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745 名前：名も無きAAのようです[] 投稿日：2014/08/16(土) 19:32:17 ID:/aJLUCfwO
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.,､
（i,）
|_|
( <●><●>)中身を知りたいようです
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747 名前： ◆LxJQUO3dIo[] 投稿日：2014/08/16(土) 19:33:10 ID:/aJLUCfwO
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男が目を覚ますと、そこは真っ白い部屋だった。
壁も、天井も、床も、全てが白い。そんな殺風景な空間に男はいた。
出口やドアらしき物は見つからない。
しかし、部屋の真ん中に、箱が一つ。
真っ赤な、少し黒い、血のような赤い箱。
真っ白い空間の中で一際異彩を放っていた。
( <●><●>)
( <●><●>)「…この箱に何かあるのはわかってます」
男は箱に手を伸ばす。
箱に手を付け、一旦止める。
(；<-><->)「迂闊に開けて何かあったら怖いのもわかってます」
とりあえず男はすることも無いので眠りについた。
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748 名前： ◆LxJQUO3dIo[] 投稿日：2014/08/16(土) 19:34:18 ID:/aJLUCfwO
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男が目を覚ますと、やはりそこは白い空間だった。
そしてやはりぽつんと佇む赤い箱。
( <●><●>)
気にならないと言えば嘘になる。
中身が知りたい男はもう一度手を伸ばした。
グシャッ…グチョッ…
箱の中から気味の悪い音が聞こえる。
(；<○><○>)
男は驚いて手を止めた。
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749 名前：名も無きAAのようです[] 投稿日：2014/08/16(土) 19:35:40 ID:/aJLUCfwO
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( <●><●>)
男は滅入っていた。
中身が気になってしょうがないからだ。
気になって眠れないからだ。
あの音は何なんだろう。
( <●><●>)「もう我慢の限界なのもわかってます…」
男は深呼吸し、箱に手を付けて
(#<●><●>)「オープン！」
勢いよく開けた。
(；<●><●>)
その瞬間、男の視界は赤く染まった。
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750 名前： ◆LxJQUO3dIo[] 投稿日：2014/08/16(土) 19:37:07 ID:/aJLUCfwO
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(´･ω･`)「好奇心は猫を殺す。そんな言葉があります。過剰な好奇心は身を滅ぼす。
箱の中身や、男はどうなったかは皆さんの目でお確かめ下さい。
…まあ、無事かどうか、保証はしませんがね」
（
）
i ﾌｯ
|_|
( <○><○>)中身を知りたいようです
