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590 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/17(月) 00:02:08 ID:IOUsLCjc0
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(i,)
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水深2㎝のようです
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591 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/17(月) 00:02:56 ID:IOUsLCjc0
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例えば、高いビルから地上を見下ろしたときとか、顔の近くで刃物を扱っているときとか、
こちらが十分に気を付けていれば安全なのに、一歩間違えば人生が終わる
そんなシチュエーションを目の前にに背筋がざわつくことはないだろうか
僕の状態を表すならば今まさにそんな感じだ。ただし、僕の1m程先にあるのは断崖絶壁でも鋭い刃でもなく
Σz;゚ー )リ「どう見たってただの水溜りだよねぇ」
大きい人なら大股で渡れる。少し小柄な僕でもジャンプをすれば簡単に飛び越せるような大きさの水溜り
そんな何の変哲もない水溜りに本能的な拒否感を感じてしまう
Σz ゚ー )リ「ばかばかしい。何の変哲もない水溜りじゃないか」
道路の端に落ちていた空き缶を八つ当たり気味に蹴り飛ばす
カン、コン、 ビチャ……ドプン
Σz;゚ー )リ「…………」
やっぱり今日は別の道から帰ろう
僕は波紋だけが漂う水溜りに背を向け、歩き出した
(
)
i フッ
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おしまい