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252 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:07:34 ID:RU0Us0Ho0
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(i,)
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電車の中で、のようです
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253 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:08:51 ID:RU0Us0Ho0
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ミセ*゚ー゚)リ「あっ、電車来た!トソン急いでー!」
(゚、゚トソン「ちょっとミセリ、駆け込み乗車は危ないですって……もう」
ミセ*´ー`)リ「……はー、すずしー。生き返るー」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンは細かいこと気にしすぎだよー。そんなんじゃモテないよ?」
(゚、゚;トソン「んなッ、そういうあなたはどうなんですか、ズボラ女のくせに!」
ミセ*゚ ゚)リ「あれは適度に散らかってるからいいんですぅー。どこに何があるか分かってるし」
(゚、゚;トソン「あれのどこが適度に散らかってるんですか……」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、そうそう。そういえばさぁ」
(゚、゚トソン「なんですか。話題の変え方があからさますぎですよ」
ミセ*; ゚ー゚)リ「それはどうでもいいじゃん!いいから聞いてって」
ミセ*゚ー゚)リ「この前、出掛けた帰りに満員電車に乗ったんだけど、運良く座れてさぁ」
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254 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:10:51 ID:RU0Us0Ho0
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ミセ*- -)リ ウトウト…
『次はぁ、ヴィップぅ、ヴィップぅ。お降りの際はお忘れ物にご注意くださぁい』
プシュー
「いやぁ、混んどりますなぁ」
「これは座れそうにないですねぇ」
ミセ*- -)リ (ん……)
ミセ*- -)リ (お年寄りの方かな……眠いけど、席譲った方g)
「あぁ、ありがとうお嬢さん。大丈夫ですよ」
ミセ*; ゚ー゚)リ (え!?)
「儂らはすぐに降りますから」
ミセ*; ゚ー゚)リ (あ、あたしに言ったんだよね?隣はおっさんとふつーの女の人だし……)
ミセ*゚ー゚)リ (……超能力使える人なのかなぁ) チラ
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255 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:12:14 ID:RU0Us0Ho0
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/ ,' 3 ニコニコ
ミセ*; ゚ー゚)リ (すごい優しそうなおじいちゃんだ!)
ミセ*; ゚ー゚)リ (とても超能力使えるとは思わないよ!)
ミセ*; ゚ー゚)リ(どうしよう、本当にあたしに言ったのかも分かんないし!譲っちゃう!?ミセリ譲っちゃう!?)
ミセ*; ゚ー゚)リ チラ
/ ,' 3 マイリマシタナ、サイキンノコハ
( ´W`) アンナニチイサイコモ キヅカイガデキルトハ
ミセ*゚ー゚)リ (……あれ)
ミセ*゚ー゚)リ(今、小さい子って言ったよね?)
『次はぁ、創作ぅ、創作ぅ。お降りの際はお忘れ物にご注意くださぁい』
ミセ*゚ー゚)リ(あたし、もう立派なJK……)
ミセ*; ゚ー゚)リ「――っ、!」
ミセ*; ゚ー゚)リ「す、すいません!降ります!」
プシュー
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256 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:13:24 ID:RU0Us0Ho0
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ミセ*; ゚ー゚)リ「……はぁ、怖。誰と話してたんだろ」
振り返って見ると、あの席には
*(‘‘)*
*(^^)* ニコッ
こっちを見て微笑む、一人の少女の姿が――
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257 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:14:43 ID:RU0Us0Ho0
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ミセ*゚ー゚)リ「……っていうことがあってさぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「あの子、もしかしたら幽霊だったのかなーって」
ミセ*゚ー゚)リ「で、おじいちゃん達は見える人みたいな?」
( 、 トソン「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……あれ、どしたの?もしかして怖いの苦手だった?」
(゚、゚トソン「……あ、いえ。面白い話でしたよ」
ミセリ、可哀想に。あなたはまだ気づいていないのですね。
私たちがすでに、死んでいることに。
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258 名前:名も無きAAのようです[] 投稿日:2014/08/09(土) 03:15:35 ID:RU0Us0Ho0
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(
)
i フッ
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以上です。お粗末様でした