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48 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:17:06 ID:cHnDGMZU0
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≪アスキーアート学園 外れの森の中≫
,, プハー
( 'A`)y━”
( ^ω^)「……煙草、辞めたんじゃないのかお」
('A`)y━”「嫁にはそう約束した。が、おめえにはしてねえ」
( ^ω^)「……しぃちゃん、ステージに上がるかね」
('A`)y━”「……さあな。ま、ツンちゃんに一芝居うってもらったんだ。
俺が単なる親バカ迷惑野郎で終わるか、未来のトップアイドルの立役者になるかはアイツ次第だ」
( ^ω^)「とっくにバカ丸出しだお」
( 'A`)y━”「だったな。ケツ丸出しよりダメなやつだ」
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49 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:18:33 ID:cHnDGMZU0
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( ^ω^)「……このステージで色んな人に見込まれないと、入学は無理だお」
('A`)y━”「わあーってる。だがよ、そうでねえとやりきれねえんだ」
ドクオは灰皿に煙草を擦りつけ、青空を見上げ、カッコつけて言った。
('A`)「できるのにやらねえ。そればっかりのアイツを見てるとな、罪悪感がすげえんだ」
('A`)「それに、挑戦も挫折もねえ人生なんて子供にやらせたら、俺があいつに怒られちまうしな……」
( ^ω^)「……あとでしぃちゃんに謝っとけお」
('A`)「大丈夫だよ、あいつにも禁煙を約束するつもりだからさ」
( 'A`)
('A`)「やっぱ……もう一本吸っとくか」
( ^ω^)「……付き合うお。これが、最後の一服になるといいNE」
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50 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:19:15 ID:cHnDGMZU0
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51 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:20:15 ID:cHnDGMZU0
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≪ステージ奥 控え室≫
ミセ;*゚Д゚)リ「ホゲーホゲーー!!」
つ* ポンポン!
(;*゚ー゚)「ちょ、ミセリ落ち着いて化粧やってよ……」
ミセ;*゚Д゚)リ「うるせえやい!! 化粧はノリだってパピーが言ってたんだもん!」
つ*” ポポポポポン!
(;*´ー`)「はいはい……」
ハハ ロ -ロ)ハ「ヘイ!! 準備はどうよ、お二人とも!」
+
ミセ;*゚Д゚)リ∩「もうちょっちです!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「オッケー! しぃちゃん、確認するけど曲は……」
(*゚ー゚)「はい。ツンちゃんの、『蒼い春』でいきます」
ハハ ロ -ロ)ハ「……本家の後だからハードル高いけど、頑張ってネ」
(;*゚ー゚)「ですね。今これしか出来ないから、仕方ないんですけど……」
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52 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:21:05 ID:cHnDGMZU0
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\ミセ;*゚Д゚)リ/ 「ッッッシャオラ!! 完成ッッ!! ヤッターーーー!!」
ガチャ(ドア)
川 ゚ -゚)「おお、この子が噂の」
ハハ ロ -ロ)ハ「やっほークール! 見に来たのかい?」
川 ゚ -゚)「ああ。ステージ前の顔を見たくてな」
(;*゚ー゚)「あ、わっ……お疲れさまです!」
川 ゚ -゚)「お疲れさま。ステージ、頑張ってくれ」
(;*゚ー゚)
川 ゚ -゚)「……フッ。なんだ、ピッタリじゃないか」 カミファサー
キィィ(軋み)
バタン(閉まり)
(;*゚ー゚)「……?」
ハハ ロ -ロ)ハ「あの人なりに褒めたんですヨ。
それじゃあ、あと5分で始めるからネー」
ハローも控え室を後にし、部屋にはしぃとミセリだけが残った。
沈黙はどんどん不安に変わっていく・・・それを察したミセリが、咳払いをしてから話し始めた。
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53 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:23:42 ID:cHnDGMZU0
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ミセ*゚ー゚)リ「……あのね、お姉ちゃん」
(*゚ー゚)
ミセ*゚ー゚)リ「……歌うのも、踊るのも、自由だよ。
人の為に我慢するようなものじゃないって、私は思う」
ミセ*゚ー゚)リ「お母さん死んじゃってさ、お父さんもメイクの仕事辞めちゃって。
うちはどこにでもある普通の家庭になったけどさ」
ミセ*゚ー゚)リ「……お母さんはアイドルだったんだよ。
それだけはさ、いつまでも変わらないじゃん」
(*゚ー゚)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「私はね、お姉ちゃんにアイドル目指してほしいよ。
お母さんよりもっと凄いアイドルになって、笑ってほしいんだ」
ミセ*゚ー゚)リ「もちろん今も楽しいし幸せだよ。
でもね、お姉ちゃんだけ我慢してるの、私もお父さんも分かってるんだ……」
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54 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:25:54 ID:cHnDGMZU0
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ミセ*゚ー゚)リ
ミセ;*゚ー゚)リ「……そんな感じ! とにかくさ、めいっぱいやってきて!
楽しいし、幸せな感じじゃん!? アイドルって!!」
語彙力、崩壊――!
ミセ;*゚Д゚)リ「やっぱりさ、思うんよ! やっぱさ、自分が幸せじゃないと!
そこからだよ! 人に気を遣ったり、人を幸せにしようとすんのはさ!」
(;*゚ー゚)「ミセリ、語彙力が……」
\ミセ;*゚Д゚)リ/ 「どうせなら希望に立ち向かおうよ!
暗いことばっか思って我慢してもダメ! ダメ〜〜〜〜ッッ!」
ミセ;*゚Д゚)リ「希望まみれで転ぼうよ!! 私はそんなお姉ちゃんが見たっ――」
ぎゅっ・・・・
(* ー )
感動的、抱擁――――!
(* ー )「それ以上言ったらダメ。メイク、崩れちゃうから……」 ギュウウ
ミセ*゚ー゚)リ(すごい良い匂いがする)ジュルリ
ミセ*゚ー゚)リ「……おねーちゃん。お願い、一回だけ。
みんなにお姉ちゃんの本気、見せてやってよ」 ナデナデ
(* ー )「……うん」
ミセ*゚ー゚)リ「思いっきりやろう、ね? お母さんも絶対見てるからさ……」
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55 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:27:06 ID:cHnDGMZU0
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≪5分後 舞台裏≫
( ^ω^)「……おっ。おでまし」
(*゚ー゚)「すみません、お待たせしました!」
しぃは裏方で働く全員に一瞥を送り、深く頭を下げた。
舞台裏には歌う順番の早い他の新入生アイドル達も待機していた。
(*゚ー゚)「1番、志ヶ谷しぃです。よろしくお願いしますッ」
「・・・志ヶ谷?」ザワザワ
「しがやって、まさかつーちゃんの・・・!?」ザワメキザワメキ
( ^ω^)「ほいっ! マイクだお!」
つ@
(*゚ー゚)「ありがとうございます、行ってきます!」ダッ
しぃは、ライトアップされたステージに向かって駆け出した。
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56 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:29:01 ID:cHnDGMZU0
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ハハ ロ -ロ)ハ『――さあッ!! なんか今年は飛び入り有り! ヒヨコカップ!!』
ハハ ロ -ロ)ハ『本日最初のヒヨコアイドルは志ヶ谷しぃちゃん!
この名前にピンと来たならご覧あれ! 私も見たくて堪らないッ!』
――ステージの中央に辿り着く。
そこで足を止めて、客席を一望する。
(;* ー゚)(いっ――息も心臓も止まりそうっ――――)
だけど、彼女は知っていた。アイドルにとってステージは絶対。
ここが全て。それを生き様で証明してきた母親の背中を、彼女はずっと見続けていた。
見るだけで、追わなかった。
それが今、ほんの少し、変わり始めた――……
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57 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:29:50 ID:cHnDGMZU0
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(;* ー )(お母さん、少しだけ、頼らせてッ――)
お母さんなら、今ここで何を思うんだろう。
ハローさんも舞台裏に行っちゃって、『蒼い春』のイントロが始まってしまった。
あと十秒もしたら始まる! 呼吸、間に合わないっ……!
(;* ー )(――いや、違う。お母さんなら、もう息を吸い始めてるっ)
(;* ー゚)(ダメだ、お母さんに怒られる! お母さんの真似をしたら、ダメだッ!)
残り五秒。
しぃは思いとは裏腹に凝り固まった体に対して、もう、ただ一つ、これだけを命令した。
(;* ー )(――動きたいように、歌いたいように)
(;* ー )(私らしく、お母さんとの思い出も私の一部にして、アイドルをやる――――!)
いち、ぜろ。
始まる。
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58 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:30:14 ID:cHnDGMZU0
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59 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:31:01 ID:cHnDGMZU0
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≪客席2階 スペシャルゲストルーム≫
『――見つめる、度に、鮮やかに遠ざかる―――……』
『私の夢の始まりが、今も心に残ったまま――……』
J( 'ー`)し
('A`)
J( 'ー`)し「……始まったわね……」
('A`)「ええ。あの子の歌が」
J( 'ー`)し「……つーちゃんと瓜二つね」
( 'A`)「……いや、本人はあれに似せようなんて思ってねえッスよ。
だから瓜二つなんだ。あの二人は親子以上の似たもの同士なんです」
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60 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:32:09 ID:cHnDGMZU0
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J( 'ー`)し「ふふ、そうかもしれないわね。
最初は疑っていたけど、今なら貴方が推すのも理解できる」
( 'A`)「もちろん実力はまだまだ。でも、校長なら分かるでしょう」
J( 'ー`)し「……ええ。あの子はようやくスタートラインに立った。
いえ、もしかしたらずっと立っていたのかもね。つーちゃんと同じ、スタートラインに……」
ξ゚听)ξ
('A`)「……ツンちゃん、どうだい。君の『蒼い春』だが、どう聞こえる」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「……失礼ですけど、ヘタクソです。
歌もダンスもギリギリ入校を許される程度の実力……」
ξ゚听)ξ「……とても、あの人の娘とは思えない出来です」
('A`)「……」
ξ゚ー゚)ξ「……ただ、今は」
ツンは、ステージ上でぴょこぴょこしているしぃを見て微笑む。
ξ--)ξ「……私よりも、あの子の方が『蒼い春』が似合っていると、そう思います」
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61 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:33:12 ID:cHnDGMZU0
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『今日もまた、私の胸に、蒼い春が来る――――♪』
ξ゚听)ξ「……新しい歌を作らなきゃ。
自分ですっかり忘れてた。あれは、始まりの歌だったのに……」
ツンはライブ中にも関わらず立ち上がり、どこかに行こうとする。
だが、ドクオも校長も、その足を止めようとはしない。
J( 'ー`)し「いいと思うわ。今の貴方なら、きっと次のステージに行ける」
ξ゚ー゚)ξ「はい。……どおりであの子に似合う訳よね。
ちょっと寂しいけど、今の私に、あの曲は似合わないのね……」
ギィ バタン・・・
( 'A`)「……いつか、あの二人が組んだら……」
J( 'ー`)し「……ドクオ君。それはまだ気が早いんじゃないかしら?」
('∀`)ヾ「……へへ。そっすかね、へへ……」
『――明日もまた、私の夢に 今が重なるー……♪』
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62 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:34:04 ID:cHnDGMZU0
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――ミセリの言う通りだった、と思う。
暗い感情に立ち向かっても、それは希望にはつながらない。
どうせなら希望に立ち向かう……うん。曲を作るときはミセリに作詞を頼もう。
お母さんが死んで、私の中の何かが欠けて、頑張って、頑張って……。
それで色々、本当に色々思ったけど、それでもやっぱり私はアイドルが好きで、
お母さんが輝いていた、あのステージが大好きで――……
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63 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:34:41 ID:cHnDGMZU0
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――夢の、ままじゃ、違うなって、やっぱりどこかで思ってたんだ。
そういう明るい希望に向き合うのが、私は怖かったんだ。
だから、これからは―――――
大好きで、どうしようもなくて、辛くて、頑張ってもダメな、私の夢に立ち向かっていくんだ――――
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64 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:36:25 ID:cHnDGMZU0
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ヒャッホー
(過去) 三三三三┏( ^o^)┛ (未来)
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65 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:36:54 ID:cHnDGMZU0
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〜〜 1年後 アスキーアート学園 〜〜
ζ(゚ー゚*ζ「ほっ、ほっ、ほっ……」
アスキーアート学園の一日をジョギングで始める生徒は多い。
学園指定ジャージに身を包む少女・デレもまた、その一人であった。
ξ゚听)ξ「デレおそいよー」
そして、デレの先を走る彼女もまた、その一人であった。
ζ(゚ー゚*ζ「はいなー」
朝霧たちこめるグラウンドを数周してから、二人は休憩に入った。
ξ;゚听)ξ「フィー」アセフキ
ζ(´ー`*ζ「フィー」アセフキ
ξ;゚听)ξ「……よし、もう一周!」
ζ(´ー`*ζ「ツーンちゃーん。ソワソワするのも分かるけど、本番はお昼だよ〜」
ξ;゚ー゚)ξ「……ふん! なら私一人で走ってくるもん。
次の世代に追い抜かれても知らないんだからねっ」タタッ
ζ(´ー`*ζ「はいな〜。いってらっしゃ〜〜〜」
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66 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:37:40 ID:cHnDGMZU0
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ザッ
川 ゚ -゚)「やっているなあ」
ノハ#゚听)「うおおおツンが走ってる珍しい!!」
ζ(´ー`*ζ「あ、おはよ〜」
≡≡┏ノハ#゚听)┛ 「ツーン! 追い駆けるから追いついたら私の勝ちだぞーー!!」ズデデデデデ!!
<は!? 知らないわよッ!
川 ゚ -゚)「気合入ってるなあ」
ζ(´ー`*ζ「だねえ。ライバルが来るからって、前にも増して全速力だよ」
川 ゚ー゚)「ふふ、例の子か。才能だけでどこまでいけるか、見物だな」
ζ(´ー`*ζ「……私もそれ言ったらねぇ、ツンに怒られたよ。
才能なんて言葉で、自分の努力を誤魔化すなーって」
川 ゚ー゚)「ふん、なんとでも言え。あの子と先に競うのは私達なんだからな」
ζ(´ー`*ζ「だねえ。先は長いねぇ……」
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67 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:38:45 ID:cHnDGMZU0
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〜〜 朝 しぃちゃんハウス 玄関前 〜〜
('A`)「おうおう、朝飯食ったか」
ミセ*゚−゚)リ「さっき三人で食べたじゃん。痴呆?」
つ〔〕
('A`)
('A`)「たった一年で反抗期を迎えた娘に悲しみを覚えるパピーだぜ」
(*゚ー゚)「カバンよし、制服も、その他のあれこれもよし!」ピシッ
('A`)「気ぃつけてな。アイドルは肉体労働だ、頑張りな」
(*゚ー゚)「うん! それじゃあ、行ってきます!」
ミセ*゚−゚)リ「……お母さんのこと、忘れてない?」チラ
(*゚ー゚)「……大丈夫、ちゃんと言ってきたよ」ワシャワシャ
ミセ;*゚−゚)リ「うぐっ、撫でるな……」
(*゚ー゚)「それじゃ行ってきます! 絶対見に来てよねっ!」
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68 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:40:32 ID:cHnDGMZU0
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――同日 アスキーアート学園 ライブ会場内
ざわざわ ざわ・・・
ざわざわ
……私は今、きっと、ようやく、歩き始めたんだ。
この果てしなく長い、アイドル坂をよ……
ξ )ξ「――言っとくけど、これは私の復帰ライブでもあるんだからね」
(* ー )「はい!」
ξ゚听)ξ「失敗したら許さない。間違えたって許さない。
カンペキにやるわよ、全速力でついてきなさい」
(*゚ー゚)「――はいッ!」
ξ゚听)ξ「その上で貴方の全速力がまだまだ全然ダメだってこと、分からせてあげるから」
(*゚ー゚)「はい!」
(;*゚Д゚)「でももう行きましょう! 時間ですっ!」ダッ!!
ξ;゚听)ξ「――え、マジ!? うわっ!」ダダダッ!!
ピャーー
三三(;;^ω^)⊃@「二人ともマイク忘れてるおーー!!」
つ@
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69 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:41:06 ID:cHnDGMZU0
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……私はこの最高に輝いてるステージに立ち向かっていく。
私の春は、たった今、始まったばかりだ――――…………
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70 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/04/03(日) 21:41:39 ID:cHnDGMZU0
-
._
\ヽ, ,、
`''|/ノ
.|
_ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、) ,、
/ ヽYノ
/ r''ヽ、.|
| `ー-ヽ|ヮ
| `|
|. |
ヽ、 |
ヽ____ノ
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ