- 126 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 21:58:39 ID:9sm0dsfk0
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■
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■
◆
beginning
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- 127 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:01:17 ID:9sm0dsfk0
-
【美布市 MTK研究区 特設ステージ】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ MTK☆TWINS ┃
┃ ,、 , ┃
┃ _ヘi弋☆ノゝ, _ _ ┃
┃. `ゞメ.'´  ̄ ヽ 〃 ^´ ヽ ┃
┃ 什l l ll」ハ」」 j{ レリ\☆ . ┃
┃ ゝトソン^ヮ゚リ ミセ゚ヮ^*)リ) . ┃
┃ /)j 非)i ⊂}}非{{> . ┃
┃ f/.》工lう く工 > ┃
┃ く/i{__,ゝ (_iJヽ> ┃
┃工学系女子が歌って踊る!? ┃
┃ 前代未聞のフォーミュラアイドル!,┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ゝトソン ゚ヮ゚リ「みんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! 今日は来てくれてありがと〜〜〜〜〜〜!!」
ミセ゚ヮ^*)リ)「MTK☆TWINS、工学系女子のミセリで〜〜〜〜〜す!!」
ゝトソン ゚ヮ゚リ「工学系女子のトソンでーーーーーーーーーーーーす!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
.
- 128 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:04:59 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ゚ヮ^*)リ)「じゃあ行くよーーーーーーーーーーー!! 先進技術で抱きしめて!」
ゝトソン ゚ヮ゚リ「MTK☆TWINS、『背中越しにシルエットフォーミュラ!』」
ズッチャン!
チャチャーーーーーーーーチャーーー♪
チャチャチャーーーーーーー♪
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ゝトソン ゚ヮ゚リ「あなたのレンズは冷たすぎるから、コア部が熱いかも♪」
ミセ゚ヮ゚*)リ)「キリっと澄ましたプログラム♪」
ゝトソン ゚ヮ゚リ ミセ゚ヮ゚*)リ)「Love me do Love me do Love me do〜♪」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
.
- 129 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:05:58 ID:9sm0dsfk0
-
ゝトソン ゚ヮ゚リ「都会を流れる真っ赤なエラーに、ボディがざわめくの〜♪」
ミセ゚ヮ゚*)リ)「Ah,Ah,素敵ね〜〜♪」
ゝトソン ゚ヮ゚リ「ときめいたら、試験動作ね、いつの日も」
ミセ゚ヮ゚*)リ)「突然イカれる雷のショーーートーーーーーーー♪」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ゝトソン ゚ヮ゚リ ミセ゚ヮ゚*)リ)「恋に落ちる♪ シルエッツフォーミュラ♪ 始まるわ♪」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ゝトソン ゚ヮ゚リ ミセ゚ヮ゚*)リ)「出会った時には愛してたのよ♪」
.
- 130 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:09:16 ID:9sm0dsfk0
-
ゝトソン ゚ヮ゚リ ミセ゚ヮ゚*)リ)「あの夜、データさえ流れる、Oh C language〜♪」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ゝトソン ^ヮ゚リ”
っ
ミセ゚ヮ^*)リ)”
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
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- 131 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:10:53 ID:9sm0dsfk0
-
【美布市 MTK研究区 特設ステージ 臨時控え室】
ミセ;´ー`)リ -3 フゥ
ミセ;´ー`)リ「疲れたね〜〜〜〜……」
(゚、゚トソン カタカタカタカタカタカタ……
⊂”
(゚、゚トソン「動作データとサウンドウェーブのデータ、送信しといた」
ミセ;´ー`)リ「ありがとー」
(゚、゚トソン「うん」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「CD聞いた?」
ミセ;´ー`)リ「え〜〜……。恥ずかしいからいいかな……」
(゚、゚トソン「あっそ」
ミセ*゚ー゚)リ「聞きたいの?」
(゚、゚トソン「あとで一人で聞くから良い」
- 132 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:13:05 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*゚ー゚)リ「……ねぇ」
(゚、゚トソン「ん?」
ミセ*゚ー゚)リ「シュール博士にも送った? CD」
(゚、゚トソン「……データは用意しておいてる」
ミセ*゚ー゚)リ「そっか……。どうなっちゃうんだろうね、グランプリ」
(゚、゚トソン「うん……」
コンコン……
(゚、゚トソン「はい」
(`^ω^´) ガチャ……
っ”
ミセ*゚ー゚)リ「あ……。シャキンさん」
(`^ω^´)∩「やあ。良かったよ、二人とも」
- 134 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:15:04 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*^ー^)リ「どうも、ありがとうございます」
(`^ω^´)「サウンドウェーブが効いてた」
(゚、゚トソン「良かったです」
(`^ω^´)「でも、ミセリ君、センサーギア、入れてなかったでしょ」
っ
っ
ミセ*゚Д゚)リ「えーーーーーーーーーーーーーー!!! じゃあアタシの動き取れてないじゃないですか〜〜〜〜〜!!!」
(`^ω^´)「一人分でも大丈夫だよ」
ミセ*´Д`)リ「せっかくあんなに踊ったのに〜〜〜……」
( `・ω・)「それで、シュール博士には送ったのかい?」
(゚、゚トソン「サウンドウェーブと動作のデータだけは。音源データはまだです」
( `・ω・)「そうか」
( `・ω・)
( `・ω・)「君たち、直接渡してもらえるか?」
- 135 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:16:27 ID:9sm0dsfk0
-
(゚、゚トソン「直接?」
( `・ω・)「ああ。シュール博士の自宅が分かったんだ」
ミセ*゚ー゚)リ「社員証の住所はデタラメでしたけど……」
( `・ω・)「大丈夫。今度は信用できる」
(゚、゚トソン「そうですか……。シャキンさんは?」
( `・ω・)「俺は、会議があって行けないんだ。二人に頼みたい」
(゚、゚トソン「わかりました」
( `・ω・)「……その。きっと、気を弱くしてるだろうから」
ミセ*゚ー゚)リ、「……そうですよね」
(゚、゚トソン「わかりました……。行ってきます」
( `・ω・)「うん。頼んだよ」
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- 136 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:18:36 ID:9sm0dsfk0
-
【美布市 電車内】 https://www.youtube.com/watch?v=dCB05zXlLAs
ガタン……
ガタン……
「次は〜〜〜〜〜〜〜〜〜、北美布〜〜〜〜、北美布〜〜〜〜〜」
ガタン……
(゚、゚トソン
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃん」
(゚、゚トソン「ん?」
ミセ*゚ー゚)リ「……シュール博士に会ったらさ」
(゚、゚トソン「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「何て言う?」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「なんて言おう」
- 138 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:20:16 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*´ -`)リ「きっと、言葉に詰まっちゃうね」
(゚、゚トソン「うん」
ガタン……
ガタン……
ミセ*´ -`)リ「……ねぇ。知ってる?」
(゚、゚トソン「?」
ミセ*´ -`)リ「シュール博士。昔結婚してたんだって」
(゚、゚トソン「噂では聞いたことある」
ミセ*´ -`)リ「死んじゃったらしいよ。娘さんと旦那さん」
(゚、゚トソン「うん……」
ミセ*´ -`)リ「何でだろうね」
(゚、゚トソン「知らない。聞けないよ、そんなの」
- 139 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:22:19 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*´ -`)リ「……聞けないよね」
(゚、゚トソン
ミセ*´ -`)リ「シュール博士ってクールには素直じゃん?」
(゚、゚トソン「うん」
ミセ*´ -`)リ「関係あるのかな」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「分からない」
ガタン……
ガタン……
ミセ*゚ -゚)リ「……あ」
(゚、゚トソン「どうしたの?」
- 140 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:23:26 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*゚ -゚)リ「夕陽……、きれい……」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「……この辺、機械化進んでないんだね」
ミセ*゚ -゚)リ「美布にもこんな場所があったんだ……」
(゚、゚トソン「街があんなに遠い」
;;;;;,,,
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'';;,,, "';,' ,,;::;:;'" ,,,;;;'
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- 141 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:24:38 ID:9sm0dsfk0
-
【美布市 夕陽が丘】
カツ……
カツ……
(゚、゚トソン いじいじ
ロ⊂”
ミセ*´ー`)リ「すっかり暗くなっちゃったね」
(゚、゚トソン「ね」 いじいじ
ロ⊂”
ミセ*゚ー゚)リ「道、あってる?」
(゚、゚トソン「うん。そろそろ着く」
カツ……
カツ……
(゚、゚トソン「……あ」
- 142 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:26:41 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*゚ー゚)リ「この家?」
(゚、゚トソン「多分……」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*´ー`)リ「意外と普通の家だね。自転車も置いてある」
(゚、゚トソン
ミセ*´ー`)リ
(゚、゚トソン「どっちがインターホン鳴らす?」
ミセ*´ー`)リ「トソンちゃん」
(゚、゚トソン「じゃんけん」
ミセ*´ー`)リ「いやどす」
(゚、゚トソン「出さなきゃ負けだよ、最初はグー、じゃんけん」
(゚、゚トソン 「ほい」
⊂” ←チョキ
ミセ*´ー`)リ
っ” ←グー
(゚、゚トソン「はい」
- 143 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:28:00 ID:9sm0dsfk0
-
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「じゃあ押すよ?」
ミセ*゚ -゚)リ、「ほい」
(゚、゚トソン”
⊂
ピンポーーーーーーーーーーーーン……
(゚、゚トソン
ミセ*゚ -゚)リ
シーーーーーーーーン……
.
- 144 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:30:13 ID:9sm0dsfk0
-
(゚、゚トソン「もう一回押してみる?」
ミセ*゚ -゚)リ「……もうちょっと待ってみたら?」
(゚、゚トソン「うん」
シーーーーーーーーン……
(゚、゚トソン「いないのかな」
ミセ*゚ -゚)リ「うーん……」
ガチャ……
lw´‐ _‐ノv「あれ……」
っ
.
- 145 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:33:22 ID:9sm0dsfk0
-
(゚、゚トソン「あ……」
ミセ;゚ー゚)リ「博士……」
lw´‐ _‐ノv「タマネギちゃんとピーマンちゃんじゃないか……」
っ
(゚、゚トソン「トソンとミセリです。すみません、夜分に」
lw´‐ _‐ノv「いいよ、どうせ鼻の毛穴数えてたし」
(゚、゚トソン「はあ……」
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv「……入る?」
(゚、゚トソン「え……。良いんですか?」
lw´‐ _‐ノv「立ち話もなんでしょ」
(゚、゚トソン「じゃあすみません、……お邪魔します」
ミセ;´ー`)リ「お邪魔します」
lw´‐ _‐ノv「ドバイもビックリの豪邸でごめんね」
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
- 146 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:34:52 ID:9sm0dsfk0
-
【美布市 夕陽が丘 素直邸】
ミセ*゚ー゚)リ「意外と綺麗なんですね……。もっと散乱してるかと思ってました……」
(゚、゚トソン「ミセリ」
ミセ;゚Д゚)リ「あ、すみません」
lw´‐ _‐ノv「構わないよ。二人とも、夕ごはんは?」
(゚、゚トソン「まだです」
lw´‐ _‐ノv「食べる?」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ……? 博士の手料理……!」
ミセ;゚ー゚)リ
ミセ;´ー`)リ「博士料理作れるんですか〜?」
(゚、゚トソン「ミセリ」
ミセ;゚Д゚)リ「あ、すみません」
lw´‐ _‐ノv「プラスチック食わしたろか」
- 147 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:36:15 ID:9sm0dsfk0
-
(゚、゚トソン「すみません……。ご好意に甘えさせていただきます」
lw´‐ _‐ノv「何が食べたい? かつお節しか削れないけど」
(゚、゚トソン「じゃあそれで」
lw´‐ _‐ノv「おっけー、シチューね」
ミセ;´ー`)リ「意外にまとも……」
lw´‐ _‐ノv「できたよ〜」
ミセ;゚Д゚)リ「早い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
lw´‐ _‐ノv「ほら、ボサっとしてないで、皿持ってきてくれよ。そこにあるから」
ミセ;゚Д゚)リ「は、はい!」
てってって……
lw´‐ _‐ノv「昨日の残り物ですまんね」
(゚、゚トソン「いえ、お構いなく」
- 148 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:37:24 ID:9sm0dsfk0
-
lw´‐ _‐ノv「あ。シチューに米とか合わせたい派?」
(゚、゚トソン「パンです」
lw´‐ _‐ノv「助かった。米、切らしてるんだ」
(゚、゚トソン「そうなんですか?」
lw´‐ _‐ノv「家じゃそんな食べないからね」
てってって……
ミセ;゚Д゚)リ「お皿持ってきました!」
lw´‐ _‐ノv「さあ、よそってくれたまえ」
ミセ*´ー`)リ「この鍋ですか?」
lw´‐ _‐ノv「Go Straight」
ミセ*´ー`)リ パカ……
っ”
ミセ*´ヮ`)リ「あ……。おいしそー……」
- 149 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:38:14 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*´ヮ`)リ「でもビーフが良かったかな」
(゚、゚トソン「ミセリ」
ミセ;´ヮ`)リ「あう、ゴメンナサイ」
lw´‐ _‐ノv「菜食主義者なものでして、すみません、すみません……」
ミセ;´ヮ`)リ「よそいますね……」
ミセ;´ヮ`)リ
っ”
lw´‐ _‐ノv「はい。あんたはパンのご用意を」
(゚、゚トソン「はい」
⊂”
lw´‐ _‐ノv「私はテレビを見よう……」
lw´‐ _‐ノv ピッ
っロ
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
- 150 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:39:55 ID:9sm0dsfk0
-
lw´‐ _‐ノv「いただきます」
人
ミセ*´ヮ`)リ「いただきまーす」
(゚、゚トソン「いただきます」
カチャ……
カチャ……
ミセ*゚ヮ゚)リ「おいしい!」
:lw´‐ _‐ノv:「こんなものを食べて喜ぶなんて、もしかして貧しい子だったのかしら……」 しくしく
ミセ*゚ヮ゚)リ「ウチのお母さんの味にそっくりです!」
:lw´‐ _‐ノv:「うっ……。カニバリスト……っ」
(゚、゚トソン「本当においしい」
lw´‐ _‐ノv「我が母乳を使っておりますので……」
- 152 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:40:58 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ;゚ヮ゚)リ「お母さんの味納得……」
lw´‐ _‐ノv「嘘に決まってんだろバーカ」
ミセ;´ヮ`)リ「ナチュラルな暴言……」
lw´‐ _‐ノv カチャカチャ……
っ”
lw´‐ _‐ノv「久しぶりに顔を見れて、少し元気が出た」
(゚、゚トソン
(-、-トソン「良かったです」
lw´‐ _‐ノv「クールは、まだ起動してないのかい?」
(゚、゚トソン「はい」
lw´‐ _‐ノv「そう」
(゚、゚トソン「……その。どうされますか?」
lw´‐ _‐ノv カチャカチャ……
っ”
- 153 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:42:45 ID:9sm0dsfk0
-
lw´‐ _‐ノv「……もう少し」
っ
(゚、゚トソン
lw´‐ _‐ノv「もう少し考えさせて」
っ
(゚、゚トソン「わかりました」
lw´‐ _‐ノv「迷惑をかけるね」
(゚、゚トソン「いえ……」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「あ」
(゚、゚トソン” ゴソゴソ……
(゚、゚トソン「これ……。CDです」 ス……
□⊂
lw´‐ _‐ノv「おお。上手くいったかい?」
(゚、゚トソン「とても。後で聞いて下さい」
- 154 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:44:54 ID:9sm0dsfk0
-
lw´‐ _‐ノv「わかった。じっくり聞くよ」
ミセ*´ヮ`)リ、「じっくり聞かれると少し恥ずかしいかな……」
(゚、゚トソン「是非じっくり聞いて下さい。誰もが元気になるゴキゲンなナンバーなので」
ミセ*´ヮ`)リ「あ。すみません」
lw´‐ _‐ノv「ん?」
ミセ*´ヮ`)リ「トイレお借りしていいですか?」
lw´‐ _‐ノv「この部屋を出て右に行き、突き当りを左へ行った後に、3つ目の通路右に行くと、橋があるからそれを渡りきらずに飛び降りて、右に行った所だよ」
ミセ*´ヮ`)リ「たのしそ〜〜〜」
lw´‐ _‐ノv「危険だからね。気をつけて行ってきたまえ。心の迷いは命を落とす」
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
- 156 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:46:26 ID:9sm0dsfk0
-
【美布市 夕陽が丘 素直邸 廊下】
ジャアアアアア……
ミセ;´ヮ`)リ「出てスグだったじゃん……」
ミセ*゚ヮ゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ「あれ。どっちがリビングだっけ」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ ガチャ……
っ”
ミセ*´ー`)リ「違った」
【( "ゞ)o(゚ー゚*川o】
ミセ*゚ー゚)リ「……?」
- 157 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:47:58 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ*゚ー゚)リ「……これは」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ「なんかクールに似てる……?」
ギシ……
lw´‐ _‐ノv「……み〜た〜な〜〜〜〜〜」
ミセ;゚Д゚)リ「ヒィ!!」
:lw´‐ _‐ノv:「見られたからには鶴に戻らなくてはなりません……、短い間ですがありがとうございました……」 ウウ……
ミセ;´Д`)リ「ごめんなさい〜〜〜〜〜〜〜」
(゚、゚トソン「……どうしたんですか?」
【( "ゞ)o(゚ー゚*川o】
(゚、゚トソン「あ……」
lw´‐ _‐ノv「お察し」
- 158 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:48:48 ID:9sm0dsfk0
-
ミセ;゚ー゚)リ
ミセ;^ー^)リ「旦那さんと娘さん……、いらっしゃったんですね」
lw´‐ _‐ノv「下手なことやるんじゃないよ。知ってるくせに」
ミセ;´ー`)リ、「ごめんなさい」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「見なかったことにします」
lw´‐ _‐ノv「別に忘れなくたっていいさ」
(゚、゚トソン「でも……」
lw´‐ _‐ノv「もう私は立ち直ってるから」
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv「いや。嘘だな」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「どんな人だったんですか?」
- 159 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:49:43 ID:9sm0dsfk0
-
lw´‐ _‐ノv「そうだねー……」
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv「私の理想だったのかな」
(゚、゚トソン
lw´‐ _‐ノv「聞きたい?」
(゚、゚トソン「え?」
lw´‐ _‐ノv「そんな顔してる」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「……少しでも博士を知りたいですから」
lw´‐ _‐ノv「苦労するね」
(゚、゚トソン「本当に」
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
- 160 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/02/01(日) 22:50:26 ID:9sm0dsfk0
-
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,.、ュァr、-、..、 ,.、ュァr、-、..、
// / | ヽ \ヽ/// ゙| ヽ \ヽ
,/゙ 7ーfー:|:- }一}/ヽ'ーf'ー:|:- }一}' ヽ | Kenmo
|─{─{─|─}─}|─|─{─|─}─}─|. and Chat system 2
、, 入-t:‐ ! ‐j -/.、,/.{-t:‐ :| ‐j -/、/' |Corporation
\\ 、..|..//./\\ 、..|..//./
゙ ー='一' ゙ ー='一'
- Eleven years ago -
to be continued
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