ミセ*゚ー゚)リ 離れ離れはイヤなようです

1 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:53:25 ID:.tmXEkyI0
 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「泊まりとなると、かさばるね。全部入ったかい?」


(゚、゚トソン 「まだ余裕あるくらいですよ」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「すまないね、こんなボロで」


(゚、゚;トソン 「そんな、行けるだけでも充分なんですから」

(゚、゚トソン 「帰ってきたら、たくさんお手伝いしますから」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「馬鹿だね、お金のことなんて子どもが気にすることじゃないよ」


(゚、゚トソン 「でも……」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「目いっぱい楽しんでくること。それがなにより孝行だよ」


(゚、゚トソン 「はい、ありがとうございます…」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「……なにか、不安でもあるのかい?」

2 名前: ◆410GN./OGk 投稿日:2016/04/03(日) 21:54:06 ID:.tmXEkyI0

(゚、゚トソン 「いえ、その……。ミセリを残していくのが」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「少し甘えさせ過ぎだ。離れることも覚えないと」


(゚、゚トソン 「でも」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「アタシもいるんだ。大丈夫だよ」


(゚、゚トソン 「……そうですね」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「明日は朝早いんだ。最近夜更かしが過ぎるし、今日は早く寝るんだよ」


(゚、゚トソン 「ええ……」


ミセ*´ -`)リ 「おねえちゃーん……」

(゚、゚トソン 「ミセリ、まだ起きてたんですか」

3 名前: ◆410GN./OGk 投稿日:2016/04/03(日) 21:54:43 ID:.tmXEkyI0

ミセ*´ -`)リ 「おねえちゃん、ごほんよんで」

(゚、゚トソン 「んん、今日はちょっと……」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「トソン」


ミセ*゚ -゚)リ 「お出かけするの? えんそく?」

(゚、゚トソン 「明日は修学旅行なので」

ミセ*゚ -゚)リ 「ミセリもいく」

(゚、゚トソン 「ミセリはお留守番です」

ミセ#゚ -゚)リ 「やだ」

(゚、゚トソン 「学校ですから、ミセリは連れていけないんですよ」

ミセ#゚ -゚)リ 「やぁーだ! ミセリもいくの!」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「ほら、こうなるんだから」

4 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:55:17 ID:.tmXEkyI0

(-、-;トソン 「ごめんなさい…」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「ミセリ、ご本はアタシが読んであげよう」


ミセ#゚ -゚)リ 「ぶー」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「荷物は玄関に出しとくよ」


(゚、゚トソン 「あ、はい。お願いします」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「トソン、アンタももう寝るんだよ」


(゚、゚トソン 「はい……」





5 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:56:01 ID:.tmXEkyI0









ミセ*- -)リ


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「……寝たみたいだね」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「さ、アタシも風呂に入らないと……」


ミセ*- -)リ



ミセ*- -)リ



ミセ*゚ ー゚)リ  シャキリーン !

6 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:56:45 ID:.tmXEkyI0





              ソロ*゚ ー゚)リ                  



                   ソロ*゚ ー゚)リ             



                          ミセ*゚ー゚)リ  ゴソゴソ



                          ミセ*゚ー゚)リ  ゴソゴソ



                          ミセ*^ ー^)リ  〜♪ 




7 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:57:53 ID:.tmXEkyI0





 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「食べ終わったかい!? もう時間だ。遅刻するよ」


(゚、゚;トソン 「ええ、すみません……」


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「ちゃんと寝られたのかい?」


(゚、゚;トソン 「一応、大丈夫です……」


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「はあ……。まあ浮かれるのもわかるけどね。バスの中で寝るんだね」


(゚、゚トソン 「あの、ミセリは……?」

8 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:58:26 ID:.tmXEkyI0


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「まだ寝てるんじゃないかね。昨日遅かったから――、なんだいこりゃ」


(゚、゚;トソン 「荷物が全部出て……、まさか!」




(゚、゚;トソン  ゴソゴソ


ミセ*- -)リ  ……Zzz


(゚、゚;トソン 「ミセリ!!」


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「カバンの中で寝てたってのかい? とんでもない子だ……」


(゚、゚;トソン 「ちょっと何してるんですかミセリ!! ミセリ!!」



9 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:59:01 ID:.tmXEkyI0

ミセ*- ゚)リ ~゚  「んあ、おねえちゃんおはよ……」

(゚、゚;トソン 「おはようじゃないです! 風邪引いたらどうするんですかもう!! ほら出て!」

ミセ;゚ -゚)リ「や、やだ」

(゚、゚;トソン 「何言ってるんですか!! ほら!」

ミセ;゚ -゚)リ「やーぁ! やなの! ミセリもいっしょいくの!」

⊂(>、<;トソン  「もう……、コラ! 離れてっ!」


ミセ;> -<)リ”  「ん〜〜〜!!」


⊂(>、<;トソン 「んんっ……このっ!」

10 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 21:59:59 ID:.tmXEkyI0


                 \  i! / /
                   ヽ,ノし, 
     ミセ; д(## ≡=-    ,);;; (  ⊂=(>、<;トソン  「えいッ!!」
                  /    \    ヽ  O)
              パッシィィィ------ン !!



ミセ; д)リ: ・:’  三 二 = -
ビタァァァァン !!



ミセ д)リ


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「馬鹿! 加減を誤ったね!!」


(゚д゚;トソン 「ッ!! ミセリ!? 大丈夫ですか!!? ミセリ!!」


ミセ д)リ


(゚、゚;トソン 「死、死んで――」

11 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:00:38 ID:.tmXEkyI0










ミセ*- -)リ



ミセ*- ゚)リ



ミセ*゚ -゚)リ



ミセ;゚ -゚)リ 「……おねえちゃん?」

12 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:01:14 ID:.tmXEkyI0



ミセ;゚ -゚)リ 「…………おねえちゃーん」


ミセ;゚ -゚)リ 「どこー……?」



ミセ;゚ -゚)リ 「おね、おねえちゃー……」


ミセ; - )リ


ミセ*; -;)リ 「…………ぅ」


ミセ*;д;)リ 「あっ、あ゛っ…………!」



ミセ*;Д;)リ 「あ゛あ゛ーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

13 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:01:57 ID:.tmXEkyI0



ミセ*;д;)リ 「ひっ、い゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーーーー!!!!」



ミセ*;д;)リ 「い゛っ、い゛っ、う゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ーーーーーーーー!!!!!」



ミセ*;д;)リ 「う゛う゛う゛あ゛あ゛ーーーーーーーーーー!!!!!」


(;´^_ゝ^`) 「わーーーーーーーーー!! わーーーーーーーーーー!」


(;´^_ゝ^`) 「出遅れたーーーーーーーーー!! 出遅れたァーーーーーーーーー!!」

14 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:02:32 ID:.tmXEkyI0


(;´^_ゝ^`) 「ほーら、おじさんだよ〜〜! 分っかるっかな〜〜? 分かんないよな〜〜〜?」


ミセ*;д;)リ 「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ーーーーーーーーーー!!!!!」


(;´^_ゝ^`) 「ギャン泣きだね〜〜〜〜〜〜! 弱ったね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」




(´^,_ゝ^`) 「お、おっおお、おおおおじさんだよ、フヒッ! フヒヒヒッ!!」




ミセ*;д;)リ 「い゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーー!!! い゛あ゛ーーーーーーー!!!」


(;´^_ゝ^`) 「あ〜〜駄目だったか〜〜〜! 変質者のモノマネは好きじゃないか〜〜〜〜!!」


ミセ*;д;)リ 「お゛ね゛え゛ぢゃーーーーーー!! お゛ね゛え゛ぢゃーーーーーーーーーーー!!!」

15 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:03:09 ID:.tmXEkyI0


(;´^_ゝ^`) 「ごめんね〜〜怖かったね〜〜〜」


(;´^_ゝ^`) 「おじさんこれでもね〜〜魔法使いさんなんだよ〜〜〜」


  `、ー-、
  _,ニ三≡=-, ☆
 '‐(;´^_ゝ^`) /  「ほら〜〜帽子でしょ〜〜杖でしょ〜〜〜」
       つ


ミセ*;д;)リ 「ひッ、ひッぐ、う゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーーー!!!」


(;´^_ゝ^`) 「駄目かな〜〜〜? 興味ないかあ〜〜〜〜〜」

(;´^_ゝ^`) 「どうしようかな〜〜〜〜? どうしたらいいかな〜〜〜〜」

(;´^_ゝ^`) 「えっとね〜〜〜、えっとね〜〜〜〜〜」

(;´^_ゝ^`) 「…………」



(;´・_ゝ・`) 「あ、魔法使ったら良いのか」

16 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:03:55 ID:.tmXEkyI0

  `、ー-、     +  *
  _,ニ三≡=-, ☆  *
 '‐(;´^_ゝ^`) /  「エ〜〜〜イッ!」
       つ


*・゚゚・*:.。..ミセ*;д;)リ。.:*・゚゚・*:.。. キラキラキラ…


ミセ*゚д゚)リ

ミセ;゚ー゚)リ 「? !?」


(´^_ゝ^`) 「良かった〜〜泣き止んだね〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「落ち着いたかな〜〜? 大丈夫だよ〜〜襲ったりしないよ〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「おじさんはね〜〜恵まれない子どもたちに愛を届ける魔法使いさんなんだよ〜〜〜」

ミセ;゚ー゚)リ 「……」

(;´^_ゝ^`) 「ミセリちゃんのことも見てたんだけど、
      あっという間に死んじゃってビックリしたんだよ〜〜。あの子すごいんだね〜〜〜」

ミセ;゚ー゚)リ 「……おねえちゃん?」

17 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:04:40 ID:.tmXEkyI0

(´^_ゝ^`) 「そうそう〜〜。トソンちゃんって言うのかな〜〜」

ミセ*^ー^)リ 「うん、すごいんだよ」

ミセ*゚ー゚)リ 「おねえちゃんはね、えっとね、すごいの」

ミセ*^ー^)リ 「おねえちゃんは、ははじゃさんがすごいっていうんだけどね。
       おねえちゃんもすごいの!」

(´^_ゝ^`) 「そうかそうか〜〜お姉ちゃんのことが大好きなんだね〜〜〜」

ミセ*^ー^)リ 「うん!」

(´^_ゝ^`) 「そっかそっか〜〜だから離れ離れになるのは嫌だったんだね〜〜〜」

ミセ;゚ー゚)リ 「あっ……」

(´^_ゝ^`) 「でもひどいよね〜〜ミセリちゃんを置いてけぼりにするなんてね〜〜〜」

ミセ; - )リ 「…………」

18 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:05:21 ID:.tmXEkyI0

(´^_ゝ^`) 「でもねでもね〜〜大丈夫なんだよ〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「おじさんがね〜〜ミセリちゃんの願いを叶えちゃうからね〜〜〜」

ミセ*゚ -゚)リ 「え……?」

(´^_ゝ^`) 「ミセリちゃんは、お姉ちゃんと一緒にいたいんだよね〜〜〜?」

ミセ*゚ー゚)リ 「うん!!」

(´^_ゝ^`) 「じゃあ〜〜おじさんが杖を振ったら〜〜ミセリちゃんに魔法がかかるからね〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「一緒にいられるように頑張るんだよ〜〜〜」


(´^_ゝ^`) 「それじゃあいいかな〜〜」

ミセ*゚ -゚)リ 「……!」

  `、ー-、
  _,ニ三≡=-, ☆
 '‐(´^_ゝ^`) /  「 3 、 2 、 1 、 エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イッ♪」
       つ



*・゚゚・*:.。..ミセ*> -<)リ 。.:*・゚゚・*:.。.  キラキラキラ… キラキラキラ…

19 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:05:55 ID:.tmXEkyI0









      |       
   \        /   
  ―  ミ' ,`〉リ  ―   テテーン !!




(;´^_ゝ^`) 「あれ〜〜あれえ〜〜〜?」

(;´^_ゝ^`) 「これはミセリちゃんなのかな〜〜〜?」

(;´^_ゝ^`) 「なんか痩せ、っていうか骨と皮だけ〜〜〜?」

(;´^_ゝ^`) 「そ、そうか。カバンの中に入り込めるように思いっきり痩せちゃったんだね〜〜〜」

20 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:06:28 ID:.tmXEkyI0



   〜 ミ' ,`〉リ  フラフラ



(;´^_ゝ^`) 「大いに不安だけど頑張っておくれ〜〜〜」



        〜 ミ' ,`〉リ  ヨロヨロ


             〜 ミ;' ,`〉リ  ゼェゼェ



(;´^_ゝ^`) 「な、なんとかカバンにたどり着いたね〜〜……」

(;´^_ゝ^`) 「でも、その体ならきっと荷物を出さずに入れるよ〜〜〜」

21 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:07:08 ID:.tmXEkyI0



                ミ;' ,`〉リ  ンショ ヨイショ


                ( ミ;' ,`〉リ )  テテーン !



(´^_ゝ^`) 「わ〜〜カバンにすっぽりだ〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「いわゆるエスパーミセリちゃんだね〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「超能力少女っぽい響きだけどタイツ履いたオッサンのほうなんだね〜〜ごめんね〜〜〜」


                ( ミ' ,`〉リ )


(´^_ゝ^`) 「でもこれで気付かれずに一緒に旅行できるね〜〜」

(´^_ゝ^`) 「あとは朝までがんばれ♥ がんばれ♥」

22 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:07:42 ID:.tmXEkyI0





 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「食べ終わったかい? もう時間だ。遅刻するよ」


(゚、゚;トソン 「ええ、すみません……」


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「ちゃんと寝られたのかい?」


(゚、゚;トソン 「一応、大丈夫です……」


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「はあ……。まあ浮かれるのもわかるけどね。バスの中で寝るんだね」


(゚、゚トソン 「あの、ミセリは……?」

23 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:08:20 ID:.tmXEkyI0

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「まだ寝てるんじゃないかね。昨日遅かったから」


(゚、゚トソン 「そうですか……」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「忘れ物はないね?」


(゚、゚トソン 「はい。あの子のこと、よろしくお願いします」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「わかってるよ。一日二日くらいなんてことないさ」


(゚、゚トソン 「すぐまたぐずっちゃうと思うんですけど、寂しいだけなんです、だからその……」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「過保護だね。まるで親みたいだ」


(゚、゚トソン 「……そう、なれたらいいのですが」

24 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:09:03 ID:.tmXEkyI0

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「子どもがなに言ってるんだい」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「いいかい。トソンはトソンの人生を生きるんだ。それしか出来ないんだよ」


(゚、゚トソン 「…………」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「ほら、荷物持って。友達が待ってるんだろ?」


(゚、゚トソン 「……はい」


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) 「背負わせてあげるから背中向けな」

 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`) ヨイショ

<  ヒぐあっ!

25 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:09:36 ID:.tmXEkyI0


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`)


(゚、゚;トソン


 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「何か変な声がしたんだが……」


(゚、゚;トソン 「何も入れてないですよ……?」

 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「中見てみようか」

26 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:10:34 ID:.tmXEkyI0


 @@@
@#_、_@ 
 (  ノ`)  ヨイショ

<  フギャいッ!


(゚、゚;トソン 「ま、まさか……」

 @@@
@ _、_@ 
 (; ノ`) 「まさか! そんな重みはなかったよ……?」


(゚、゚;トソン  ゴソゴソ



      ミ;' , 〉リ      



(゚、゚;トソン 「これは、ミ、ミセリ……なんですか……?」

27 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:11:09 ID:.tmXEkyI0









ミセ*; -;)リ

(;´^_ゝ^`) 「ああ〜〜戻って来ちゃったか〜〜〜」

(;´^_ゝ^`) 「大丈夫かな〜〜ミセリちゃん大丈夫かな〜〜〜?」

ミセ*; -;)リ 「いだい。いだがっだ」

(;´^_ゝ^`) 「そうだね〜〜即死じゃなかったからね〜〜痛かったね〜〜ごめんね〜〜〜」

(;´^_ゝ^`) 「おじさんこう見えて新米なんだね〜〜だから上手くいかなかったみたい〜〜〜」

(;´^_ゝ^`) 「ごめんね〜〜ごめんね〜〜〜」

ミセ*; -;)リ 「……」

28 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:12:08 ID:.tmXEkyI0


(´^_ゝ^`) 「やっぱり〜〜お姉ちゃんと一緒にいたいかな〜〜〜?」

ミセ*゚ -゚)リ 「……うん」

(´^_ゝ^`) 「また痛い思いするかもしれないけど〜〜頑張れるかな〜〜〜?」

ミセ;゚ -゚)リ 「…………」

(´^_ゝ^`) 「おじさんも無理はさせたくないからね〜〜違うお願いでも良いんだからね〜〜〜」

ミセ*゚ -゚)リ 「うぅん、いい」

(´^_ゝ^`) 「お姉ちゃんと離れたくない〜〜〜?」

ミセ*゚ -゚)リ 「うん」

(´^_ゝ^`) 「ちょっと元気がなくなっちゃったけど〜〜大丈夫かな〜〜〜?」

ミセ*゚ -゚)リ 「うん!!」

(´^_ゝ^`) 「そっか〜〜じゃあおじさんも頑張るからね〜〜〜」

(´^_ゝ^`) 「今度は苦しくない方法にしようね〜〜〜」


  `、ー-、
  _,ニ三≡=-, ☆
 '‐(´^_ゝ^`) /  「 3 、 2 、 1 、 エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イッ♪」
       つ



*・゚゚・*:.。..ミセ*゚ -゚)リ 。.:*・゚゚・*:.。.  キラキラキラ… キラキラキラ…

29 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:12:46 ID:.tmXEkyI0








      |       
   \        /   
  ―    .    ―   テテーン !!




(´^_ゝ^`)

(;´^_ゝ^`) 「あれ〜〜〜?」

(;´^_ゝ^`) 「ミセリちゃんがいないね〜〜〜? どこかな〜〜〜?」



       .  ピョン! ピョン!



(´^_ゝ^`) 「あ〜〜っ今度は小さくなったんだね〜〜〜」

30 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:13:24 ID:.tmXEkyI0



(;´^_ゝ^`) 「…………」



       .  ??


(;´^_ゝ^`) 「いや〜〜なんでもないんだよ〜〜〜」


(;´^_ゝ^`) 「『二の舞い』って言葉がチラついたけど〜〜ミセリちゃんならきっと大丈夫だよ〜〜〜」


(;´^_ゝ^`) 「じゃあまたカバンの中に忍び込もうか〜〜〜」

31 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:13:58 ID:.tmXEkyI0



    .               □
    ↑ イマ ココ !!



        .           □
        ↑ イマ ココ !!



(;´^_ゝ^`) 「小っちゃいから移動も大変だけどがんばれがんばれ〜〜〜」



        .           □
        ↑ マダ ココ ?



(´^_ゝ^`) 「あれあれ〜〜進んでないよ〜〜〜どうしたのかな〜〜〜?」

32 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:14:31 ID:.tmXEkyI0



              (゚、゚トソン


(-、-トソン 「ふぅ、あともう少し……」



(´^_ゝ^`) 「あ〜〜お姉ちゃんが近くにいたんだね〜〜〜明日の準備中かな〜〜〜?」

(´^_ゝ^`) 「でも大丈夫だよ〜〜きっと見つからないからね〜〜〜」



        . オネエチャン !?


      . スゴイ !! オッキイ !!



(;´^_ゝ^`) 「ああ〜〜駄目だよ〜〜近づいちゃ駄目だって〜〜〜!」

33 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:15:07 ID:.tmXEkyI0


     (゚、゚トソン   .  オネエチャ-ン


     (゚、゚トソン  .  オネエチャ-ン !!


(゚、゚トソン 「?」


(;´^_ゝ^`) 「駄目だよ〜〜呼び止めたらいけないよ〜〜〜!」


(゚、゚トソン 「いまミセリの声がしたような……」


(゚、゚トソン 「……」


(゚、゚トソン  プチッ !!


(゚、゚トソン 「?」



(;´^_ゝ^`) 「あああああ〜〜〜〜〜踏まれてしまった〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

34 名前:名無しさん 投稿日:2016/04/03(日) 22:15:45 ID:.tmXEkyI0




ミセ*゚ヮ゚)リ

(;´^_ゝ^`) 「また失敗しちゃったね〜〜痛くなかったかな〜〜〜?」

ミセ*゚ヮ゚)リ 「あのね! おねえちゃんすっごいおっきかった!!」

ミセ*゚ヮ゚)リ 「おっきかったんだよ!!」

(;´^_ゝ^`) 「嬉しそうだね〜〜痛みを感じないくらい一瞬だったからかな〜〜〜」

ミセ*゚ヮ゚)リ 「あのね! それでね! おねえちゃんね!」

(´^_ゝ^`) 「大興奮のところ悪いけど落ち着こうね〜〜このままだと明日は独りぼっちだからね〜〜〜」

ミセ;゚ -゚)リ 「あ……」

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