泡になりたいようです。
その9



349 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:05:06 ID:lIFZsMfA0
ミ,,゚Д゚彡『今夜も始まりました、異世界検証番組!今夜も世界の様々なものを検証していきますよ!』

パチパチパチ

ミ,,゚Д゚彡『今回はなんと豪華ゲストをお呼びしています!!』

ダレカシラー

ミ,,゚Д゚彡『なんと今日のゲストは貴族で有りながら探検家をしている吸血鬼のアサピーさんです!』

キャー!!アサピーサマァ!!

(-@∀@)『いやぁ、どうもどうも』

350 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:05:47 ID:lIFZsMfA0

ミ,,゚Д゚彡『今回はとんでもない映像を入手したと聞きましたが?』

(-@∀@)『そうなんですよ。ところでフサさん、あなた海の食べ物で一番美味しいといえば何ですか?』

ミ,,゚Д゚彡『それはマグロだと思います!』

(-@∀@)『そうですね!海の食べ物と言ったら荒巻スカルチノフですよね!!』

ミ;,,゚Д゚彡『えっ』

(-@∀@)『なんと今回はその荒巻スカルチノフの生態を納めた映像を撮ってきました!』

ミ,,゚Д゚彡『確かに気になる!』

(-@∀@)『では、VTRスタート!!』

ミ;,,゚Д゚彡『あ、それフサの台詞…』

352 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:07:00 ID:lIFZsMfA0


『荒巻スカルチノフ、夏祭りの大食い大会でも引っ張りだこな彼らの生態を今日は見てみましょう。』

/ ,' 3

『まず彼らは単体で活動することが多く、素人では見つけることすら困難です』

/ ,' 3 『キョェー』

『しかし、今回はなんと雌と雄のデートをとらえたのです!!これは世界初の映像です!』


/ ,' 3 『キョエ』

/,′3 『イャヴァ』


『かわいいですね、イャヴァと鳴いているのがメスカルチノフです。』

353 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:08:22 ID:lIFZsMfA0
ミ;,,゚Д゚彡『でかっ!!そして可愛くなッ!!』

J( 'ー`)し『メスカルチノフは最大十メートルまでに成長するのよ、たけし』

ミ;,,゚Д゚彡『たけしじゃねーフサ!ってか、誰!?』

(;-@∀@)『ばっ…!!口の聞き方に気を付けろ、消されるぞ!』

ミ;,,゚Д゚彡『マジで何者ですか!?』

(-@∀@)『この方こそ、かの有名な荒巻スカルチノフを捌いて四十年の海女のカアチャンさんだ!!』

J( 'ー`)し『あらあらウフフ』

ミ;,,゚Д゚彡『なんだってー!?』

ミ,,゚Д゚彡

ミ,,゚Д゚彡『いや、誰だフサ』

354 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:09:37 ID:lIFZsMfA0

(-@∀@)『荒巻スカルチノフ研究を始めて一ヶ月のカアチャンさん、この映像をぜひ検証してください!』

ミ,,゚Д゚彡『研究始めたばっかじゃねぇかフサ』

(-@∀@)『おっと、フサ君、方言でてるよ?』

ミ;,,゚Д゚彡『あっ、すみません!』

(-@∀@)『で、カアチャンさん、どうですか?』

J( 'ー`)し『とりあえず美味しそうよね…ジュルリ』

ミ;,,゚Д゚彡『検証する気ないだろコイツ!』

355 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:11:07 ID:lIFZsMfA0

(-@∀@)『なるほど!勉強になります!!まさか荒巻スカルチノフが二本足で歩くとは知りませんでした!』

ミ;,,゚Д゚彡『脳内変換やばすぎだフサ!』

(-@∀@)『あのジュルリに隠された言葉がわからないなんて…。可愛そうに。』

クスクスクスクス…

ミ;,,゚Д゚彡『!?観客席からも笑いが…?!皆分かったのフサか?!』

J( 'ー`)し『大丈夫よ、たけし。私も分からなかったわ』

ミ;,,゚Д゚彡『だからたけしじゃないし…、ってか、張本人のあんたが分からないのか!』

356 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:12:32 ID:lIFZsMfA0
(-@∀@)『では、話してる間にVTRも終わったことだし、最後にカアチャンさん、締めで一言お願いします!』

ミ;,,゚Д゚彡『VTR止めとけよ…そこは…』


J( 'ー`)し『荒巻スカルチノフ…彼らの人生の目的は一つだけです。それは主な捕食者である人魚に食べられること。彼らは深い深い闇の中、それだけを願って生きているのです。
あぁ、悲しきは荒巻スカルチノフの身、彼らが始めて日の光を見る時、それは人魚に捕らえられたときのみ。そう光を与えてくれるメシアは同時に捕食者でもあるのです。
だがしかし、近年では人魚以外にも荒巻スカルチノフを食べる生物が増えました。彼らの人魚に食べられるという唯一の夢さえ奪われつつあるのです。』

ミ,,゚Д゚彡『やだ…なんか荒巻スカルチノフ食べにくくなる…。』

357 名前:【食】[] 投稿日:2012/07/22(日) 01:14:33 ID:lIFZsMfA0
(-@∀@)『素敵なお話ありがとうございました。で、本日はカアチャンさんから視聴者の方にプレゼントがあります!』

ミ*,,゚Д゚彡『おぉ!!なんですか?』

J( 'ー`)し『荒巻スカルチノフ百匹をプレゼントしちゃうわよ、ウフフ』

ミ,,´゚Д゚彡『百匹の荒巻スカルチノフが夢を叶えることができずに死んだのか…』

(-@∀@)『あんな話を聞いてまで荒巻スカルチノフを食べたい外道な人がいたらこの番号に電話してくださーい♪』

ミ,,゚Д゚彡『いるわけないフサ…』

ジリンジリン!

(-@∀@)『はい、もしもし!はいはい、荒巻スカルチノフ百匹はあなたの物です!』

ミ,,゚Д゚彡『えぇー…』

J( 'ー`)し『あらあら、世の中クズばっかりだねぇ』

ミ,,゚Д゚彡『あんたが言うな』

(-@∀@)『で、外道な貴方のお名前は?』

(´・ω・`)「ショボンです、さっさとクール便で送ってね、じゃあ」

ガチャン


363 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:13:55 ID:lIFZsMfA0
[*'A`]「今日はペニサス特集本ゲットしたし、ついてるなぁ」

グスグズッ

[;'A`]「…なんか背後から泣き声が聞こえる気がする」

川;д;川「ドグオざーん!!」

[;'A`]「ヒィイイ!!お化け!?」

川;д;川「違いますよぉ…、ざだごです、ざだこ」

[;'A`]「こんな夜中に脅かすなよ…。今日は一体何があったんだ?」

グズッ
川つд;川「私ラジオ出演やめたいですー」

['A`]「いつも通りじゃねーか」

364 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:14:40 ID:lIFZsMfA0
川;д;川「今回はいつもと違うんですよ!朝の番組でアナウンサーしてる女の子しってますか?」

['A`]「ん?あぁ、確かミセリだっけ?雑誌とかにもよく出てるよな」

川;д;川「その子に変な言いがかりをつけられて…、もう嫌ですー!」

['A`]「えぇー…あの子に?滅茶苦茶いい子っぽいのに…胸大きいし」

川;д;川「小さくて悪かったですね!」

[;'A`]「いや、小さいのは小さいのでいいと思うぞ!?…じゃなくて、何て言いがかりつけられたんだよ」

川つд;川「それがぁ…」

365 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:16:11 ID:lIFZsMfA0

今日もいつも通りヒッキーさんの番組に無理矢理だされて怒ってたんですけど…。

川;д川『もー!!ヒッキーさんにいい加減文句言わないと気がすみません!!』

( ゚д゚ ;)『まぁまぁ、落ち着いてください。ヒッキーさんのマネージャー長年やってますけど、こんなにヒッキーさんが人を振り回すことないんですよ?』

川;д川『現に今私は滅茶苦茶ふりまわされていますが?!最近本業が全然出来てないんですよ?営業妨害です!』

( ゚д゚ )『もういっそのことラジオを本業にした方がいいんじゃないんですかね?』

川;д川『ふざけないでください!もうラジオ出演はやめます!』

( ゚д゚ ;)『ちょ、待ってくださいよ!ヒッキーさんがこんなに人を買うことないんですから、勘弁してください!』

川;д川『知りませんよ!』

366 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:17:24 ID:lIFZsMfA0

ガチャ

ミセ*゚ー゚)リ

( ゚д゚ )『あ、ミセリさん。こんにちは!』

川;д川『あ、こ、こんにちは…』

ミセ*゚ー゚)リ『あぁ、これはこれはどーも、今大人気の占い師さんじゃないですかー』

川;д川『そんなことないですよ(なんか棘がある言い方だなぁ…)』

ミセ*゚ー゚)リ『なぁーに?今日もヒッキーさんに紐で結ばれて拉致られて来たのー?』

川;д川『何で知ってるんですか!?』

( ゚д゚ )『まぁ、なんか最近ではあれが日常風景になりつつありますしね。』

川;д川『何いってるんですか!?あれ犯罪ですからね?!』



ミセ#゚ー゚)リ『あー、羨ましい限りね、本当ムカつくわ』



川;д川『…は?』( ゚д゚; )

367 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:18:58 ID:lIFZsMfA0

ミセ#゚ー゚)リ『私がいくら頼んでもヒッキーさんは私を番組に出してくれないし、一緒にご飯も食べてくれないし、ましてや拘束プレイなんかしてくれないのにっ…!!』

( ゚д゚ )『あー、そう言えばミセリさんヒッキーさんのファンでしたね』

川;д川『だとしても最後おかしいでしょ!!最後!!』

ミセ#゚ー゚)リ『ふんっ!!アンタなんかより私の方がヒッキーさんにふさわしいんだからね!?少し買われてるからって勘違いしないことね!!』

( ゚д゚ )『ミセリさんよりかは先生の方がヒッキーさんにあってる気するけどなー…地味さ加減で。』

川д川『まぁ、それは確かに。ミセリさんにはもっといい方がいらっしゃると思いますよ?』

ミセ#゚ー゚)リ『はぁああん!?なにそれ、私よりアンタの方がヒッキーさんにお似合いだと思ってるわけ!?』

川;д川『なんかその言い方だと色々誤解が…』

ミセ#゚ー゚)リ『いい度胸してんじゃない!その宣戦布告、受けてたつわよ!!どっちがヒッキーさんに相応しいか、わからせてあげるわよ!』

『ミセリさーん、次出番ですよー』

ミセ*゚ー゚)リ『はーい♪今いきまーす!』

368 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:19:38 ID:lIFZsMfA0

ミセ#゚ー゚)リ『ふんっ!覚えてらっしゃい!!』


バタン!!

川;д川『え、えぇー…?どういことですか、あれ』

( ゚д゚ )『まぁ、恋のライバル登場的な感じじゃないですかね?』

川;д川『はぁ!?勘弁してくださいよ!』

( ゚д゚ )『とられる前に付き合っちゃったらどうですか?』

川;д川『ぜったいおことわりです!!!!』

369 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:22:00 ID:lIFZsMfA0

川;д川「もう本当にヒッキーさんのせいで巻き込まれ人生ですよ…」

['A`]「なるほどな、でも、まぁ、確かにミセリがヤキモチ妬くのも分からなくは無いがな」

川;д川「なんでですか!?」

['A`]「俺ずっと前からヒッキー師匠のファンだけど、お前と話してるときが一番楽しそうだからなぁ」

川;д川「え、そうなんですか?」

['A`]「おう、だから師匠好きとしてはもう少しお前にラジオやめて欲しくないとは思うな。まぁ、嫌なら止めるべきだと思うけど…」

川д川「…私、もう少しだけ、頑張ることにします。」

['A`]「なんだ、割りとあっさりと決心するんだな」

川д川「ドクオさんのためと思えばもう少し頑張れると思いますので…!朝も仕事あるので今夜はこれで失礼します!では!」

ダッ!

370 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:23:23 ID:lIFZsMfA0



ポカーン

['A`]



[;'A`]ハッ!



[;'A`]「びっくりした…。あの発言はあの発言で誤解を生む気がするんだが…。まぁ、いいか…」

371 名前:【恋のライバル】[] 投稿日:2012/07/22(日) 19:24:56 ID:lIFZsMfA0


□「今日は先生自ら仕事に来るだなんてビックリしましたよ!そんなに僕に会いたかったんですか?」

□「いえ、ある人が私とヒッキーさんの番組を楽しみにしてくださってるのでその人のために今日来ました!」

□「へ、へぇー…。それは女の方なんですか?」

□「いえ、素敵な男性ですよ!私の心の支えのような方で…って、ヒッキーさん!?ちょ、泣きながらどこいくんですか!?ヒッキーさーん!?」

ξ;゚听)ξ《貞子に好きな人がいただなんて…!》

[;'A`]「あのバカ…」



375 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:32:23 ID:EC.bAsS.0
(U^ω^)「わんわんおー!」

[;'A`]「うぉ!…なんだわんおか」

( ^ω^)「おっ、ドクオさん!こんばんわだおー!」

['A`]「なんだお前、こんな夜遅くに散歩か?」

( ^ω^)「はいですお、夜の方が涼しいんですお」

['A`]「お前、ヒッキー師匠の都市伝説特集聞かなかったのか?」

( ;^ω^)「怖い話は苦手なんで聞かなかったですお…」

376 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:33:17 ID:EC.bAsS.0

['A`]「こんな夜中に散歩してたら提灯をもったオペラ歌手に遭遇しちまうぞー」

( ^ω^)「それはただの不審者じゃないですかお」

['A`]「ばっか、そのオペラ歌手に歌われたら最後、恐ろしいことが起きるんだぞ…」

( ^ω^)「恐ろしいことってなんですかお?」

['A`]「…自分のトラウマを見せられるんだとさ」

( ;^ω^)「そのあとは食べられたり殺されちゃったりするんですかお?」

['A`]「いや、それだけ。」

( ^ω^)「それぐらいの奴なら別に遭遇しても怖くないですお」

[;'A`]「怖いだろ!俺は絶対に会いたくないぞ!」

377 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:33:57 ID:EC.bAsS.0

( ^ω^)「ドクオさんって案外怖がりですおね」

[;'A`]「うっせーよ!まぁ、取り合えず、ソイツに会ったら軟骨を渡せば歌うのを止めてくれるんだとさ。もしくはその提灯の火を消せばきえるらしい」

( *^ω^)「軟骨wwww」

[#'A`]「バカにすんな!本当に遭遇してもしらねーからな!」

( ^ω^)「お気遣いどうもですおwwじゃあ、僕はそろそろ帰りますおw」

(U*^ω^)「おっおっ」

[#'A`]「ふんっ、さっさと帰れ帰れ!」

379 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:35:45 ID:EC.bAsS.0

ξ゚听)ξ《誰か来てたの?》

[#'A`]「肉屋のガキとわんわんおだよ。あいつら人が折角心配してやったのに…」

ξ゚听)ξ《その子、歌上手い?》

[;'A`]「え?なんでいきなりそんなこと…」

ξ゚听)ξ《いや、なんか…》



《凄いきれいだけど、寂しい歌声が聞こえたから》



.

380 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:36:25 ID:EC.bAsS.0

( ^ω^)「全く、ドクオさんもあんな話で怖がるなんてどうかしてるおwwね、わんわんお」

(U#^ω^)「グルルルル…!」

( ;^ω^)「…わんわんお?」

(U#^ω^)「わんわんおっ!!わんわんおっ!!」

( ;^ω^)「近所迷惑だお!一体どうしたんだお?」


カツンカツン…

( ;^ω^)「おっ…?なんだお、あの明かりは…」

カツン…

(U#^ω^)「わんわんおっ!!グルルルル!!」

(´・_ゝ・`)「…元気なわんちゃんだこと」

( ;^ω^)「すいませんお!!普段はこんな吠える奴じゃないんですが…!?」

381 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:37:08 ID:EC.bAsS.0

(´・_ゝ・`)「ん?どうかした?」

( ;^ω^)「…変なこと聞きますけど、ご職業はなんですかお?」

(´・_ゝ・`)「なにそれ、本当に変な質問だね。別に普通の職業だけど?」

( ;^ω^)「そ、そうですかお。つまんないこと聞いてすいませんお、では、僕はこれで…」

(´・_ゝ・`)「そう、僕は普通のオペラ歌手。ねぇ、…僕の歌、一曲聞いてってよ」

( ;^ω^)「ひぃ!!逃げるお、わんわんお!!」

(U;^ω^)「おっ!!」

(´・_ゝ・`)【トラウマを〜♪いまこそ甦れ〜♪】


( ;^ω^)「おぉっ、流石プロ!声がキレイッ…!?」

382 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:37:53 ID:EC.bAsS.0


『そのワンちゃん可愛いねぇ、君の【ザザッ】?』

『はい、そうですお!こいつは【ザザザザッ】なんですお!』

『へぇー、そうなんだ』


( ;゚ω゚)「うあああああ!!」

(U;^ω^)「わんわんお!!わんわんおっ!!」


(´・_ゝ・`)【心の奥にしまいこんでもむださぁ〜♪僕の前では〜♪♪】

383 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:38:36 ID:EC.bAsS.0


『そんな、こんなの酷すぎますお!!』

『酷いのは誰かな?』

『お願いしますお、こんな、こんな酷いこと…!』

『誰かを助けるってことはこういうことなんだよ、坊や』


( ;ω;)「おえええええ!!」ビシャア

(U;^ω^)「おっおっ!!」

(´・_ゝ・`)「ではとどめを…」

384 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:39:20 ID:EC.bAsS.0
コツン

(;´・_ゝ・`)「いて!…ん?これは軟骨…?」

バキッ!

(´・_ゝ・`)「あ…僕の提灯が…灯りが消えちゃ…」

シュッ…

( ;ω;)「ハッ…オエッ…ハッ…」

( ;ФωФ)「少年!大丈夫であるか?!」

( ;ω;)「大丈夫ですお…ありがとうございましたお…」

385 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:40:46 ID:EC.bAsS.0
( ;ФωФ)「一先ず教会にきて休むのである、ほら、ワンちゃんもおいでなのである!」

(U;^ω^)「おっおっ」

( ;ω;)「…あ」




『【ザザザザザザザザッ!!】』



( ;ω;)「牧師さま!お願いですお!!僕のことはどうでもいいので、どうか、今夜この野良犬を教会に置いてやってくださいお!!」

( ;ФωФ)「へ?野良犬?君のペットじゃ…」

( ;ω;)「違いますお!!お願いですお!どうか、そいつを教会に置いてやってくださいお!」

( ;ФωФ)「わ、わかったである。だから、お主も一先ず教会へ…」

ダッ!!

( ;ФωФ)「あ!おい!」

グイッ

(U^ω^)「くぅーん…」

( ;ФωФ)「…追うなと言いたいのであるか?…わかったであるよ。」

386 名前:【提灯+軟骨+オペラ歌手+都市伝説】[] 投稿日:2012/07/23(月) 00:41:44 ID:EC.bAsS.0




( ;ω;)「はっ…はっ…」

( ;ω;)「僕に、わんわんおの飼い主になる資格なんて…」





「あるわけないんだお!!!」






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