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614 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2014/08/16(土) 02:20:18 ID:/aJLUCfwO
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(i,)
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二十六本目
( ゚д゚ )神様と願い事のようです
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615 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2014/08/16(土) 02:21:11 ID:/aJLUCfwO
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嘘のような本当の話だ。
今日も仕事で疲れて家に帰るとね、
川 ゚ -゚)「あ、頂いてます」
見知らぬ女が飯を食っていたんだ。
( ゚д゚ )「どなたですか」
川 ゚ -゚) 「神様だ」
ハハッワロス。
( ゚д゚ )「1、1、0と」
川 ゚ -゚) 「まあ待て」
するとね、僕はなぜか不思議な力で壁に叩きつけられたんだ。漫画とかでよくあるけど、あれって結構痛い。
「おい、うるせえぞ!」
( ゚д゚ )「あっ…すいません」
川 ゚ -゚) 「おわかりいただけただろうか」
そんな心霊特番のナレーションの決まり文句をほざく自称神様。
( ゚д゚ )「人じゃないってのは分かりましたよ…」
川 ゚ -゚) 「おかわりいただけるだろうか」
やらねえよ。
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616 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2014/08/16(土) 02:22:24 ID:/aJLUCfwO
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( ゚д゚ )「で、何しに来たんですか、神様(笑)」
川 ゚ -゚) 「(笑)は余計だよサラリーマン君」
…?僕は職業なんて言ってない。
そしておかわり食べるな。僕は出してないし出すとも言ってない。
川 ゚ -゚) 「まあ話して行くとだな」
川 ゚ -゚) 「ズバリ君毎週のように神社行ってるだろ」
( ゚д゚ )
川 ゚ -゚) 「こっちを見るんじゃない。…それでだ」
川 ゚ -゚) 「あまり平日に神社に来る人もいないこのご時世に君のような人間は稀だからね、特別に君の願いを叶えようと思うんだ」
( ゚д゚ )
川 ゚ -゚)「だからこっちを見るんじゃない」
訳が分からない。なんで知ってるんだ。もしかしてこいつ本当に神様なのか?
川 ゚ -゚) 「では君のここ最近願っている事を当ててみよう」
川 ゚ -゚) 「童貞卒業」
(うд⊂)「…とりあえずあなたが神様って事は理解しました」
川 ゚ -゚) 「なるべくおとなしいメガネっ娘年下彼女」
( うд;)「もう勘弁してくれ」
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617 名前: ◆LxJQUO3dIo 投稿日:2014/08/16(土) 02:23:48 ID:/aJLUCfwO
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( ゚д゚ )「…いきなり願い叶えるとか言われても思い浮かばない」
川 ゚ -゚) 「まあそうだろうな」
(*゚д゚ )「あの…童貞卒業とかそんなん駄目でしょうか」
川 ゚ -゚) 「無理無理、神様でも出来ない事がある、ついでに君には一生恋人が出来ない」
( ゚д゚ )
川 ゚ -゚) 「こっちみんな」
流石神様の言う言葉だ。神ってだけでも説得力がある。納得したくないけど。
( ゚д゚ )「金とかいっぱい貰ってもきっと使いきれる自信がない」
川 ゚ -゚) 「そりゃ見るからにそんな顔だもんな」
他人から見て自分の顔はどんな顔に見えてるのだろう。「こっちみんな」と言われる度にそう思う。幸薄そうな顔なのだろうか。
( ゚д゚ )「………」
川 ゚ -゚) 「欲しい物とか無いのか?」
欲しい、物?
( ゚д゚ )「彼女以外で?」
川 ゚ -゚) 「以外で」
( ゚д゚ )「……」
川 ゚ -゚)
( ゚д゚ )「…話し相手」
川 ゚ -゚) 「賄い付きだぞ」
( ゚д゚ )
川 ゚ -゚) 「こっちみんな」
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618 名前: ◆LxJQUO3dIo 投稿日:2014/08/16(土) 02:24:53 ID:/aJLUCfwO
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(
)
i フッ
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( ゚д゚ )神様と願い事のようです