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259 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:33:26 ID:Xo.qOngc0
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lw´‐ _‐ノv ふむ、百物語か…
lw´‐ _‐ノv それならば、こんな話はどうだろうか
黒い田んぼ…のようです
.,、
(i,)
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260 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:34:22 ID:Xo.qOngc0
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lw´‐ _‐ノv
あの日は朝から雨が降っていたんだ。まあ、小雨程度のものだったんだけどね。
で――、あれは夕食を食べて一服したあとだから大体9時頃だったかな。
ふ、と家の裏にある田んぼの様子が気になってね、見に行くことにしたんだ。
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261 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:35:05 ID:Xo.qOngc0
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lw´‐ _‐ノv
家を出て少ししたら、だんだんと雨と風が強くなってきてね、遠くから雷の音も聞こてきた。
この時家に帰ろうか少し考えたんだけどね、本当に家のすぐ裏だし、近くに大きい水路もないからとりあえず見てくることにしたんだ。
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262 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:35:52 ID:Xo.qOngc0
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lw;´‐ _‐ノv
それで、角を曲がって、もう田んぼが見えると所まで来たんだけど、そこで何というか、こう、違和感を感じたんだ。
田んぼに近づくにつれてだんだんその違和感の元が何なのかはっきりしてきた。田んぼ――、いや、正確にはそこに植えてあるイネが夜だということを含めてもやけに黒いんだ。それに葉の幅も妙に広く見える――。
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263 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:36:55 ID:Xo.qOngc0
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lw;´‐ _‐ノv
イネに何かあったと思った私は田んぼまで急いで走っていった。
田んぼの畦まであと数歩という所でね、近くに雷が落ちたんだ。
その稲光で一瞬辺りが照らされた時にね、私は見てしまったんだ―――
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264 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:37:46 ID:Xo.qOngc0
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lw;´ _ ノv
――――――田んぼ一面に植えられたほうれん草を――――――
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265 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:40:02 ID:Xo.qOngc0
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lw´‐ _‐ノv どうだい?中々怖い話だったろう
('A`;) いや、えーっと、そのー
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266 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:40:58 ID:Xo.qOngc0
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('A`;) あなたは一体、どちら様でしょうか?
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|/ ヽ [_[] |
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|lw´‐ _‐ノv ('A`;) )| .|
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|wvし'jv ゙ ̄ )__( |
('A`;)
lw´‐ _‐ノv
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267 名前:名も無きAAのようです[sage] 投稿日:2015/08/10(月) 00:41:43 ID:Xo.qOngc0
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黒い田んぼ…のようです
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黒い田んぼ…のようです