構築の経緯
前回記事のスニフィカグヤスタンが伸び悩んできたので、既にシーズンも終盤でしたが1から作り直した構築になります。 今回は腹太鼓ブーンに目を付けた壁構築を組んでみました。個別解説
カプ・レヒレ
実数値:175(236)-×-135-118(20)-150-150(252+)
性格:臆病
臆病HS
持ち物:光の粘土
特性:ミストメイカー
技:波乗り、挑発、光の壁、リフレクター
今回の壁貼り要員。最速までSを振ったのでかなり動きやすくなった、挑発も使いやすい。
攻撃技はリザードンやスナオヒートに打てる波乗りを選択、流行りのロマネスクを落とせるムーンフォースも捨てがたいが水技で十分な場面が多かった。
ミストフィールドの状態異常耐性は優秀だがブーンは飛行なので恩恵を受けられないことに注意。
ブーン
実数値:207(172)-111(44)-180(135+)-×-101(4)-134(108)
性格:腕白
持ち物:オボン
特性:加速
技:恩返し、炎のパンチ、腹太鼓、怠ける
今回の構築のメイン、物理を起点に腹太鼓して再生回復しながら加速で全抜きを狙っていく。Sは加速1段階で130族抜きに調整。
技威力も攻撃種族値も低いが積みさえすれば特化メガマンダの竜舞捨て身タックル級の火力は出るので十二分。当初サブウェポンは不意打ちを入れていたが、ミミッキュに剣舞連打でPP枯らされたので鋼を見れる炎のパンチに変更、4枠目は挑発と迷って交互に試したが最終的に怠けるで安定した。
ただ素の状態の火力はショボく、積むタイミングをミスるとお荷物になり下がるので見極めが難しかった。具体的には吠える吹き飛ばしや天然ワタナベを出されるとどうしようもない。
ロマネスク
実数値:227(252)-238(252+)-150(4)-×-80-31
性格:勇敢
持ち物:ハチマキ
特性:型破り
技:アームハンマー、はたき落とす、追い打ち、マッハパンチ
物理相手に投げて流して後続をブン殴ったり追い打ちでブチ殺す、変化技を一切覚えないので迷うことなく鉢巻。最近やたらと増えてて厄介。
A165特化鉢巻のアムハンやはたき落とすは言うまでもなく強力だが、なにより強いのが追い打ち、無振りガブでも8割程削れる脅威の威力、追い打ち使い最高火力の座はダテじゃない。悪と闘しか技が無いが意外となんとかなった。
トリル対策も込めて勇敢最遅で厳選したが、意地っ張りにして同族対策にS20くらい振るほうが多分良いと思う。トップメタのミミッキュに出せないのが惜しいところ、ロゼルロマでも良かったかもしれないが鉢巻超火力を一度味わうと変える気にならなかった。
メタグロス
実数値:156(4)-197(252)-170-×-130-178(252+)
性格:陽気
持ち物:メガ石
特性:クリアボディ→硬いツメ
技:アイアンヘッド、冷凍パンチ、地震、バレットパンチ
当初はこいつで壁を貼っていたのだが気付いたら普通のメガグロスになってた。ロマの苦手とするテテフスニフィあたりのフェアリーに出していきたい。特に言うこともなく普通に強かったが、敵のロマに鉢合うと死が確定するので迂闊に出せない。
今シーズンはヒードランとスナオヒートの炎鋼2種をよく見たので思念を抜いて地震に変更。あとコメパンをあまりに外すのでアイヘに変えたところインチキ怯みを連発してくれたので正解だった。
ランドロス
実数値:165(4)-215(244+)-111(4)-×-109(68)-135(188)
性格:意地っ張り
持ち物:ヒコウZ
特性:威嚇
技:地震、空を飛ぶ、とんぼ返り、ステルスロック
電気の一貫性が酷かったのでとりあえずランドロスを入れてみた。Sは最速70族抜きに調整。
意表を突きたかったのでZクリスタルを持たせた、チョッキやスカーフに比べ動き辛さはあるものの、パーティ全体で重いロマネスクやメガバナに役割を持てるようになる、地震読みで来るクックルとかにも。
ツンデレ
実数値:156(4)-194(252+)-85-×-100-172(252)
性格:意地っ張り
持ち物:命の球
特性:天邪鬼
技:馬鹿力、ワイルドボルト、ドリルライナー、じゃれつく
電気単なのに馬鹿力がメインウェポンな暴力女。 攻撃特化にすることでメガガルやコケコに対する確定数が変わるので意地っ張り。
ツンデレは霊・地を呼びやすいのでタイプ無効のブーンで起点に出来るのでは?と思い採用、 実際選出することはあまり無かった、選出誘導が活きたかというと謎。
ただでさえ紙耐久な上に球とワイルドボルトでゴリゴリ削れるので一発でも食らったらまず死ぬ。 天邪鬼馬鹿力でBは上がるが焼け石に水感がすごい。
感想
作り始めたのが遅かったこともありあまり煮詰められなかったですが、 その割にはそれなりのレートまで登れたので良かったです。多分一番活躍したのはアイアンヘッド。 ブーンは腹太鼓型や毒々蓄える型がメジャーですが、挑発アンコ両壁など優秀な技が多く可能性を感じるので来シーズンでは別の型を試してみたいですね。 読んでいただきありがとうございました。