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810 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:14:11 ID:WWIzqrCQ0
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.,、
(i,)
|_|
四十本目
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811 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:15:56 ID:WWIzqrCQ0
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2014年8月9日、朝7時のアラームが鳴る直前…
僕はいつもと違う携帯の振動で目が覚めた。
ぶーん、ぶーん、ぶーん…
( -ω-)「……お」
眠気から解放されつつも、
音が鳴り止むまで放っておくつもりだった。
誰だろう…こんな時間に。
いつもと同じように目を覚まさないと、
きちんと寝た気になれない。
ぶーん、ぶっ ーー ……
( -ω-)「……」
しめしめ。
鳴りやんだ事を確認して、そこではじめて携帯に触る。
デジタル時計はAM6時55分を表示していた。
そして、一通の着信と留守電のマークも。
( ^ω^)「……」
このような事は僕の日常で滅多にない。
記憶の限り…
嫌な知らせの他ない。
.
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812 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:17:09 ID:WWIzqrCQ0
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数時間後、僕の姿は惨めを晒していたと思う。
いい歳した大人が、妻の前で憚らず涙を流した。
ξ゚听)ξ「ねえ、どうしたの? なにかあったの?」
ツンの問い掛けにしっかり答えようにも、
言葉にしようとしただけで溢れる涙…
それを堪えきれなかった。
( ;ω;)「……ど、ど…」
僕は友達が多くない。
その代わり、誰よりも厚い友情に恵まれていたと思った。
年末年始はもちろん、
3ヶ月に一度はどこへでも集まって遊んでいた。
3ヶ月前の2014年5月26日もそんな日だった。
僕の用事が済み次第ではあれど、
二人で初めて入る焼き鳥屋さんで
旨いお酒と旨い肴に喜びを分かち合って
別れた。
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813 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:18:43 ID:WWIzqrCQ0
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それなのに ーー
ピーッ
『……内藤ホライゾンさんの番号でしょうか』
『はじめまして、ドクオの父です』
『昨日ドクオが亡くなったので…お電話しました』
ーー それが、僕が初めて聞く
彼の嫌っていた父親の声だった。
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814 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:19:59 ID:WWIzqrCQ0
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電話の翌日。 当日は台風だった。
メモに走り書きした住所を便りに僕が向かった先は、
かつて共働きの両親の代わりに僕の面倒を
見てくれたバーチャンが亡くなった時と
同じ火葬場だった。
タクシーを降りてすぐに屋根のある場所に
立ったはずなのに、もう喪服の足元が
びしょ濡れになる。
等間隔に並ぶ待合室。
故人を見送る一族の名前。
それを頼りながら案内所で確認し、
建物二階にある小さな部屋の引き戸を開けた。
( ^ω^)つ| スゥ…
そこにいた黒ずくめの人々が、
一斉にこちらを見やる。
誰だろう? …そんな顔だ、だが無理もない。
一番近くに立っていた厳しい顔の男性に
僕がドクオの友人であることを告げると、
瞬間その男性は哀の表情に破顔した。
「ホライゾン…ブーンさん、私が、
私がドクオの父です」
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815 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:20:56 ID:WWIzqrCQ0
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その場に集まった人数はそう多くはなかった。
理由が理由だから仕方なく、かといって東北や関西などに住む家庭もあった。
ひとり一人が律儀に話し掛けてくる。
突然現れた僕に無関心な人は居なかった…
彼の一族における親戚付き合いは
薄情な僕の一族とは真逆で密接に感じられた。
でも、それは少しだけ、
ーー 招かれた立場からすれば傲慢だが、
本当に少し、窮屈とも思った。
同時にそれはドクオが彼らに感じる事でも
あったのかもしれない…、
僕達はそれほど似ていたと思う。
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817 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:23:54 ID:WWIzqrCQ0
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棺を前にして火葬場でお経をあげながら、
僕を除く全員がお坊さんに合わせて
南無阿弥陀仏を唱える。
僕はそのメジャーたる部分しか分からず、
皆が唱える言葉を心のなかだけで復唱する。
周囲と…そして自分が洩らす嗚咽に紛れて
二年前の事をふと思い出した。
( A )『俺んち…仏教の○○宗らしい』
( ^ω^)『今頃知ったのかお?』
( A )ノ□ 『うるせー。だからこそ学ぶべく
これをさっき買ってきたんだぜ!』
( ^ω^)
つ□ 『どれどれ』
【もしもリアルパンクロッカーが仏門に入ったら】
( ^ω^)
つ□ 『このチョイス…お前アホかお』
(; A )『いや、まて! 意外と面白いぞ!』
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818 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:24:46 ID:WWIzqrCQ0
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その時借りたその本は確かに面白くて、
底辺高校出な僕にも分かりやすかった。
でもそれは、ドクオの母が癌で亡くなる
一ヶ月前の出来事だった……。
彼はうすうす感づいていたのかもしれない。
カーチャンの調子が良くない…
当時のそんな相談を、
僕は「這ってでも病院連れていけ」と
アドバイスして、結果発覚した。
( A )『サンキューな、後は俺の問題だから…』
そういった数日後、ドクオは仕事を辞めて
カーチャンの通院と入院中の世話をした。
カーチャンの骨をお墓に持っていった日、
ドクオはどんな気持ちだったのだろう…。
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819 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:25:33 ID:WWIzqrCQ0
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…気が付くと僕の嗚咽は一段階大きくなった。
くだらない本だったな、なんて思いながら
彼の棺は炎の中へと運ばれていく。
ドクオの親族全員が泣き叫んでいた。
その最後尾で、
僕だけが声を殺して泣き笑っていたと思う…
壮大なドッキリだとしか思わなかったから。
( ^ω^)「ほら、早く起きないと焼けちゃうお?」
( ^ω^)「……もはや20分経過。
あーこれはもうダメかもわからんね」
テーブルに並べられた食べ物がすべてゴミに見えた。
なんでドクオの葬儀に自分がいて、
これを口にしなきゃいけないのか理解できないまま…
一般的礼儀のつもりで一口食べた。
なんの味もしない。
なんの意味も感じられない。
僕はいわゆる礼儀…マナーが嫌いだった。
モラルと違って、形骸化したそれは
声高らかにどや顔をするのが嫌いだ。
会社ではスーツ、言葉遣いは私、
御社、弊社、身内は呼び捨て、
香典は立場によって額が変わります、
注ぐときのビール瓶はラベルを上に向けて、
逆手に持つのはいけません?
…出来なかったら誰か死ぬの?
どれもイケナイコトだと知らなければ
何一つとしてひっかかりのない事項ばかり。
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821 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:27:11 ID:WWIzqrCQ0
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そのあとはドクオが骨になるまで…
彼の父や姉と並んで座り、話をした。
ずっと僕を隣の席に迎えてくれて、
ドクオの話をせがんでいた。
でも親戚を差し置いて家族の席に座るのは
さすがに抵抗があった。
( ^ω^)(…僕は他人なのに)
ーー わかってる。
彼らは僕ではなく、その後ろにいる
ドクオの影を見ていることくらい。
でも生憎と僕は記憶力が悪かった。
小学五年生の頃、意地悪な先生が配った
忘れ物ノートという物がある。
皆がせいぜい30を数えるところを
僕は一年で154個という記録を打ち立てている。
当時、皆が僕をバカにした。
先生も僕をぞんざいに扱った。
ーー でも六年になって地方から転入してきた
ドクオだけが違う感想を述べた。
( A )『お前すげーな、俺もやってみるぜ』
とはいえ結果、六年生のドクオは104個。
対する僕と言えば232個という圧勝に
( A )『怖いもん無しだなお前ww』
( ^ω^)『親もご飯作ってくれなくなったおww』
と、笑い合った。
…僕はもうそれ以来、
母親の作ったご飯を食べる事は出来なくなる。
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822 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:28:55 ID:WWIzqrCQ0
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焼き終わったドクオの骨は比較的多かった。
係りの人は
「若い方は特にですが、
よほど丈夫だったんですね」
と話していた。
( ^ω^)(骨と皮だけで出来てるような
奴だったしな)
二人一組で骨を拾い、骨壺にドクオを
納めていく。
たった一人参列していた僕が戸惑っていると
恐らくは僕より若い男性が
「…よろしければご一緒に…」
と、会釈して声をかけてくれた。
それなのに、
パキッ
…と、音をたてて僕の掴んだ部分が折れた。
他の皆はそんな事もなく平然と済ませたのに。
( A )『うひひwwざまあwww』
そんな声が聴こえるようだった。
(# ^ω^)「…死んでもそれかお」
僕は平然を装おってもう一度、
今度こそドクオの残骸を骨壺に納める。
大人しくしろ、こんなときくらい…
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823 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:31:27 ID:WWIzqrCQ0
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結局、ドクオの骨はそのままでは壺に
収まりきらなかったために、
係りの人がさりげなく潰していた。
僕にはそう見えた。
こんなとこでまで
はみださなくていいだろう?
…挨拶を終え、タクシーで帰ろうとした僕を
ドクオの父、姉が引き留めた。
「ぜひお食事もご一緒にお願いします」
…その時の彼らの瞳は虚ろだった。
僕は人の眼を見てから話す癖がある。
でも、すぐに反らす。
最初は全然顔も見ないのに、慣れてくると
眼をじっと見てくるドクオとは対称的に。
喪主を先頭に、マイクロバスに載って
会食の場に移ると
二人に挟まれた。 …正面には骨を拾った
先の男性。
歳もそれほど離れていない従兄だと知った。
喫煙所で時間を共にする他の親戚も
皆一様にドクオという人間を知っていた。
これほど故人を知る親戚付き合いが
この世に存在するのかと驚くと同時に、
少しだけ僕の中には変化が訪れる。
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824 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:32:41 ID:WWIzqrCQ0
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ドクオとはいつからのお友達?
( ^ω^)「小学六年生のはじめに
彼が引っ越してきた時からだお。
皆と同じ輪で話してても、
少しおどおどしてた時の顔も憶えてるお」
ドクオって学校でどんな子でした?
( ^ω^)「へっへっ屁が出た五秒後♪
って唄って授業中にめっさ怒られてたお。
クラス全員から」
いつも何して遊んでたの?
( ^ω^)「子供の頃はドクオの家で
ゲームしてたお。隣の部屋で、ドクオの
カーチャンがニコニコしてたお」
大人になったら遊びも変わるでしょ?
( ^ω^)「初日の出を見るために
真夜中の山を登って、アイツがガスコンロで
お茶を沸かして少し周りが燃えたお。
すごい怒られたけどアイツのせいだお」
( ^ω^)「僕の好きなバンドのライヴに行くから誘って、アイツのバイクで2ケツ
してったんだけど…
僕がチケット忘れて説教&片道一時間を
しなくてもいい往復させたり」
( ^ω^)「二人で旅行もしたお!
レンタカーで高原ど真ん中のペンションで飯食って…そこにいた大型犬の名前を
僕が憶えられなくて何度も聞いたから
ドクオがぶちぎれたり…」
( ^ω^)「三日目には豚丼を食うか刺身を食うかで大喧嘩だお! 結局別行動して
二人で好きなもの食べて飛行機で帰ったお」
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825 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:34:15 ID:WWIzqrCQ0
-
( ^ω^)「居酒屋でトイレに行くとき
ラフレシア摘みにいくのか?って聞いたら…
花を摘むのと奴隷を選ぶのと何が違う!
って怒り出してそこはもう出禁ですよ」
( ^ω^)「僕の作った焼豚をあげたら
その場で完食したり…あ、それは秋葉原の
道路のど真ん中でなんですけど」
( ^ω^)「アイツが株をやりだして
年収いくら?って聞いたら3万ww
馬鹿にして僕がやったら年収1万とかww」
( ^ω^)「他にもたくさんあるお!」
ドクオの家族は黙って聞いてくれた。
ゲームの話はさすがにきょとんとしていたが
それ以外の思い出は伝わったのだろう。
だから、
姉さんが
「ドクオのこと色々憶えてくれてるんだね」
…って、
僕に向かって泣きながらそう言ったから ーー
.
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826 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:35:25 ID:WWIzqrCQ0
-
( ;ω;)
僕も泣いたんだ…
.
-
827 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:36:09 ID:WWIzqrCQ0
-
巷ではこんな事を言うと
ホモくせえ、とか
きめえ、とか
言うかもしれないお。
.
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828 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:37:02 ID:WWIzqrCQ0
-
でも、
僕にとってはドクオは家族だったお。
親も知らない僕を知ってるし、
僕も貴方達が知らないアイツを知ってる。
ドクオが通った高校、大学、会社。
どんな生活をしていたのか、
どんな知り合いがいるのか、
ドクオが出くわした事件、トラブル。
その時何を思ったのか、
誰に何を思ったのか、
( ;ω;)「きっと僕以上に…
ドクオを知ってる奴は居ないお」
なのに、何故死んでしまったんだろう…
.
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829 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:37:57 ID:WWIzqrCQ0
-
その日の夜、僕はドクオの家にお邪魔した。
玄関までという約束をして、
手持ち無沙汰に待っていると父親が一枚の
紙を持って出てきた。
「……これがアイツの遺書です。
君のことが書いてあったから連絡できたんだ」
そう、
ドクオの死の理由は自殺だった。
( ^ω^)「……すみません」
父親に礼を述べ、
無意識に震える手でなんとかその紙を読む。
.
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830 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:39:11 ID:WWIzqrCQ0
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《2014年8月2日、私は死にます》
( ^ω^)つ□
「検死の結果だと…8月5日に死んだって」
《借金、なし…金銭の貸し借り、なし…》
( ^ω^)つ□
「金のことなんて書くくらいなら」
《長い間お世話になりました、ありがとう》
( うω^)つ□
「もっと…私達に言うことがあるのにね」
《ブーン へ。》
( ω )つ□
-
831 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:40:48 ID:WWIzqrCQ0
-
《長い間、借りてばっかりでごめんな》
.
-
832 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:43:06 ID:WWIzqrCQ0
-
僕はもう感情をおさえられなかった。
わんわんと泣いた。
一番哀しいのは家族だ!
でしゃばるな!
…そう言う人もたくさんいるだろう。
だったら言わせてもらう。
僕はその権利がある。
哀しさなんて測れる人がいるのか?
それは神か? 仏か?
悪魔すらそんな傲慢なこと言うものか。
育ての親のバーチャンが死んだ後からずっと
僕の家族はもう、
ドクオとツンしかいなかったのだから。
( ;ω;)「……」
こうして、僕の家族はまた一人居なくなった。
.
-
834 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:46:12 ID:WWIzqrCQ0
-
ドクオが他人や世間に怒るときの
口癖があった。
(# A )『どいつもこいつも…
自分のケツは自分で拭けよ、
バァーーーカ!』
( ;ω;)「…お前もじゃないかお」
人様の家でむせび泣く僕も、
お前の父親も、姉も、
こんなに頭がごちゃごちゃになる。
遺された人間がどれだけ哀しいか。
どれだけ気を揉むか。
どれだけ答えのでない後悔で
自分を責めるのか。
どれだけお前のケツを拭いているのか…
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835 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:47:13 ID:WWIzqrCQ0
-
(# ゚ω゚)「あの世で反省しろ
バーーーーーーーーーーーーーーーカ!」
.
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836 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:47:58 ID:WWIzqrCQ0
-
.
-
837 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:49:19 ID:WWIzqrCQ0
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('A`)「……」
('A`)「……」
('A`)「もうすぐお盆だな」
('A`)「……」
('A`)「お、夏の百物語もあったか」
('A`)「……」
('A`)「間に合うか、俺の死に様?!」
('A`)「i can fry!!」
( ^ω^)「…どうせこんなんだお」
( ^ω^)「あーあ、もう少し待てば
お前の好きな漫☆画太郎改名のニュースが
読めたものを…」
( *゚ω゚)「それよりも…間に合ったお、
お前のお望みの百物語に!ガハハ!」
.
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838 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:50:31 ID:WWIzqrCQ0
-
僕は帰宅してから…
部屋の片隅に、
割り箸を刺したキュウリを置いといた。
ーー え、普通はナスも置くって?
おかしいって?
でも僕とドクオの間には
そういう上辺だけの常識はいらない。
それに、そもそもナスはあの世から
こっちに来るためのお供え物だ。
ちゃんと成仏するまではお断りである。
(
)
i フッ
|_|
晒し者は誰ですか?見付けにくい人のようです
(了)
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840 名前: ◆WE1HE0eSTs[] 投稿日:2014/08/16(土) 22:53:35 ID:WWIzqrCQ0
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※本来、キュウリでこちらにきて
ナスで帰ります
バカボンの歌のように誤って覚えないようご注意ください