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547 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/16(日) 19:13:12 ID:coGp0Dd.0
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lw´‐ _‐ノv「夜の蜘蛛は親に似ていても殺せっていうじゃん」
(,,゚Д゚)「ですねぇ」
lw´‐ _‐ノv「実際出来る?」
(,,゚Д゚)「難しいですねぇ」
lw´‐ _‐ノv「私でも?」
(,,゚Д゚)「先輩似の蜘蛛なら躊躇なくいける気がするッス」
lw´‐ _‐ノv「酷い!私はうら若い乙女なのよ!」
(,,゚Д゚)「くそぉ…こんな性格なのに女ってこの世はどうなってんだよ」
[ (,,゚Д゚)笑顔は本来…のようです]
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548 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/16(日) 19:14:08 ID:coGp0Dd.0
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lw´‐ _‐ノv「まぁ私は蜘蛛になんかならないけどね」
(,,゚Д゚)「ぜひならないでほしいッス」
lw´‐ _‐ノv「[恐怖!蜘蛛女!]とか嫌でしょ」
(,,゚Д゚)「え、映画でも撮るの!?」
lw´‐ _‐ノv「昔B級ホラーであったよね」
(,,゚Д゚)「あれはひどかった」
lw´‐ _‐ノv「あれが私だったら」
(,,゚Д゚)「SANチェック必要ですね」
lw´‐ _‐ノv「美しすぎる意味でか」
(,,゚Д゚)「ホラー的な意味でだバカ野郎」
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549 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/16(日) 19:15:00 ID:coGp0Dd.0
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夜。
(,,゚Д゚)σД「つーたんは俺の嫁っと…」prrrrrrrrrr…
(,,゚Д゚)「む?モララー?」
(,,゚Д゚)】「どしたモララー?」
(;・∀・)】「どしたじゃねえよ!シュール先輩が、先輩が!」
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550 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/16(日) 19:15:43 ID:coGp0Dd.0
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(,,゚Д゚)】「シュール先輩が、刺された…?」
(;・∀・)】「あぁ…基地外に襲われて、先輩俺をかばって」
( ;∀;)】「タカラ!俺どうすれば…」
(;,,゚Д゚)】「と、とりあえおちつけ!救急車だ!救急車呼んでお前は応急処置を…」
俺の指示で先輩は病院へ運ばれたものの、時すでに遅く先輩はそのまま帰らぬ人となってしまった。
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551 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/16(日) 19:16:25 ID:coGp0Dd.0
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葬儀
lw´ _ ノv
先輩は普段姿からは考えられない物も言わない静かな姿になっていた。
川; -;)「うぅ…シュールゥ…シュールゥ…」
ノハ;凵G)「シュー姉ぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
遺族達は声を上げて泣いていた。
( ;∀;)「畜生!畜生!先輩ぃ!」
モララーも、誰もが先輩の為に涙を流していた。
だが俺は泣けなかった。
確かに悲しかった。明日から先輩の笑顔を見れないと言うのは寂しかった。
しかし。
俺にはそれ以上の怒りが湧いてきた。先輩を、ここにいる皆をこんな思いにした奴が憎かった。
(,,Д)「…先輩」
安心してください、先輩。
俺の足元に蜘蛛が張った。無意識に踏み潰し、踏みにじった。
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552 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2015/08/16(日) 19:17:34 ID:coGp0Dd.0
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その時自然に顔が満面の笑みと化した。
(,,^Д^)「貴方の仇を取るまではこの笑顔は崩しませんから」
踏み潰された蜘蛛は何やら悲しそうな雰囲気を醸し出した。
…その後しばらくして一つの猟奇殺人が起きるのはそう遅くない事実である。
[ (,,^Д^)笑顔は本来…のようです]
(
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i フッ
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