男のロマン……」
 
(´・ω・`)「あ、いまちょっと軽蔑したね!? ゆるさない!!!」
 
 
.

494 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:43:09 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(゚、゚トソン「で、どんな人が住んでるんですか」
 
(´・ω・`)「えっとね、」
 
(゚、゚トソン「まさか、主人公と同じ高校に通ってるとか――」
 
(´^ω^`)「ぱんぱかぱーん! そのとおり!」
 
 
 
    (´;ω;`>と( 、 トソン  ギュウ…
 「痛い! 痛いって!」
 
 
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495 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:43:54 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(#)´・ω・` )
 
(゚、゚;トソン「は、はれんちです! どうせ、えっちなこととかしてるんでしょ!」
 
(#)´・ω・` )
 
(n´・ω・`)「……トソンちゃんにはね、わからないんだよ」
 
(゚、゚;トソン「な、なにが…」
 
(´-ω-`)「高校生で、一人暮らし」
 
(´-ω-`)「アパートの隣人、はおろか、住人みんなが女性」
 
(´-ω-`)「しかも、同じ高校に通う生徒ときたもんだ」
 
(゚、゚トソン「……?」
 
 
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496 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:45:06 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
(´-ω-`)「しかも、高校生というだけあって、青春要素がすごい」
 
(´-ω-`)「行事ごとに訪れる数々のドラマ」
 
(´・ω・`)「そのドラマごとに、笑いあったり、涙したり、時に喧嘩したり」
 
(´・ω・`)「青春の一枚一枚に、必ず、女の子が写っている」
 
(´;ω;`)「うらやましいよおおおおおおお!!!」
 
(゚、゚トソン
 
(´;ω;`)「ぼ、ぼくも、そんなせいしゅんを、おおおおおお!!」
 
(゚、゚トソン
 
(゚、゚トソン「……お酒なら、つきあいますから。泣かないでください」
 
(´ぅωt`)「僕の灰色の青春は、これからも灰色一色なんだ……」
 
(゚、゚トソン「……」
 
 
 
 
(゚、゚トソン「(私のこと、女って見てないのかな……?)」
 
(゚、゚トソン
 
(゚、゚トソン「(いやいや。『青春』ってところにツッコむべきだったか)」
 
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(,,゚Д゚)All for one one for〜…のようです。 - 7xまとめ
http://nanabatu.sakura.ne.jp/boon/Afoof.html


497 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2013/06/05(水) 23:47:09 ID:0qvxlT8Y0
 
 
 
 
(´・ω・`)「じゃあ、今度、男のロマンについてじっくり語るとするよ」
 
(゚、゚トソン「別に結構です…」
 
(´^ω^`)「次に紹介する本にも、男のロマンが詰まってるんだ」
 
(゚、゚トソン「私女なんで…」
 
(´・ω・`)「男なら、誰もが一度は憧れるもの」
 
(´・ω・`)「……それが、この作品には、詰まっている」 
 
(゚、゚トソン「あの、ちょ…」
 
 
 
(´・ω・`)「惚れ惚れするような銃身」
 
(´・ω・`)「派手さが際立つガンアクション」
 
(´・ω・`)「ダークな世界にクレイジーな倫理」
 
(´-ω-`)「……僕も……この作品には、感銘を受けたものだよ」
 
 
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